Titleist(タイトリスト) TSR1ドライバーを2日間じっくりと練習場で試打して弾道を測定した後に、ゴルフ場で1ラウンド使用しました。
実際にゴルフ場で打つと、振り抜きやすくて、よくつかまるから、楽にプレーできました。
これだけの軽量なのに、スイングプレーンがブレない印象を強く感じました。
計測データを検証するといつもよりもヘッドスピードが上がり、高弾道でよく飛ぶことが確認出来ました。
前作(TSi1ドライバー)も素晴らしかったが、さらにミートしやすくなった。
ライトウェイト設計と空力デザインの効果があの頃の飛距離を取り戻してくれるかもしれません。
どんなクラブなのか、トラックマンで計測したデータと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、その評価と感想を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
Titleist(タイトリスト)
TSR1 ドライバー
/2023年3月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10°
【シャフト】
・TSP120 50 (S)(SR) 中調子 45.75インチ
【価格】
¥88,000(税込)
【ラウンド試打したゴルフ場】千葉県内のコース
兄弟モデルの評価
【試打&評価】TSR2 ドライバー/オフセンターの飛び,構えやすい顔
【試打&評価】TSR3 ドライバー/安定感が一枚上がった
【試打&評価】TSR4 ドライバー/ターンでつかまえて飛ばす
試打を体験した率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 軽さがヘッドを走らせてぶっ飛ぶ
- よくつかまってミスに強い
- ライバルに比べると価格がお値打ち
気になった点もあります
- 大きな進化はない
ポイント還元がスゴイ!
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TSR1ドライバーの評価【9.4/10】
【構えやすさ】9.5
スッキリしたカッコいい顔。
シャローフェース、シャローバック。後方に大きく張り出したクラウン。
ゴルフ場で構えると、やさしそうに見えるのにカッコよかったです。
やさしさの中にタイトリストのテイストがしっかり感じられ、満足度を上げてくれます。
【飛距離】10.0
試打1日目に (S)シャフトを使用して、41m/sぐらいで振った時の平均的な測定値ですが、ヘッドが走るので43m/s以上出てしまいます。
軽く振ってもヘッドが走り、高初速でぶっ飛びます。
気持ちいい飛びでした。
下記の表は、試打の2日目に標準シャフトの(S)で、ヘッドスピードをゆっくり目にトラックマンで20球測定した平均値です。(レンジボール使用)
TSR1ドライバー | 10°×TSP120 50 (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 44.2m/s |
ボール初速 | 65.5m/s |
キャリー | 246.5y |
トータル | 262.5y |
打ち出し角 | 14.8° |
バックスピン | 2,756rpm |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.48 |
①オフセンターでも飛ぶ
②10°の弾道は高い
③スピン量は多くはない
④ドローバイアスが掛かりやすい
⑤ミート率が高い
⑥軽く振ってもヘッドスピードが速くなる
【弾道の高さ】9.0
前作よりも少し高さが抑えられた印象です。高く上がり過ぎる懸念が無くなりました。
前へ前へとグイグイ伸びる高弾道になりました。
9°はちょっと低め。10°は高め。
1°の違いだが、2°ぐらいの違いを感じます。
【つかまり】9.5
気持ちいいつかまり具合。よくつかまります。基本的にナチュラルドロー。
【操作性】8.0
小幅な範囲なら安心して操作できますが、安定感優先です。
【打感】9.0
よく弾き、衝撃が少ない。軽快な感触。
ディスタンス系のボールとの相性がいい。オフセンターでも悪くない。
【やさしさ】9.5
軽く振るだけで、高初速のドローボールでぶっ飛びました。
オフセンターのロスが少なくて、よくつかまり、プッシュのミスが起こりにくい印象が強いです。
実際にけ即すると、軽量設計がヘッドを走らせ、いつもよりもスピードアップできることが確認出来ました。
軽くてもスイングプレーンがブレない。ミートしやすい。いいこと尽くしのライトウエイト設計です。
前作(TSi1ドライバー)とスペックはほとんど変わっていないが、新しいシャフトとのマッチングがいいのか、全体的にヘッドがやさしくなったのか、ミートしやすくなりました。
外観もカッコいいし、打感もいい。
価格は他社と比べると頑張った感じ。お値打ちです。
【総合評価】9.4/10
【総合評価 9.4】
構えやすさ 9.5
飛距離 10.0
弾道の高さ 9.0
つかまり 9.5
操作性 8.0
打感 9.0
やさしさ 9.5
TSR1ドライバー の口コミ
私と一緒に試打を体験したゴルファーの意見や感想も参考にして下さい。
「ヒールでも飛ぶ」
打ちやすくてミスが出にくい感じがします。ヒールでヒットしてもコスリません。10°の(SR)がよく飛びました。
《T.Tさん(40代) ゴルフ歴10年,スコア90〜99,39m/s,フェード系 サラリーマン・月2ゴルファー》
「相変わらず打ちやすい」
正直言って前作との違いは分かりませんが、相変わらず打ちやすいです。つかまり過ぎないので左のミスも気になりませんね。
《KUNIさん(50代) ゴルフ歴27年,HDCP12,44m/s,ドロー系 夢はシングルのメタボ・ゴルファー》
「ランも出る」
弾道がちょっと低くなった感じがします。弾道が高く上がり過ぎないから、ランが出て、ヘッドスピードが遅くても飛距離が期待できますね。
《RYOJIさん(50代) ゴルフ歴40年,HDCP3,48m/s,フェード系 学生時代はキャプテン。クラチャンは2位が最高。》
標準仕様のシャフトは1種類・レフティは
標準仕様は1種類のオリジナルカーボンシャフト。
レフティモデル(左利き用)は、9°,10°に用意されています。
・TSP 120 50 (R)(SR)(S)(L) 中調子 45.75インチ
軽くてヘッドが走ります。暴れない、ミートしやすい、方向性がいい、安定感があります。
(S)で39〜42m/s、(SR)で37〜40m/sぐらい。
シャフトの種類がメッチャ多い!
タイトリスト TSR1 ドライバーのカスタムは USモデルがおすすめです!
私もお世話になってます。
オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- ドライバーが苦手
- スイングスピードをアップさせたい
- 右に出るミスを減らしたい
- しっかりつかまえて飛ばしたい
- ヘッドスピードは平均以下
デメリットもあります
- 弾道が高い人は10°は上がり過ぎる、9°を選んだ方がいい
- フェアウェイウッドやユーティリティも軽量にした方が違和感がない
ポイント還元がスゴイ!
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比較対象となるモデルは
競合するモデルが多いですが、これらのモデルがよく似た性能です。
前作との違い・進化した点
- 前作(TSi1ドライバー)と比べるとミートしやすくなった
- ヘッドが走り、飛距離性能が上がった
- 前作よりも安定感がある標準シャフト
商品情報 (スペック)
メーカー | Titleist (タイトリスト) |
商品名 | TSR1 ドライバー |
ロフト |
|
ライ角 | 59° |
体積 | 460cm3 |
素材 | チタン |
製法 | 鋳造 |
グリップ | ツアーベルベット・ラバー・360°・ライトグレーフラットキャップ60R(M60) |
シャフト | ・TSP 120 50 (R)(SR)(S)(L) 中調子 45.75インチ |
価格 | ¥88,000 (税込) |
まとめ
タイトリスト TSR1ドライバーを試打した計測データと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、その評価をレビューしました。
実際にゴルフ場で打つと、スイングプレーンがブレないから、軽く振るだけで、高初速のドローボールでぶっ飛びました。
計測データを検証するといつもよりもヘッドスピードが上がり、高弾道でよく飛ぶことが確認出来ました。
前作(TSi1ドライバー)も素晴らしかったが、さらにミートしやすくなった。
ライトウェイト設計と空力デザインの効果があの頃の飛距離を取り戻してくれるかもしれません。
外観もカッコいいし、打感もいい。価格もお値打ちです。
ポイント還元がスゴイ!
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