FOURTEEN TC-920 FORGEDアイアンを試打しました。
フェースがターンし過ぎずスイートエリアもそこそこワイド。
打感も良いし、操作性も良い。
かっこいいのに、意外にやさしい。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
TC-920 FORGED(フォージド) アイアン
/2019年4月発売モデル
【番手(ロフト)】
・7番(33度)
【シャフト】
・MODUS3 TOUR 105 (S)
番手バリエーションは8種類。(3番〜PW)
TC 920 フォージド アイアンの評価
【構えやすさ】
綺麗な小顔でフェースプログレションの数値は、かなり大きい。グースネックのユーザーが構えると出っ歯に見えるかも。一般的なマッスルバックアイアン以上にストレートなネック形状がターゲットを刺すように構えられる。丸みを帯びたトップブレードがマイルド感を演出しています。
【飛距離】
普通レベルの飛距離性能。飛びすぎるショットは1発も出ない。本来の自分の飛距離でピンを攻められる。
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【弾道】
多めのスピン量の中高弾道。
【つかまり】
このアイアンの設計コンセプトを読むと「長めの重心距離」を掲げているが、フェースが丁度いい塩梅でターンします。つかまりすぎないし、プッシュしにくい。ニュートラルな”つかまり具合”です。私なら「絶妙な重心距離」って掲げたい。
【打感】
芯でとらえると軟鉄鍛造ならではの心地よさを感じる。フェースを積極的にターンするとさらに分厚く感じる。そして、フェースのどこでヒットしてどんな回転がかかっているのか、細かい情報が伝わってくる。素晴らしい打感です。
【操作性】
素晴らしい。ニュートラルなつかまり感なので、右も左も均等に回転を掛けやすい。
【やさしさ】
フェースがターンし過ぎずスイートエリアもそこそこワイドな印象。打感も良いし、操作性も良い。かっこいいのに、意外にやさしい。
でもそれだけではない。
アスリート向けのアイアンは、フェースがターンしやすくて意図的に捕まえやすいモデルが多い。一方、ドライバーのヘッドが大型化され、重心が深く直進性は良くなったが、重心距離が長くなりヘッドが返りにくくなった。
アイアンとドライバーのヘッドの挙動が大きく異なることがゴルフを難しくしていると常々感じます。
「TC-920フォージド アイアン」は、そんな違和感を解消すべく開発されたのかな、、それは重要なやさしさですね。
重心距離が短めのドライバーを使っているなら問題ないかもしれないが、海外メーカーに多く見られる”つかまりにくいドライバー”を使うならこのアイアンはバランスが合うかも。
シャフトは
シャフトは2種類のスチールシャフトが用意されています。
・MODUS3 TOUR 105 (S)
・Dynamic Gold (S200)
こんなゴルファーにオススメ
- つかまり過ぎのミスが出やすい
- 打感にこだわる
- 中級者以上
- 操作性を重視する
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まとめ・総合点
フォーティーン TC-920 FORGED アイアンは絶妙な重心距離設定で、ドライバーとの繋がりがいいアイアンです。
・情報が手に伝わる
・操作性がいい
・柔らかい打感
・つかまり過ぎない
ドライバーとスイングを変えなくていいなら安定した18ホールになりそうですね。
飛距離 7
やさしさ 8
弾道の高さ 8.5
つかまり 8.5
構えやすさ 9.5
操作性 10
打感 9.5