DUNLOP SRIXON(ダンロップ スリクソン)ZX5 MK Ⅱ(マーク2)ドライバーを2日間じっくりと練習場で試打した後に、ゴルフ場で2ラウンドしました。
打った球筋を見ると、高反発エリアが1割広くなった効果がリアルに体感出来ました。
計測データを検証すると、よくつかまって、初速が速くて、効率よく飛ばしてくれることが確認出来ました。
素材が前作(ZX5ドライバー)のカーボンクラウンからフルチタンに戻され、飛び、ミスの寛容性、打感、が改善されています。
ある程度スピンが入るからキャリー不足の心配もありません。
どんなクラブなのか、実際に2日間ラウンドした体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価と感想を項目別に解りやすくレビューします。
後継モデルの評価
【試打&評価】スリクソン ZXi ドライバー/文句なしの打ちやすさ ミスにならない
試打クラブのスペック
DUNLOP SRIXON
(ダンロップ スリクソン)
ZX5 MK2(マークツー)ドライバー
/2022年11月発売モデル
【ロフト】
・9.5°
・10.5°
【シャフト】
・Diamana ZX-Ⅱ50 (S)(SR) 中調子/¥79,200(税込)
【ゴルフ場の環境】千葉県内、神奈川県内のコース 最高気温22℃
兄弟モデルの評価はコチラ
【試打&評価】ZX7 MKⅡ ドライバー/思い通りに操作できる
【試打&評価】ZX5 MKⅡLS ドライバー/低スピンで大きな飛び
試打を体験した率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- オフセンターでも高初速のビッグキャリー
- 打感がいい
- 超お値打ちな価格設定
気になった点もあります
- もう少ししっかりしたシャフトも欲しい
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スリクソン ZX5 MK2 ドライバー の評価【9.5/10】
【構えやすさ】9.5
きれいな丸形のクセのない顔。
実際の大きさよりも引き締まって見えるマットな外観。カッコいいです。
フェースラインがシャキッと真っすぐで、スクエアに構えやすく、ターゲットラインにフォーカスしやすい。
【飛距離性能】10.0
試打1日目に、[10.5°× Diamana ZX-Ⅱ50(S)] を使用して、45m/sぐらいで振った時の平均的な測定値です。
キャリーで飛ばすイメージです。
一発の飛びもありますが、オフセンターのロスが少ないから、ミスヒットしても初速が落ちません。
試打データから解った事
下記の表は、試打の2日目に [9.5°× Diamana ZX-Ⅱ50(S)] で、トラックマンで20球測定した平均値です。(レンジボール使用)
スリクソンZX5MK2ドライバー | 9.5°×Diamana ZX-Ⅱ50(S) |
---|---|
ヘッドスピード | 45.6m/s |
ボール初速 | 67.2m/s |
キャリー | 250.4y |
トータル | 268.8y |
打ち出し角 | 13.1° |
バックスピン | 2,696rpm |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.47 |
試打データから解った事は
①オフセンターでも高初速
②9.5°でもよく上がる
③スピン量は平均レベル
④ストレート弾道(9.5°は左のミスが出にくい)
⑤飛距離性能がトップレベル
【弾道の高さ】9.5
吹け上がるほどではないが、ある程度のスピン量が確保されて球がよく上がります。高弾道のストレートボール。
【つかまり】9.0
ややフラットになったライ角。よくつかまるヘッド形状。ちょうどいいつかまり具合で安定したストレートボールが打てます。
【操作性】8.5
操作性は悪くない。小幅な範囲で安心して操作できます。
【打感】9.5
フェースとクラウンがよくたわんで、ゆっくり弾いてるような感触。とっても心地いい打感です。オフセンターでも心地いい。打音も改善されています。
【やさしさ】9.5
45.25インチの少し短めのシャフトと、少しだけ軽くなった全体重量が原因なのか、
「振り抜きやすいなー!」というのが最初の印象です。
前作(ZX5ドライバー)よりも高初速で効率よく飛ばしてくれます。
高反発エリアが1割広くなってオフセンターのロスの少なさはトップレベル。フェースの広範囲でよく反発するのがよく分かります。
つかまりは問題なし。つかまり過ぎは出ません。プッシュの気持ち悪さもない。
イマドキのドライバーは低スピンタイプが主流なのでキャリー不足になりがちですが、球が上がりやすくて、ドロップの懸念もない。
商売ベースで考えると、「カーボンクラウン」の方が「聞こえがいい」から売れやすい感じがする。「後戻り」したような印象があるのに、飛びとやさしさを追求してフルチタンに戻した、ダンロップの真摯な開発にアッパレです。
実際に、前作よりもかなり進化している。素晴らしい決断です。
普段から「スピン量を減らしたい」と悩んでるゴルファーは「LS」を選択した方がいいが、それ以外は誰もが満足できるでしょう。
【総合評価】9.5/10
【総合評価 9.5】
構えやすさ 9.5
飛距離 10.0
弾道の高さ 9.5
つかまり 9.0
操作性 8.5
打感 9.5
やさしさ 9.5
ZX5 MK2ドライバーの口コミ
私と一緒に試打を体験したゴルファーの意見や感想も参考にして下さい。
「振りやすい」
なんだかめっちゃ振り抜きやすいです。これ(SR)で300gぐらいありますが、もっと軽く感じます。飛んで曲がりません。
《T.Tさん(40代) ゴルフ歴10年,スコア90〜99,39m/s,フェード系 サラリーマン・月2ゴルファー》
「ドローで飛ぶ」
よくつかまります。ドローボールが打ちやすくて、全部同じ弾道です。飛距離はエースのステルスと同じぐらい飛びます。
《KUNIさん(50代) ゴルフ歴27年,HDCP12,44m/s,ドロー系 夢はシングルのメタボ・ゴルファー》
「やさしいがスピン量が多い」
このやさしさはすごいですね。高弾道のストレートボールでビッグキャリーになります。ちょっとスピン量が多いので私はLSの方が気に入りました。
《RYOJIさん(50代) ゴルフ歴40年,HDCP3,48m/s,フェード系 学生時代はキャプテン。クラチャンは2位が最高。》
標準シャフトの印象は・レフティは
標準仕様のシャフトは1種類のカーボン。
レフティモデル(左利き用)はちゃんと用意されています。
・Diamana ZX50-Ⅱ (S)(SR)(R) 中調子
標準シャフトの印象は、
中から先が粘りながら走ってよくつかまります。前作よりも少ししっかりした印象。暴れなくなりました。
(S)で41〜46m/s、(SR)で39〜43m/sぐらい。
オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- 一発のぶっ飛びよりも平均飛距離を伸ばしたい
- キャリーで飛ばしたい
- ヘッドスピードは平均前後、またはそれ以上
- ある程度フォームが固まっている
デメリットもあります
- 初級者や極端に非力な人には難しい
- 低スピンで飛ばしたいハードヒッターには向かない(LSタイプの方がいい)
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比較対象となるモデルは
競合するモデルが多いですが、これらのモデルがよく似た性能です。
全体重量、シャフトの硬さ、キックポイントなどが選択のポイントになりそうです。
全部横並びと言ってもいいですが、価格競争力では一歩以上リードしています。
前作との違い・進化した点
- 前作(スリクソン ZX5 ドライバー)と比較すると、高反発エリアが広がった
- 平均飛距離も最大飛距離も上がった
- ミスに寛容になった
- 打感が一段階改善された
- カーボンクラウンからフルチタンに変更された
商品情報 (スペック)
メーカー | DUNLOP (ダンロップ) |
商品名 | SRIXON (スリクソン) ZX5 MKⅡ(マーク ツー)ドライバー |
ロフト | ・9.5° ・10.5° |
ライ角 | 58.5° |
体積 | 460cm3 |
ヘッド重量 | 199g |
総重量(Sシャフト) | 302g |
素材 | フェース:チタン(Super-TIX 51AF) ボディ:Ti811Plus チューニングウエイト(ステンレス:8g) |
製法 | フェース:鍛造 ボディ:真空精密鋳造 |
仕上げ | IP+ミラー+サテン+レーザー |
グリップ | ツアーベルベットラバー360グリップ |
シャフト | ・Diamana ZX-Ⅱ50 (S)(SR)(R) 中調子 オリジナルカーボン |
バランス | D2 |
長さ(インチ) | 45.25″ |
価格 | ¥79,200(税込) |
まとめ
スリクソン ZX5 MKⅡ(マーク2)ドライバーを試打した体験と計測データをもとに、その評価をレビューしました。
打った球筋を見ると、芯を外しても高弾道でよく飛びます。
計測データからは、効率よく飛ばしてくれることが確認出来ました。
高反発エリアが広くて高初速で効率よく飛びます。つかまり具合は問題なし。プッシュの気持ち悪さもない。
球が上がりやすくて、ドロップの懸念もない。
飛びとやさしさを追求してフルチタンに戻って前作よりも飛びと寛容性がかなり進化しました。
スピン量を減らしたいハードヒッター以外は誰もが満足できるでしょう。
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