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【試打&評価】タイトリスト TSR2 ドライバー/オフセンターの飛び,構えやすい顔

Titleist(タイトリスト) TSR2 ドライバー をを2日間じっくりと練習場で試打して弾道を測定した後に、ゴルフ場で3ラウンド使用しました。

実際にゴルフ場で打ってみると、構えた時の顔が素晴らしいです。スッキリして構えやすかったです。
そして、ミスした時の曲がり幅が極めて少ない印象を強く感じました。

計測データを検証すると、スピン量が少なくて、オフセンターのロスが改善されていることが確認出来ました。

前作(TSi2ドライバー)と比較すると、構えやすさも打感も直進性も大きく進化しました。

どんなクラブなのか、トラックマンで計測したデータと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、その評価と感想を項目別に解りやすくレビューします。



試打クラブのスペック

Titleist(タイトリスト)
TSR2ドライバー
/2022年9月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10°
【シャフト/価格】
・TSP 310 60 (S) 中調子 45.5インチ/¥88,000(税込)
・TSP 111 50 (S) 先中調子 45.5インチ/¥88,000(税込)

【弾道測定の環境】 東京都内の練習場 晴れ 最高気温 29.5℃
【使用したゴルフ場】千葉県内、埼玉県内のコース
タイトリスト TSR2ドライバー の外観

兄弟モデルの評価

【試打&評価】TSR1 ドライバー/軽量でぶっ飛ばす
【試打&評価】TSR3 ドライバー/安定感が一枚上がった
【試打&評価】TSR4 ドライバー/ターンでつかまえて飛ばす


試打を体験した率直な感想は

この3項目が最大のお勧めポイント

  • オフセンターのロスが圧倒的に少ない
  • 直進性がスゴイ
  • 構えやすくなった顔
nao1
Nao
やさしいです。前作は圧倒的にTSi3の方がアスリートに人気があったけど、今度は分かれるでしょうね。操作性よりも、直進性、寛容性を重視するなら絶対オススメです。スピンも減りました。

気になった点もあります

  • (SR)は軽い方のカーボンのみの設定
nao1
Nao
2種類のオリジナルカーボンの重たい方には(SR)の設定がありません。(Tour S)もありません。シャフトのフレックスが減ったのが残念です。

納期は意外に早い!
タイトリスト TSR2 ドライバーのカスタムは USモデルが断然オススメ!


TSR2ドライバーの評価【9.4/10】

【構えやすさ】10.0

スッキリしました。ゴルフ場で構えやすかったです。
前作はちょっと大き過ぎるかなと思ったけど、ちょうどいい投影面積です。

アスリートっぽさと安心感が融合しました。
誰もが構えやすい顔に戻った印象です。

タイトリスト TSR2ドライバー を構えた時のクラウンの見え方


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【飛距離】10.0

試打1日目にTSP 111 50 (S)を使用して、43m/sぐらいで振った時の平均的な測定値です。

安定感のあるぶっ飛び性能でした。

前作と打ち比べると球が強いのがよくわかります。
特に、オフセンターの反発は全然違いました。

タイトリスト TSR2ドライバー の飛距離を測定したデータ


下記の表は、2日目に TSP 310 60 (S)シャフトを装着して、トラックマンで20球測定した平均値です。(レンジボール使用)

TSR2ドライバー10°×TSP 310 60 (S)
ヘッドスピード46.2m/s
ボール初速67.8m/s
キャリー253.3y
トータル269.2y
打ち出し角14.0°
バックスピン2,375rpm
ミート率(SMASH FAC.)1.47
試打データから解った事は
①オフセンターでも高初速でよく飛ぶ
②10°は弾道がやや高い
③スピン量は少ない
④ミート率が高い
⑤サイドスピンが少ない
⑥芯を食うとキャリーとランでぶっ飛ぶ。

【弾道の高さ】9.0

10°はやや高め、9°は中弾道。
どちらも低スピンのちょうどいい高さです。

【つかまり】9.0

何もしなくても自然につかまってくれました。
フェースのターンは控えめです。スクエアなインパクトでフェースにボールを載せてそのままターゲットラインに押し出す感じ。
ゴルフ場で3ラウンドして、コスリもプッシュは全く出ませんでした。ただし、ターンさせてもドローが掛かりにくい点は気になりました。

【操作性】8.5

小幅な範囲なら逆球を心配せず操作できるが、直進性優先です。

【打感】9.5

よく反発するのに、硬くない。球離れが遅くてフェースのたわみが感じられます。
オフセンターの打感も悪くない。
ゴルフ場でPRO V1 で打つと、打感の改善がより鮮明に体感出来ました。

タイトリスト TSR2ドライバー のソール形状

【やさしさ】9.0

試打した最初の印象は
「真っすぐしか飛ばない。
なんだろうこの安定感は。」
って感心しました。

直進性とオフセンターの反発が大きく進化した印象が強いです。
前作は時々スピンが掛かり過ぎる懸念があったけど、そこも改善されている。

やさしさが向上しただけじゃなく、顔も打感も進化。
やさしけりゃいいってもんじゃない。「やっぱり顔も打感も大事だよ」って納得させられます。

フェースをターンさせながらつかまえたい人やドローとフェードを打ち分けたい人にはTSR3の方がいいが、直進性、寛容性は2段階ぐらいこちらが上です。

【総合評価】9.4/10

【総合評価 9.4】
構えやすさ  10.0
飛距離  10.0
弾道の高さ  9.0
つかまり  9.0
操作性 8.5
打感 9.5
やさしさ  9.0

nao2
Nao
めっちゃたくさん試打しましたが、「ミスしたっ!」と思った球が曲がらずによく飛んでくれます。実際にラウンドするとそんなショットがたくさんありました。スコアアップになります。

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TSR2 ドライバー の口コミ

私と一緒に試打を体験したゴルファーの意見や感想も参考にしてください。

「いい感じでナイスショット」

私でもいい球が打てました。TSP 111 50 (S)は、よくしなってタイミングがピタッと合います。カチャカチャでアップライトにしたらいい感じでナイスショットが打てました。

《T.Tさん(40代) ゴルフ歴10年,スコア90〜99,39m/s,フェード系 サラリーマン・月2ゴルファー》

「TSR3の方が打ちやすい」

ヒール気味に当たりやすく感じます。手首をターンさせる私の打ち方ではTSR3の方が打ちやすいです。でもミスしても曲がらないし、よく飛びますね。

《KUNIさん(50代) ゴルフ歴27年,HDCP12,44m/s,ドロー系 夢はシングルのメタボ・ゴルファー》

「スイングアーク大きくして振り抜く」

安定感がありますね。重たいシャフトで叩くよりも少し軽めのシャフトでスイングアーク大きくして振り抜いた方が打ちやすいです。

《RYOJIさん(50代) ゴルフ歴40年,HDCP3,48m/s,フェード系  学生時代はキャプテン。クラチャンは2位が最高。》

シャフトは6種類・レフティは

標準仕様は2種類のオリジナルカーボンと4種類のTour AD シャフト。
レフティモデル(左利き用)もちゃんと用意されています。

  • TSP 111 50(S)54g(SR)52g先中調子 45.5″/¥88,000(税込)
  • TSP 310 60(S)59g中調子 45.5″/¥88,000(税込)
  • Tour AD DI-5(S)57g中調子 45.5″/¥99,000(税込)
  • Tour AD DI-6(S)65g中調子 45″/¥99,000(税込)
  • Tour AD IZ-5(S)56g中調子 45.5″/¥99,000(税込)
  • Tour AD IZ-6(S)63g中調子 45″/¥99,000(税込)

[改良された2種類のオリジナルカーボン]

・TSP 111 50 は前作の中調子から先中調子になり、よく走るようになった。重量も少しアップして暴れる感じが軽減されコンタクトしやすくなってます。(S)で40〜43m/sぐらい。

・TSP 310 60 は前作の中元調子から中調子になった。前作は打ち急ぐとヘッドが戻りきらず右のミスになりやすかったが、明らかによくつかまるように改善されています。(S)で42〜46m/sぐらい。


120種類以上のシャフト、数十種類のグリップ、
タイトリスト TSR2 ドライバーのカスタムは USモデルが断然オススメ!


オススメしたいゴルファーは

こんな人にメリットがあります

  • 操作性よりも直進性を重視する
  • 弾道のバラツキを減らしたい
  • 余分なスピンを減らしたい
  • ある程度フォームが固まっている
  • 平均レベル、またはそれ以上のヘッドスピードがある

デメリットもあります

  • 手首を使う人はドローボールが出にくい
  • ミスに寛容だが、初級レベルの人には難しい

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比較対象となるモデルは

競合するモデルが多いですが、この3モデルがよく似た性能です。

  1. テーラーメイド ステルス2 ドライバー
  2. キャロウェイ パラダイム ドライバー
  3. ピン G430 MAX ドライバー

標準シャフト・バリエーションの重量やキックポイントなども選択のポイントになりそうです。

どれもよく似た優れたモデルですが、顔や打感や一発の飛距離はTSR2ドライバーが優勢です。

↓このドライバーが1番のライバルです

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テーラーメイド ステルス2ドライバー の外観

前作との違い・進化した点

  • 前作(TSi2ドライバー)と比較すると、圧倒的に構えやすい。
  • 打感が良くなった
  • オフセンターのロスが改善した
  • オリジナル・カーボンシャフトがミートしやすくなった

商品情報 (スペック)

メーカーTitleist (タイトリスト)
商品名TSR2 ドライバー
ロフト
  • 8.0°
  • 9.0°
  • 10.0°
  • 11.0°
ライ角58.5°
体積460cm3
素材チタン
製法鋳造
シャフト/価格
  • TSP 111 50(S) 54g先中調子 45.5″/¥88,000(税込)
  • TSP 111 50(SR) 52g先中調子 45.5″/¥88,000(税込)
  • TSP 310 60(S) 59g中調子 45.5″/¥88,000(税込)
  • Tour AD DI-5(S) 57g中調子 45.5″/¥99,000(税込)
  • Tour AD DI-6(S) 65g中調子 45″/¥99,000(税込)
  • Tour AD IZ-5(S) 56g中調子 45.5″/¥99,000(税込)
  • Tour AD IZ-6(S) 63g中調子 45″/¥99,000(税込)
グリップ

【オリジナルカーボン】
ツアーベルベット・ラバー・360°フラットキャップ(M60)
【Tour AD DI,IZ】
Zグリップ(M60)

nao2
Nao
8°と11°はカスタムになります。


まとめ

Titleist(タイトリスト) TSR2 ドライバーを試打した計測データと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、その評価をレビューしました。

実際にゴルフ場で打ってみると、方向性の良さが実感できました。顔もスッキリして構えやすかったです。
計測データを検証すると、スピン量が少なくて、オフセンターのロスが改善されていることが確認出来ました。

前作(TSi2ドライバー)と比較すると、構えやすさも打感も直進性も大きく進化しました。
操作性よりも、直進性、寛容性を重視してスコアアップを目指すゴルファーにオススメです。


大幅に値下げしました!

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