Callaway PARADYM Ai smoke HL (キャロウェイ パラダイムAiスモークHL) ユーティリティ を試打しました。
U4で芝の上から払い打った弾道を見ると、まるでU6ぐらいの球の高さでしっかりとキャリーが稼げます。
スタンダードモデルとはキャラが全然違って、とにかく高弾道のキャリーが楽に打てる。
アマチュアゴルファーの本命はこっちでしょう。
ミスに強く、直進性はかなり優れている。オフセンターのロスも少ない。つかまり過ぎもプッシュも出ません。
ヘッドスピードが遅くても、フェース下部でも、球が上がってくれる。これは楽。
ライが悪くても高弾道で狙えます。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
Callaway PARADYM Aismoke HL UT
(キャロウェイ パラダイム AiスモークHL) ユーティリティ
/2023年2月発売モデル
【番手/ロフト】
・4H/21°
・5H/24°
【シャフト/価格】
・TENSEI 50 for Callaway(S)(SR) 中調子/¥50,600(税込)
・FUJI MC 70 for Callaway(S) 中調子/¥50,600(税込)
兄弟モデルの評価
【試打＆評価】パラダイム Aiスモーク ユーティリティ／飛距離と寛容性が進化
【試打＆評価】パラダイム Aiスモーク MAX FAST ユーティリティ／軽さが味方になる
試打を終えた率直な感想は
この３項目が最大のお勧めポイント
- 楽に球が上がってくれる
- ミスに強くてキャリーのロスが少ない
- つかまり過ぎない直進性
気になった点もあります
- 吊るしは4H～6Hのみ
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AiスモークHL ユーティリティの評価【9.7/10】
【構えやすさ】9.5
スタンダードモデルよりも若干体積が小さいが、シャローヘッドなので投影面積は大きく見える。
HL(ハイローンチ)モデルとしては小さめだが安心感があります。
【飛距離性能】9.5
試打１日目にTENSEI 50 for Callaway(SR) を使用して、ドライバーのヘッドスピードを40m/sぐらいで振った時の測定値です。
球の高さとキャリーの安定感に驚きです。これは楽ですよ！
オフセンターでも高弾道でよく飛びます。
下記の表は、試打の2日目に FUJI MC 70 for Callaway(S) シャフトを装着して、トラックマンで10球測定した平均値です。
| PARADYM AiSMOKE HLユーティリティ | 4H(21°)×FUJI MC 70 for Callaway(S) |
|---|---|
| ヘッドスピード | 40.0m/s |
| ボール初速 | 58.8m/s |
| キャリー | 198.2y |
| トータル | 207.9y |
| 打ち出し角 | 16.0° |
| バックスピン | 4,108rpm |
| ミート率(SMASH FAC.) | 1.47 |
①オフセンターでもキャリーのロスが少ない
②かなり打ち出し角が高い
③スピン量は多め
④サイドスピンは少なくて直進性が高い
払い打ちでも高く上がり、キャリーの安定感に優れている。
【弾道の高さ】10.0
スタンダードモデルよりもシャフトが長い。その効果もあるのでしょう。
かなり弾道が高い。2番手ぐらい高く上がります。
【つかまり】9.5
ドローバイアスではないが、しっかりつかまります。右のミスは出ません。
【操作性】8.0
低い弾道は打ちづらい。ドローとストレートの打ち分けがやりやすい。
【打感】9.5
フェースのたわみと軽快な弾きが感じらる心地いい打感。
【やさしさ】10.0
U4で地べたから軽く払ってやるとU6ぐらいの球の高さになり、距離はちゃんとU4の飛距離になる。
これだけ高く上がっても球が捻じれないから、どこに飛んで行くのか分からないような不安は一切ない。
硬いグリーンでもキャリーでピンを狙えます。
180ヤード先のピン位置が見えないような打ち上げのショットでも、まるで100ヤードをウェッジで狙うようなショットが打てる。
ヘッドスピードが遅くてもフェース下部でも球が上がってくれる。
直進性はかなり優れている。オフセンターのロスも少ない。つかまり過ぎのミスもプッシュも出ない。
傾斜が気になるライやラフからも打ちやすいし、お助けクラブには最高です。
ロフト調節可能な「アジャスタブルホーゼル」が装備されているから、アイアンやフェアウェイウッドとの繋がりがスムーズになります。
楽に高弾道が打てる。やさしく狙える、やさしいハイブリッドです。
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【総合評価】9.7/10
【構えやすさ】9.5
【飛距離】9.5
【弾道の高さ】10.0
【つかまり】9.5
【操作性】8.5
【打感】9.5
【やさしさ】10.0
オリジナルカーボンシャフトの印象
「TENSEI 50 for Callaway(S)(SR)(R)」は50g台の中調子。
軽い割にはしっかり感がありミート率を上げてくれる。合わせやすくてよくつかまる。いいシャフトです。
(S)でドライバーのヘッドスピードが41〜45m/s、(SR)で38〜42m/sぐらい。
「FUJI MC 70 for Callaway(S)」は70g台の中調子。
スイングの再現性が高い。粘りがあり、タイミングがブレにくくてコンタクトしやすい。安定したショットが打てます。
(S)でドライバーのヘッドスピードが43〜47m/sぐらい。
オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
・芝の上から高弾道が打ちたい
・ミドルアイアンが苦手
・ヘッドスピードは平均前後またはちょっと遅め
・払い打つタイプ
こんな人にはデメリットも
・球の高さを抑えたいハードヒッター
・ライン出しでピンを狙いたい
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競合モデルは
これらのモデルが比較対象になります。
前作との違い・進化した点
・先代モデル(PARADYM X ユーティリティ)はCALLAWAY EXCLUSIVE 取扱店舗での限定発売だったが一般販売になった
・番手バリエーションに8H(33°)が追加された
・球が上がりやすくなった
・ヘッドが1割ほど小さくなった
・さらにやさしくなった
Ai SMOKE HL ユーティリティ の口コミ
よく拾って高く上がってくれます。(SR)が丁度いいです。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
めっちゃ球が高いです。つかまり過ぎないので安心してハイドローが打てます。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
高さが出るしスピンも掛かるので、アイアンの本数が減りそうですね。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
安いのに、さらに割引クーポンもあります。
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商品情報
| メーカー | Callaway Golf (キャロウェイ ゴルフ) |
| 商品名 | PARADYM Ai SMOKE HL UT(HYBRID) (パラダイム AiスモークHL ユーティリティ) (ハイブリッド) |
| [番手(ロフト)] ライ角/体積/シャフト長 | [3H(18°)] 56.75°/118cm3/41.25″ [4H(21°)] 57.5°/111cm3/40.5″ [5H(24°)] 58.25°/102cm3/39.375″ [6H(27°)] 59°/98cm3/38.75″ [7H(30°)] 59.75°/95cm3/38.75″ [8H(33°)] 60.5°/95cm3/38.75″ |
| フェース素材 / 構造 | [3H-6H]カーペンター455スチール /Ai スマートフェース /フォージド・フェースカップ [7H,8H]カーペンター455スチール /Ai スマートフェース /フォージド・フェースプレート |
| ボディ素材 | 17-4 ステンレススチール + ステンレススチールウェイト約14g |
| グリップ | LAMIKIN ST +2 HYBRID CALIBRATE バックライン有り |
| シャフト/価格 | ・TENSEI 50 for Callaway(S)(SR)(R) 中調子/¥50,600(税込) ・FUJI MC 70 for Callaway(S) 中調子/¥50,600(税込) |
まとめ
キャロウェイ パラダイム AiスモークHL ユーティリティは、芝の上から2番手ぐらいの高弾道が楽に打てます。
ミスに強く、直進性はかなり優れている。オフセンターのロスも少ない。つかまり過ぎもプッシュも出ません。
ヘッドスピードが遅くても、フェース下部でも、球が上がってくれる。これは楽。
ライが悪くても高弾道で狙える。お助けクラブにもぴったりです。
”合う合わない”を確認してから購入「TRY SYOT」
買い替えなら「下取り割」がお得！
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