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NEW ゼクシオ プライム アイアン (2017) の試打&評価

DUNLOP(ダンロップ) NEW XXIO(ゼクシオ) PRIME アイアン を試打しました。

本当にシニアゴルファーが楽に打てるアイアンなのか、評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【番手】
7番(29°)
【シャフト】
ゼクシオ プライム SP-900 (SR)カーボンシャフト

バックフェースの青紫とゴールドの組み合わせが、お金持ちゴルファーっぽさを演出してる。ゼクシオプライム のターゲット層は、ゼクシオナイン よりも年齢層が高く、ヘッドスピードが遅め(37m/s以下)のシニアゴルファーです。


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「ゼクシオ プライム」史上最も深・低重心のアイアンだが、本当に楽にボールが上がるのか検証します。

構えてみると

構えてみると、ストロングロフトだが、安心できる顔で、それほど立ってるように見えない。トップブレードは分厚いのに、ポケットキャビティが後方に張り出してるのが分かる。かなりの深重心設計なので、よくつかまえてくれそう。グースネックの懐が深くて、シャンクしないように見えて構えやすい。

打ってみると

打ってみると、よく拾ってくれて高弾道になるが、スウィートスポットが通常のアイアンより低いような感じがする。フェースの下部でボールを持ち上げてくれるから打ち込む必要はない。球筋だけで判断すると、トップしたのか芯でとらえたのか、分からないし、全然変わらぬ飛距離です。

インパクトでフェースが開き気味に入っても自然にスクエアに戻るから、スライサーが飛距離ののロスなく真っ直ぐに打てる。1番手以上飛ぶのは間違いないが、ぶっ飛ぶと言うより、ミスヒットしてもよく飛ぶ。特に薄めにヒットしても飛んでくれるから、シニアの一番多いミスが軽減されるアイアンと言える。

全体重量は軽いのだが、意外にヘッドが効いてるので振り抜きやすい。打感はチタンフェース独特の心地よく弾く感触なので、手首や肘に優しい感じがする。このクラブに操作性を求めるのは酷な話だが、私の技量では低い球とフェードボールは打てないから、つかまった高い球ばかりになる。これほど拾ってくれるアイアンは希少です。

大事な局面でトップして、グリーン手前のバンカーに入れてしまうゴルファーは、劇的に変わるかもしれないです。年齢を重ねてアイアンに自信をなくしたゴルファーが、若い頃のショットが蘇ると思う。

高比重ウエイトのソール形状

高比重のタングステンニッケルウエイトで作られたソールの内部に、さらに高比重のタングステンニッケルウエイトを配置した二重のウエイト構造によって、「ゼクシオ プライム」アイアン史上最も深・低重心設計を実現しました。より楽にボールが上がるようになりました。またフェースの反発エリア拡大とあわせて、よりやさしく、楽に飛ばすことができます。

4本セット(#7~#9、PW)

セット販売が、4本セット(#7~#9、PW)から選べる。ユーティリティの本数を増やす傾向にあるのでとてもありがたい設定です。以前から提言してましたが、アイアンは7番からの時代がやってきました。女子プロもかなりアイアンの本数が減ってきた。8番からの時代も来るかもしれない。
ゼクシオ アイアン が安く購入できる。

シャフトは

ゼクシオ プライム SP-900 カーボンシャフトは、手元側がしなやかにしなり、良くつかまる設計です。硬度は、SR、R、R2 の3種類ある。SRでヘッドスピードが35m/s以上ぐらいかな。非常に軽いシャフトだがヘッドの重みを感じながら振り子のように振ると、それだけで高弾道になる。この軽さなら軸がブレにくいのでシンプルに振るのをお勧めします。

ゆっくりとコンパクトに振るとよく飛んでくれる。しかもマックスの飛距離と変わらない。年齢を重ねると体が硬くなってくるし、肩をしっかりと回すなんて、なかなか出来なくなってくる。永くゴルフを楽しむためには、スイング改造が必要になってくる。

このような軽量シャフトで シンプル&コンパクト なスウィングの方がいいと思う。

まとめ

ダンロップ NEW ゼクシオ プライム アイアンは、軽くてよく拾ってくれるから、バンカー越えでも「あの頃のようにナイスオン」出来る。

・よく拾う
・よくつかまる
・トップしても高弾道でナイスショットになる
・軽くて振り抜きやすい
・ミスに強い

シニアゴルファーも、輝きを取り戻せる!
若い頃のように球が上がってキャリーでナイスオン出来るから、これからのゴルフが楽しくなる。


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【総合評価 8.7】
飛距離  9
やさしさ  10
弾道の高さ  9
つかまり  9
構えやすさ  9
操作性 5
打感 8