Titleist(タイトリスト) T350 アイアンを試打しました。
前作(T300アイアン 2021)のポケットキャビティが、中空アイアンに変更されて、別モノに進化しました。
リラックスして、フィニッシュまで一気に振り切れば、あとはクラブが仕事をしてくれます。
ヘッドの重みを感じながらゆったりとスイングすればいい。パワーが無くても高弾道の大きなキャリーになってくれます。
ロフトが立ってるのに、高く上がり、
軽く振ってもぶっ飛ぶ。
打感も改善された。外観デザインは文句なしのカッコ良さに。
飛距離、寛容性、打感、外観デザイン が全部大幅にグレードアップしました。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
Titleist(タイトリスト)
T350 アイアン
/2023年8月発売モデル
【番手/ロフト】
・6番/26°
・7番/29°
・9番/38°
【シャフト】
・N.S.PRO 105T(S) 先中調子
・N.S.PRO 880 AMC(S) 中元調子
・TENSEI AV AM2 RED (S) 中調子 カーボン
【価格 6本セット (6-W)】
¥165,000(税込)
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【試打&評価】T400 アイアン(2022)/より高く,より遠く,超やさしい
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 高弾道でぶっ飛ぶ
- 寛容性がスゴイ
- すべてが大幅に改善された
気になった点もあります
- 他のTシリーズと同一価格になった
(R)シャフト有り。4本セットからOK。30日間返品可能。
タイトリスト T350アイアン はUSモデルがおすすめ!
コンボ・セットも可能です。
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T350アイアンの評価【9.4/10】
【構えやすさ】9.5
セミラージフェース、少し分厚いトップライン、セミグースネック、安心感のある構えやすい顔です。
前作 、前々作 は「これぞポケットキャビティ」っていう感じの初級者っぽい外観が残念だったけど、メッチャカッコいいです。質感が格段にアップ。
【飛距離】9.5
ドライバーのヘッドスピードが40m/s前後をイメージして振ったのに、驚きの飛距離です。
ミート率がまるでフェアウェイウッド並み。
これは飛びますよ!軽く振るだけでいい。
標準的なシャフト長のアイアンの中ではトップクラスです。
【弾道の高さ】9.5
ワイドソールの低重心がボールを高く持ち上げて、高弾道のキャリーになります。
スピン量は少なめ。
クラブが仕事をして高いボールになる感じ。
【つかまり】9.0
フェース・ローテーションがやや控えめながら、オートマチックにつかまえてくれます。
プッシュが出やすかった前作のネガ要素は改善されています。
【操作性】7.0
安定感優先です。
【打感】8.5
軽快な弾きの中にたわみも感じられる、なかなか心地いい感触。随分改善されました。
【やさしさ】10.0
ちょっと軽めのシャフトをチョイスして、ヘッドの重みを感じながらゆったりとスイングすれば、フェース下部でも高く上がり、オフセンターでもぶっ飛びます。
パワーが無くても飛んでくれる。
ロフトが立ってるのに、ノーマルロフト並みに高く上がり、
軽く振ってもロフト以上にぶっ飛びます。
ミスヒットでもキャリーが出るからやさしい。
7番もかなりやさしいが、6番も同じぐらいやさしい。そのおかげでセカンドショットの攻め方が変わります。6番の距離でもグリーンオンを諦めなくていい。
前作(T300アイアン 2021)までのポケットキャビティは、他メーカーにもっといいモデルがあったから、あえて買う理由に乏しかったが、中空アイアンに変更されて、別モノに進化しました。このやさしさは他メーカーのライバルよりも一歩も二歩もリードしています。
打感も改善された。
外観デザインは文句なしのカッコ良さに生まれ変わった。
正直、前作とは比べ物になりません。
なるほど、「T300」が「T350」という新しい名前に変更された理由がよく分かりました。
【総合評価】9.4/10
【総合評価 9.4】
構えやすさ 9.5
飛距離 9.5
弾道の高さ 9.5
つかまり 9.0
操作性 7.0
打感 8.5
やさしさ 10.0
T350アイアン の口コミ
下記の意見も参考にしてください。
「ミートしやすくてぶっ飛ぶ」
ミートしやすくて、ぶっ飛びます。コスリもプッシュも出ません。スチールシャフトも打ちやすいですが、カーボンの方がよく飛びます。
T.Tさん(40代) スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系
「ハイドローになる」
前作は全然当たりませんでしたが、コレは打ちやすいです。よくつかまって高弾道のドローになります。めっちゃ楽ですね。
KUNIさん(54) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系
「UT並みにやさしい」
オフセンターのロスがUT並みに少ないです。よく飛んで超やさしいアイアンですね。コンボでロングアイアンだけでも入れたくなりました。
RYOJIさん(52) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系
シャフトは3種類
標準仕様のシャフトは2種類のスチールと1種類のカーボン。
- N.S.PRO 105T(S) 先中調子
中から先が柔らかくてよくつかまります。モーダス105よりも球が上がりやすい。(S)で42〜46m/sぐらい。 - N.S.PRO 880 AMC(S) 中元調子
ウエイトフロー設計。長めの番手に苦労してる人、短めの番手に安定感が欲しい人にオススメです。(S)で40〜44m/sぐらい。 - TENSEI AV AM(2) RED (S) 中調子
軽量で振り抜きやすい。粘りのあるトルク感。高打ち出しが可能に。(S)で38〜41m/sぐらい。
新しく採用された TENSEI AV AM(2) RED (S) は、パワー不足を補ってくれる。高弾道のキャリーが飛距離を1ランク上げてくれます。
数十種類のシャフトとグリップ、ライ角、ロフト角、長さ、本数までもが自由に選択できます。
タイトリスト Tシリーズアイアン(2023) をカスタムするならUSモデルがおすすめです!
オススメしたいゴルファーは
- 高弾道で飛ばしたい
- 払い打ちするタイプ
- ヘッドスピードは速い方ではない
買い替えなら「下取り割」
試ししてから買うなら「TRY SHOT」
タイトリスト Tシリーズ・アイアン(2023) が安く購入できる。
商品情報
メーカー | Titleist (タイトリスト) |
商品名 | T350 アイアン (2023モデル) |
番手(ロフト) |
|
素材・製法 | Precision CNC Face/高比重タングステン(D18)/Max Impact |
仕上げ | クローム仕上げ |
グリップ | Titleist Universal 360 Grip/口径60/50g |
シャフト |
|
価格 | [6本セット(6-W)]¥165,000(税込) [単品(4,5,W2)]¥27,500 (税込) |
まとめ
タイトリスト T350 アイアン(2023年モデル) は、中空アイアンに変更されて、全ての要素が大幅に進化しました。
ヘッドの重みを感じながらゆったりとスイングすればクラブが仕事をしてくれます。
ロフトが立ってるのに、高く上がり、軽く振ってもぶっ飛ぶ。
打感も改善され、外観デザインは文句なしのカッコ良さに。
初級者から熟練ゴルファーまで、幅広いゾーンにオススメです。
豊富なシャフトバリエーション。