テーラーメイド M6ドライバーを試打しました。
低重心、深重心で、後ろの方からボールを押してくれる感じ。
前へ前へとグイグイ。
自然にミート率がアップして飛距離アップになります。
どんなクラブなのか、評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
M6 ドライバー/2019年2月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10.5°
【シャフト】
・FUBUKI TM5 2019 (S),(SR)
・Tour AD VR-6(S)
・Speeder 661 EVOLUTION V(S)
・Diamana DF60(S)
進化のポイントはフェースの赤いネジ
M5&M6にはヘッドの反発係数をルール最大限にチューニングする新技術が確立された。
ツアープロに支給されるヘッドは反発係数ギリギリで、一般に販売されている商品とはちょっと違ってました。でも、フェースに追加された赤いネジから「スピードインジェクション」が注入されると、反発係数ギリギリのヘッドが大量生産可能になっちゃったみたいですよ。
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M6ドライバーの評価
【構えやすさ】
構えてみると、 M4ドライバー よりもカーボン部分の面積が圧倒的に広がり、表面がつや消し仕上げになった。綺麗な丸型のヘッドで、とっても構えやすい。
M4よりも投影面積が大きくて、よりやさしくなった印象です。
【飛距離】
いや〜、、こりゃよく飛びます。何しろ初速が速い!
ゆったりと大きいスイングで振り切ると、ぶっ飛びました。めっちゃ飛びます。
↑ミート率が、ずっと1.45〜1.50あたりを推移してました。
【弾道】
低スピンの高弾道のストレートボール。ゆ〜っくりと飛んで大きな放物線を描いてビッグキャリーボールになります。
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【つかまり】
フェースローテーションは控えめだが、低重心&深重心設計が効果的に発揮され、しっかりとフェースの上にボールが乗ってくれます。
【打感】
打感は柔らかい。音もいい。でもちょっとボヤけた感触。芯を食ってるのか、オフセンターなのか、よくわかりません。ビシッと芯食いの打感を味わいたいゴルファーにはちょっと物足らないかも。ただ、オフセンターでもビリビリしないので相対的には悪い打感じゃない。
【操作性】
ここまで直進性が高いと、なかなか曲がらない。ごく小幅な範囲でフェードとドローが可能。曲がりすぎのミスが起こらないから安心して操作できる。
【安定感】
「飛距離」も「安定感」もM4から1段階ステップアップしてます。
振り抜きやすくてミートしやすい。ボールにコンタクトすれば、低重心、深重心で、後ろの方からボールを押してくれる感じ。左右にスピンが入らずに前へ前へとグイグイぶっ飛んでくれる。
私はM4ドライバーを購入してからずっと大満足だったので、この違いはよく分かります。その後もっとつかまりがいいM4 Dタイプを購入しましたが、M6はよくつかまるからDタイプが欲しくならないかも。(※Dタイプは米国モデルです)
ゆったりと振るとマジでぶっ飛んで曲がらない。オフセンターでもロスしない。ヘッドスピードを上げなくても、ミート率がアップして自然に飛距離アップになります。
Mグローレではちょっとつかまり過ぎ、ちょっと軽過ぎ、っていうゴルファーにぴったり。でも、ハードなシャフトをチョイスすればトップアスリートも満足できる。このやさしさを武器にできるゴルファー層は、かなり幅広い。
シャフトは
標準仕様のシャフトは4種類
・FUBUKI TM5 2019 (オリジナルカーボン)
・Tour AD VR-6
・Speeder 661 EVOLUTION V
・Diamana DF60
オリジナルカーボンの「FUBUKI TM5 2019」は中央がしなる感じで先が暴れないからコンタクトしやすい。よくつかまって良く上がる。(S)で42〜44m/sぐらい。
おすすめしたいゴルファーは
- ミート率を上げたい。
- オフセンターでも飛んで欲しい。
- スピン量を減らしたい。
- ヘッドスピードは遅い方ではない。
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まとめ
テーラーメイド M6 ドライバー は、低重心、深重心でビッグキャリー。ミート率アップで安定した飛びと直進性が実現できる。
・よく飛ぶ
・初速が速い
・低スピン
・高弾道
・振りやすい
・ミスに強い
・安定感抜群
M4ドライバーから、ここまで進化してるとは予想外でした。
飛距離 10
やさしさ 9.5
弾道の高さ 9.5
つかまり 9
構えやすさ 9.5
操作性 8.5
打感 9