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【試打&評価】タイトリスト T150 アイアン(2023)/やさしさと狙いやすさが進化した

Titleist(タイトリスト) T150 アイアンを試打しました。

マッスルのようなシャープな顔。
打ってみると、やさしい。
このギャップがたまりません。

超難しいアイアンをいとも簡単に打ちこなしているような錯覚をさせてくれるから、いい気分になります。

5番アイアンは、1番手分ぐらいやさしくなった感じがする反面、ショートアイアンはピタピタとキレのあるショットが打てる。
やさしいだけじゃない。緻密なショットも打てる。打感も随分改良された。

前作(T100Sアイアン2021)の長所が凝縮されています。
アスリートがやさしくピンを狙える、満足度の濃い素晴らしいアイアン。

どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。



試打クラブのスペック

Titleist(タイトリスト)
T150 アイアン
/2023年8月発売モデル
【番手/ロフト】
・5番/25°
・7番/32°
・9番/40°
【シャフト】
・Modus3 Tour 120(S) 中元調子
・Modus3 Tour 105(S) 手元調子
【価格 6本セット (5-P)】
¥165,000(税込)(税込)

タイトリスト T150アイアン


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試打を終えた率直な感想は

この3項目が最大のお勧めポイント

  • シャープな顔つきなのに寛容性もある
  • 極上の打感
  • 距離と方向性の安定感が素晴らしい
nao1
Nao
前モデル は長く愛用しましたが、魅力度が1ランクアップされました。試打したらすぐに買い替えたくなりますよ。

気になった点もあります

  • モーダス115が吊るしで購入できなくなった
  • 単品のW(48°),4(22°)がカスタムのみになった
nao1
Nao
モーダス115の代わりにモーダス120が在庫販売されます。重量はほぼ同じですが味付けは随分違います。ウエルカムな人も多いかもしれませんね。単品アイアンの吊るしはありません。カスタムが必須になってしまいました。ちょっとめんどくさいですね、、、

豊富なシャフト
タイトリスト T150アイアン はUSモデルがおすすめ! 
標準仕様は30日間返品可能です。


T150アイアンの評価【9.3/10】

【構えやすさ】9.5

リーディングエッジに丸みがあり、やさしさも漂っているが、基本的に小ぶりでシャープなアスリート顔。
顔だけ見てると、マッスルバックの雰囲気。アスリートが構えやすい顔です。

タイトリスト T150アイアン を構えると

【飛距離】8.5

オフセンターでもよく弾いて、安定した飛距離性能です。
7番で32°としては飛ぶ部類に入るでしょう。

タイトリスト T150アイアン の飛距離

【弾道の高さ】9.0

高く上がります。フェース下部でもまずまずの高さになる。高さは十分です。

タイトリスト T150アイアン のソール

キャビティ内部には前作同様の「マッスルチャンネル」が装備されています。
前作よりもその効果が上がったのか、5番アイアンが明らかに上がりやすくなっています。

タイトリスト T150アイアン のキャビティ部分

【つかまり】9.0

フェースローテーションが少し控えめになった。それでも必要十分なつかまり具合。引っかけのミスが出にくくなった感じ。

【操作性】9.0

ミスに寛容なのに操作性は失われていない。ライン出しも問題なし。縦距離も合わせやすい。操作性は問題なしです。

【打感】9.5

たわみの中に少し弾きが感じられるが、柔らかくて心地いい感触です。スポンジのような軽い打感が解消されている。

【やさしさ】8.5

アスリートゴルファーが、やさしくピンを狙うためにはこんなアイアンが一番いい、、っていうアイアンです。

ショートアイアンの切れ味がアップされ、緻密なショットが打てます。
ロングアイアンは球が上がりやすくなって、飛距離も出る。5番が6番ぐらいにやさしく感じます。
ミドルアイアンはよりミスに寛容になり、方向性が上がった。

前々作(T100S 2020)はT100のロフトを2°立てただけのような感じ。
前作(T100S 2021)は専用設計になり、明らかにやさしさが強調された。
今回名称が変わった T150 は、前作を熟成した完成形です。番手間の距離の差をしっかりと刻めるようになりました。
アマチュア・アスリートゴルファーの泣き所をクラブが助けてくれます。

直進性がアップ。ロングアイアンの球の上がりやすさがアップ。打感が向上。飛距離の安定感が増した。切れ味もある。操作性もいい。なんだか全体重量が軽く感じる、振り抜きやすいバランス。欲しいものがてんこ盛り。贅沢なアイアンです。

タイトリスト T150アイアン の外観

そして、カッコいい。この外観だけでも買い替える理由になってしまいます。

兄弟モデルのNEW T100アイアン はキレキレのショットを求めるツアープロや上級者向けにシフトされた印象です。寛容性や飛距離性能を武器にやさしくピンを狙いたい中級以上のゴルファーには、T150アイアンがお勧めです。

【総合評価】9.3/10

【総合評価 9.3】
構えやすさ  9.5
飛距離  8.5
弾道の高さ  9.0
つかまり  9.0
操作性 9.0
打感 9.5
やさしさ  8.5

nao2
Nao
ミスに寛容なので18ホールずっと調子を保てるような安定感があります。

T150 アイアン の口コミ

下記の意見も参考にしてください。

「私には難しい」

カッコいいですね。こんなアイアンをバッグに入れてみたいですが私には難しいです。

T.Tさん(40代)  スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系

「打感も改善された」

よくつかまって、高弾道のドローボールの安定した球筋になります。前作の抜けたような打感も改善されて文句なしです。

KUNIさん(50代)  スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系

「欠点はない」

高く上がって、よく飛んで、ミスに強くて、操作性もいい。打感もいい。欠点はありませんね。

RYOJIさん(50代)  スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系

シャフトは2種類

標準仕様のシャフトは2種類のスチール。

  • Modus3 Tour 120(S) 中元調子
  • Modus3 Tour 105(S) 手元調子

数十種類のシャフトとグリップ、ライ角、ロフト角、長さ、本数までもが自由に選択できますよ。

タイトリスト Tシリーズアイアン(2023) をカスタムするならUSモデルがおすすめです!

T150の3番(19°)も単品で購入可能。

オススメしたいゴルファーは

  • 操作性や打感を重視する
  • 平均レベルまたはそれ以上のヘッドスピード
  • やさしくピンを狙いたいアスリート

買い替えなら「下取り割」
試ししてから買うなら「TRY SHOT」

タイトリスト T150 アイアン が安く購入できる。

商品情報

メーカーTitleist (タイトリスト)
商品名T150 アイアン (2023モデル)
番手(ロフト/ライ角/シャフト長)
  • 3(19°/61°/39″)※
  • 4(22°/61.5°/38.5″)
  • 5(25°/62°/38″)
  • 6(28°/62.5°/37.5″)
  • 7(32°/63°/37″)
  • 8(36°/63.5°/36.5″)
  • 9(40°/64°/36″)
  • P(44°/64°/35.75″)
  • W(48°/64°/35.5″)
素材Precision CNC Face /高比重タングステン(D18)/Muscle Channel
製法鍛造
仕上げクローム仕上げ
グリップ

Titleist Universal 360 Grip/口径60/50g

シャフト
  • Modus3 Tour 120(S) 中元調子
  • Modus3 Tour 105(S) 手元調子
価格[6本セット(5-P)]¥165,000(税込)
[単品(4)]¥27,500 (税込)
nao2
Nao
6本セットになりました。 前モデルは5本セットで、単品販売の5番が品薄で手に入れるのに苦労しましたね。※3番(19°)はUSモデルのみになります。


まとめ

タイトリスト T150 アイアン は、やさしくピンを狙える寛容性と緻密なショットが打てる切れ味を持ち合わせています。

直進性、ロングアイアンの球の上がりやすさ、飛距離の安定感、打感の向上。どれも素晴らしい。
やさしさと飛距離を求めるアスリートにオススメです。


豊富なシャフト。私もお世話になってます。

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