Titleist (タイトリスト)の「 PRO V1」と「PRO V1x」の2種類のゴルフボール(2023年発売モデル)の違いを計測機を使って徹底的に試打検証しました。
どちらもよく飛び、飛距離の安定感がありましたが、弾道や打感の違いは明らかでした。
どっちが飛ぶ?、どっちが止まる?、どっちが適合する?
さて、どちらを使えばいいのか?
2023年モデルの「PRO V1 シリーズ 2種類」を実際にコースで体験したフィーリングや印象も交えながら、
どれを選んだらいいのか判断するための評価と感想を項目別に解りやすくレビューします。
試打ボール
Titleist (タイトリスト)
- PRO V1 (プロV1)
- PRO V1x (プロV1x)
2023年2月発売モデル
試打を体験した率直な感想は
この4項目が最大の違い
- スピン量は「プロV1x」
- 球の高さは「プロV1x」
- 打感は「プロV1」
- 方向性は「プロV1」
共通のオススメ・ポイントは
- アプローチはどちらもよく止まる
- 飛距離性能はどちらもトップレベル
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プロV1 V1x の計測データから解った事
下記の表は、2種類のボールを①ドライバー ②7番アイアン でそれぞれ10球ずつトラックマンで測定した平均値です。
試打検証データ | PRO V1 | PRO V1x |
---|---|---|
①ドライバーの飛距離 | 269.5y ☆ | 267.9y |
初速 | 67.7m/s ☆ | 67.5m/s |
スピン | 2268rpm | 2388rpm ☆ |
最高到達点 | 34.3y | 37.1y ☆ |
②7番アイアンの飛距離 | 164.3y | 165.1y ☆ |
初速 | 49.8m/s ☆ | 49.6m/s |
スピン | 5366rpm | 5604rpm ☆ |
最高到達点 | 31.3y | 33.5y ☆ |
検証結果を分析すると、、、
①スピン量は「プロV1x」の方が多い
②弾道は「プロV1x」の方が高い
④ドライバーの飛距離は「プロV1」の方が若干よく飛ぶ
⑤アイアンは「プロV1x」の方がミスしてもキャリーが出やすい
⑥どちらも飛距離性能が高い
プロV1 の評価【9.5/10】
【打感】10.0
ドライバーもアイアンも柔らかい。フェース面に吸い付く感触。特にパターで柔らかく感じるのが印象的でした。
【飛距離】10.0
低スピンでよく飛びました。
【弾道の高さ】8.5
風に強い中弾道になりました。
【スピン性能】9.0
ドライバーは低スピン。アイアンはちゃんとスピンが掛かります。
グリーン周りからのアプローチはスピンが掛かりやすくキュキュッと止まりました。
【やさしさ】9.0
サイドスピンが少ないから方向性がいい。
よく飛び、ドライバーの飛距離の安定感がありました。
【総合評価】9.4/10.0
【総合評価 9.4】
打感 10.0
飛距離 10.0
弾道の高さ 8.5
スピン性能 9.0
やさしさ 9.0
「プロV1」が適合するゴルファーは
- 球の高さを抑えたい
- スピンを減らしたい
- 風に強い弾道が打ちたい
- 柔らかい打感が好みでフィーリングを大事にしたい
プロV1x の評価【9.5/10】
【打感】9.5
やわらかさの中に分厚さがあり、打ちごたえのある打感。少し球離れが速く感じました。
【飛距離】10.0
適度なスピンが掛かり、キャリーが出やすい。オフセンターでもよく飛びました。
【弾道の高さ】9.5
上がり過ぎない程度の高弾道になりました。
【スピン性能】9.5
ドライバーはドロップしない程度にちゃんとスピンが入ります。 アイアンはスピンで止められる。
グリーン周りからのアプローチもスピンが掛かりやすかったです。
【やさしさ】9.0
球が上がりやすく、ハードヒッターじゃなくても扱いやすい印象を受けました。
ドライバーの飛距離の安定感がある。アイアンのミスに強いのが体感出来ました。
【総合評価】9.5/10.0
【総合評価 9.5】
打感 9.5
飛距離 10.0
弾道の高さ 9.5
スピン性能 9.5
やさしさ 9.0
「プロV1x」が適合するゴルファーは
- 球をしっかりと上げたい
- 適度なスピンで飛ばしたい
- アイアンのキャリーを求める
- 重厚な打感が好み
まとめ・プロV1 V1xの違い
Titleist (タイトリスト)の「 PRO V1」と「PRO V1x」の2種類のゴルフボール(2023年発売モデル)の違いを計測機を使って徹底的に試打検証しました。
どちらも飛距離の安定感とスピン性能に優れた高性能なボールでしたが、
球の高さとスピン性能と打感の違いは明らかでした。
その違いが、どちらを選ぶべきかの答えになりそうです。
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