PING(ピン) i230 アイアンを試打しました。
前作(i210アイアン)よりもさらにブレないヘッドが、よく拾って気持ちよくつかまり、高弾道でピンを刺してくれます。
構えやすい顔、
オフセンターでも心地いい打感、
ミスに寛容、
合わせやすい縦の距離感、
欲しいものが全部ある。信頼できるから安心して狙えるアイアンです。
誰もが認める名器が4年以上の月日が経ち、どんな改良の余地が残されていたのかが楽しみでしたが、
なるほど、、、いいこと尽くし。
世界のトッププレイヤーが迷わず新規導入をしたi230アイアンは、モデルチェンジによるネガティブ要素は一切ありません。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
PING(ピン)
i230 アイアン
/2023年1月発売モデル
【番手/ロフト】
・7番/33°
【シャフト/価格(1本)】
・Modus3 Tour 115 (S) /\30,800(税込)
・N.S.PRO 950GH neo (S) /\30,800(税込)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- ブレない安定感
- 全体重量が軽くて、振り抜きやすい
- 寛容性と操作性の調和が素晴らしい
気になった点もあります
- 大きく値上げされた価格設定
シャフトもグリップもメッチャ豊富なバリエーション!
PING i230アイアン のカスタムはUSモデルがオススメです。
ちょっと距離が欲しいならロフト設定は「Power Spec Loft」がお薦めです。
ピン i230アイアンの評価【9.2/10】
【構えやすさ】9.5
薄目のトップブレードにストレートネックの引き締まった顔。スクエアに構えやすいです。
構えた瞬間に「溝の本数が増えたな~」って思います。ラフからでもスピンが入ってくれそうな安心感があります。
【飛距離】8.5
7番で33°のノーマルロフトにしてはキャリーがよく出てくれます。他メーカーのライバルモデルと比べるとちょっと飛んでる感じ。
ただし、やっぱり飛ばすアイアンではありません。確実に狙った距離だけ飛んでくれる飛距離性能です。
【弾道の高さ】9.5
高速グリーンでも高さでピタッと止められそうな高弾道です。
前作よりも上がりやすくなってます。
【つかまり】9.0
フェースのターンは控えめながら、フェースがブレずに直進方向にしっかりつかまえてくれます。
【操作性】9.0
基本的にミスに強いアイアンは操作しづらいが、小幅の範囲ならちゃんとイメージ通りに操作できます。縦の距離感が合わせやすいのが最大の武器です。
【打感】9.0
ソフトでフェースの弾力性を感じる打感。
バックフェース全面に搭載された「エラストマー・インサート」が芯を外した時の邪魔な振動を取り除き、心地いい感触になります。
【やさしさ】9.0
メディアでほとんど取り上げられませんが、ピンのアイアンは、メッチャ軽いです。
BLUEPRINTアイアン、i59アイアン は他メーカーの一般的なアイアンと同じぐらいの重量ですが、i230アイアン、i525アイアン、G430アイアン、G710アイアン はかなり全体重量が軽い。
ところが、、、この軽さは、フワフワしたり暴れたりタイミングが合わなかったりのネガティブ要素がありません。そこが不思議なのですが、実はピンアイアンのやさしさの一番の要因はこの「軽さ」であると考えます。
軽量なのに合わせやすい、これが打ちやすさの最大のポイントです。
このi230アイアンは、スイートエリアが広いとか、球が上がりやすいとか、方向がブレないとか、ダフリに強いハイバウンスとか、、、基本的な寛容性はトップレベルで、絶対的な振り抜きやすさが他メーカーとの最大の違いです。5番アイアンがちゃんと打てます。
ピンならではの「ハイバウンス」がダフリ防止になってます。
そして、、、基本的にミスに強いアイアンは操作しづらいが、ちゃんとイメージ通りに操作できて、縦の距離感が合わせやすいのが最大の武器です。
ミスに寛容で距離が合わせやすく方向がブレない。信頼できるから安心してピンをデッドに狙えます。
【総合評価】9.2/10
【総合評価 9.2】
構えやすさ 9.5
飛距離 8.5
弾道の高さ 9.5
つかまり 9.0
操作性 9.0
打感 9.0
やさしさ 9.0
i230 アイアンの口コミ
下記の意見も参考にしてください。
「打ちやすいが飛距離は、、」
私でも球が上がるし、時々ナイスショットになります。打ちやすいですね。でも飛距離を考えるとG430アイアンの方が私には魅力があります。
T.Tさん(47) スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系
「前作と大きな違いがない」
打ちやすいし、メッチャ楽です。でも前作と大きな違いは感じません。外観がカッコよくなりましたね。
KUNIさん(55) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系
「球が上がりやすくてスピンが入りやすい」
1番手ぐらい球が高く上がりますね。球が上がりやすくてスピンが入りやすいです。飛距離はノーマルロフトの割にはちょっと飛んでる感じがします。
RYOJIさん(54) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系
シャフトは
吊るしもありますが、カスタムでいろんなシャフトが用意されています。
推奨標準シャフトスペック
【カーボン】
- ALTA J CB BLACK (S)中調子,(SR)中先調子,(R)先調子
- PING TOUR 2.0 CHROME I (S)中元調子
ALTA J CB BLACK は、カウンターバランス効果でヘッドが走り球が上がりやすい。(S)でドライバーのヘッドスピードが39~42m/sぐらい、(SR)で37~40m/sぐらい。
PING TOUR 2.0 CHROME I は、最近人気のアスリート向けカーボンシャフトと同等のクォリティがあります。軽量スチールとカーボンのいいとこどりのような打ちやすさがあります。(S)でドライバーのヘッドスピードが42~46m/sぐらい。
【スチール】
- N.S.PRO 850GH neo (S)中調子
- N.S.PRO 950GH neo (S)中調子
- MODUS3 TOUR105 (S)元調子
- MODUS3 TOUR115 (S)元調子
- DG EX TOUR ISSUE (S200)元調子
シャフトは国内よりも圧倒的に豊富なバリエーション!
人気のスチールファイバーもあります。
PING i230アイアン のカスタムはUSモデルがオススメです。
ちょっと距離が欲しいならロフト設定は「Power Spec Loft」がお薦めです。
オススメしたいゴルファーは
- 高い弾道でピンを狙いたい
- 飛び系は使いたくない
- ある程度フォームが安定している
意外に納期が早い。
PING i230アイアン のカスタムはUSモデルがオススメです。
商品情報
メーカー | PING (ピン) |
商品名 | i230 アイアン |
番手(ロフト) |
|
ライ角(スタンダード・ブラック) | 60.5°(5I)、62°(7I) |
ヘッド素材 | 431ステンレススチール |
仕上げ | ハイドロパールクローム仕上げ |
製法 | 鋳造 |
グリップ | GP 360 LITE TOUR VELVET ROUND |
推奨シャフト | 【カーボン】
【スチール】
|
長さ (7I) | 37インチ |
価格 (1本) | 【カーボン】 ¥33,000(税込) 【スチール】 ¥30,800(税込) (※DG EX TOUR ISSUE は/\33,000(税込)) |
まとめ
PING i230アイアン は、さらにブレないヘッドが、よく拾ってよくつかまり、高弾道でやさしく狙えるアイアンです。
軽量で振り抜きやすく、ミスに寛容。
縦の距離が合わせやすく、操作性もいい。
打感もいい。顔もいい。
欲しいものが全部ある。信頼できるから安心して狙えるアイアンです。
いいこと尽くし。モデルチェンジによるネガティブ要素は一切ありません。
世界のトッププレイヤーが迷わず新規導入をした理由がよく分かりました。
素晴らしいアイアンです。
私も注文しました。
PING i230アイアン のカスタムはUSモデルがオススメです。