TaylorMade(テーラーメイド) STEALTH GLOIRE(ステルス グローレ)、STEALTH GLOIRE+(ステルス グローレ プラス) ドライバーを試打しました。
カーボン・フェースの効果で、初速が上がり、スイートエリアが拡大。
低スピンだが必要なスピンがちゃんと入る。
つかまるけどつかまり過ぎない。
軽量で振り抜きやすい。
ヘッドスピードが平均以下のゴルファーが打つと、このぶっ飛び性能が体感できます。
カーボンフェースは非力な人にはちょっと難しいのかな?っていうのは誤解でした。
非力なゴルファーのために入念にチューニングされています。やさしくて、メッチャよく飛びます。
極端なドローバイアスが見直され、真っすぐ系のちょいドローボールに。
前作(SIMグローレ)と比べると、直進安定性と飛距離性能が1段階以上進化しました。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
TaylorMade(テーラーメイド)
STEALTH GLOIRE(ステルス グローレ) ドライバー
STEALTH GLOIRE +PLUS(ステルス グローレ プラス) ドライバー
/2022年10月発売モデル
【ロフト】
・9.5°
・10.5°
【シャフト/価格】
[ステルス グローレ]・FUJIKURA SPEEDER NX for TM (S)(SR) 先中調子 46″/¥97,900(税込)
[ステルス グローレ プラス]・FUJIKURA SPEEDER NX for TM (S) 先中調子 45.75″/¥101,200(税込)
・SPEEDER NX GR 50(S) 中調子45.25″/¥121,000(税込)
・「+プラス」にスリーブ(ネックのカチャカチャ)が付いている
・「+プラス」はライ角が2°フラット(カチャカチャで調節できます)
また、「+プラス」はスリーブの分だけ少しヘッド重量が重くなるので、同じオリジナルカーボン仕様では「+」のシャフトを0.25インチ短くしてスイングバランスを統一しているようです。
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 軽くて振り抜きやすい
- 適度なスピン量が入って球が上がりやすい
- 直進性がスゴイ
気になった点もあります
- 「+プラス」の販路が少ない
ステルス グローレ ドライバー が早くも大幅値下げ。ポイント還元がたっぷりあります。
ステルス グローレ、ステルス グローレ+ ドライバーの評価【9.5/10】
【構えやすさ】9.5
投影面積が大きくて、きれいな丸形の、どっしりとやさしい顔。白と黒のコントラストがあるとなぜか安心して構えられます。
【飛距離】10.0
シャフトのスペックに合わせて、かなりゆっくり振っても、自然にヘッドが走り、初速が速くなる。
ミート率が高くて予想以上にぶっ飛びます。
【弾道の高さ】9.5
高く上がり、吹け上がらずグイグイ伸びます。
スピン量は少なめだが、球を上げるのに必要な分だけスピンが入ってくれる感じ。
【つかまり】9.5
ターンは控えめになった印象。ドローバイアスではありません。
インパクトでボールをキャッチしたままターゲットラインに押し出す感じ。
ストレート系のナチュラルドロー。
【操作性】7.5
直進性を優先するゴルファーにオススメ。
【打感】9.0
カーボンフェースの弾き感が、STEALTH ドライバー よりもちょっと硬く感じるが、不快な感触ではない。どこでヒットしても同じ感触です。
【やさしさ】10.0
軽量で振り抜きやすくて、いつもよりヘッドが走ってぶっ飛びます。
前々作(Mグローレ)は誰が打ってもつかまった。前作(SIMグローレ)はつかまり過ぎが少し抑えられた。このドローバイアスがストレートバイアスに変更されています。
でも、プッシュやスライスが出るようなイライラ感はありません。
オフセンターのロスの低減、直進安定性、そして飛距離性能など、見事に1段階以上進化しています。
「+プラス」は、カチャカチャの分だけヘッドが重たい、シャフトが0.25インチ短い、ライ角が2°フラット。
オリジナルカーボンを使うならノーマルモデルにした方がいい。もちろんコスパもいいです。
なんで「+プラス」があるのか、、
50g台のアフターマーケットシャフトを検討する人にはステルスHDよりも1ランクやさしくて安定感もあります。そのあたりがターゲット層でしょう。
基本的にノーマルモデル一択で問題ありません。
【総合評価】9.5/10
【総合評価 9.5】
構えやすさ 9.5
飛距離 10.0
弾道の高さ 9.5
つかまり 9.5
操作性 7.5
打感 9.0
やさしさ 10.0
ステルス グローレ ドライバーの口コミ
下記の意見も参考にしてください。
「まっすぐ飛びます」
振り抜きやすくてまっすぐによく飛びます。ミスに強いですね。10.5°のノーマルシャフトの(SR)がぴったりでした。
T.Tさん(47) スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系
「オリジナルカーボンは打ちやすい」
ノーマルモデルの方がつかまりますね。オリジナルカーボンが打ちやすいです。「プラス」のアフターマーケットシャフトとの相性はしっくりしませんでした。
KUNIさん(55) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系
「高さが出るから楽」
高さが出るからヘッドスピードが遅くても楽に飛距離アップできますよ。カーボンフェースなのにこれだけのスピンが入るのは意外でした。
RYOJIさん(54) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系
シャフトは
【ステルス グローレ】
- FUJIKURA SPEEDER NX for TM (S)(SR)(R) 先中調子 46″/¥97,900(税込)
【ステルス グローレ プラス】
- FUJIKURA SPEEDER NX for TM (S)(SR)(R) 先中調子 45.75″/¥101,200(税込)
- Tour AD CQ-5(S) 先中調子45.25″/¥121,000(税込)
- SPEEDER NX GR 50(S) 中調子45.25″/¥121,000(税込)
- Diamana GT 50(S) 中元調子45.25″/¥121,000(税込)
オリジナルカーボンの「FUJIKURA SPEEDER NX for TM」は、中から先が大きくしなり、しなやかに戻ります。つかまえやすくて、よく飛ぶシャフトです。[ステルス グローレ プラス ドライバー]の方が少し短い分だけ硬く感じます。
(S)で40〜43m/s、(SR)で37〜40m/sぐらい。
オススメしたいゴルファーは
- 操作性は必要ない
- 高弾道で飛ばしたい
- ヘッドスピードは速い方じゃない
商品情報
最新技術
60層のカーボンツイストフェース
60層のカーボンを精巧に重ね合わせることで、高い強度と大きなたわみを両立し、新次元のエネルギー伝達をもたらす。「ツイストフェース」を融合させることで、ミスヒットに強い安定性を備える。
ナノテクスチャーPUカバー
フェース全面にナノレベルの精巧なポリマーコーティング(PU)を施こし、最適なスピン量が可能にし、飛距離を生み出す。
フォージドミルドアルミニウム構造
フルカーボンソール、カーボンクラウン、60層のカーボンフェースを溶接を用いることなく結合させ一体化を実現。安定性と寛容性を向上させる。
イナーシャ ジェネレーター
ヘッド後方に重いウェイトを設置した「イナーシャ ジェネレーター」が寛容性アップに貢献。さらに寛容性を高めながらも空気抵抗を減少させ、ダウンスイングのスピードアップを実現。
貫通型スピードポケット
テーラーメイド独自の貫通型スピードポケットにより、フェース下部で打ってしまったミスヒットにおいても無駄なスピンを抑えてボール初速維持に貢献。
メーカー | TaylorMade (テーラーメイド) |
商品名 |
|
ロフト |
※11.5°は、ステルス グローレ ドライバーの(R)シャフトのみです。 |
ライ角 | ・ステルス グローレ ドライバー:58° ・ステルス グローレ プラス ドライバー:56° |
体積 | 460cm3 |
ヘッド素材 / フェース素材 | チタン [9-1-1 ti] 製フレーム + カーボンクラウン + カーボンソール + アルミニウムリング (鍛造) + バックウェイト / 60層カーボンツイストフェース + PUカバー |
製法 | 鋳造 |
グリップ | [オリジナルカーボン用]Lamkin ST BK / WH CP (径60R / 33.5g) [アフターマーケットシャフト用]Lamkin ST BK / WH CP (径60R / 47.5g) |
シャフト/価格 | 【ステルス グローレ】
【ステルス グローレ プラス】
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まとめ
テーラーメイド ステルス グローレ、ステルス グローレ プラス ドライバーは、初速アップとスイートエリア拡大でやさしく飛距離アップできます。
カーボンフェースなのに必要なスピンがと入り高弾道でぶっ飛び。
極端なドローバイアスが見直され、つかまるけどつかまり過ぎない安定感。
軽量で振り抜きやすく、いつもより速いヘッドスピードに。
ヘッドスピードが平均以下のゴルファーがやさしくぶっ飛ばせます。
オリジナルカーボンとの組み合わせがよく飛びます。コスパがいいノーマルモデルがオススメです。
ステルス グローレ ドライバー が大幅値下げ。ポイント還元もたっぷりあります。