TaylorMade(テーラーメイド) Stealth2(ステルス2) HD ドライバーを2日間じっくりと練習場で試打して弾道を測定した後に、ゴルフ場で1ラウンド使用しました。
実際にゴルフ場で打ってみると、高く打ち上がってから、左に曲がるきれいなハイドローの軌道を描いてくれるので、気分が良かったです。
計測データを検証すると、適度なスピン量が球を持ち上げてくれるから、ヘッドスピードが速くなくても楽に飛ばせることが確認出来ました。ミスに対する寛容性が前作(ステルスHDドライバー)から1ランク進化した印象が強いです
つかまり過ぎない範囲でちゃんとつかまり、オフセンターでもキャリーでぶっ飛ぶ「ハイドロー・バイアス」です。
どんなクラブなのか、トラックマンで計測したデータと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、その評価と感想を項目別に解りやすくレビューします。
最新モデルの評価
【試打&評価】Qi10 MAX マックス ドライバー/キャリーでぶっ飛ぶ
試打クラブのスペック
TaylorMade(テーラーメイド)
Stealth2(ステルス2) HDドライバー
/2023年2月発売モデル
【ロフト】
・10.5°
【シャフト/価格】
・TENSEI RED TM50 (’22) (S)(SR)中調子/¥93,500(税込)
【ラウンド試打したゴルフ場】千葉県内のコース
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試打を体験した率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- よくつかまる
- キャリーが稼げる
- オフセンターでもぶっ飛ぶ
気になった点もあります
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ステルス2HD ドライバー の評価【9.6/10】
【構えやすさ】9.5
クラウンの光沢が新鮮です。ゴルフ場の芝の上では外枠のレッドのラインが構えやすく感じました。
ヒール側の膨らみがつかまえやすさを予感させてくれる。安心感のある顔です。
3兄弟の中で唯一ホーゼル部分が短いから低重心化が伺えます。
【飛距離性能】10.0
試打1日目にTENSEI RED TM50 (’22) (S)を使用して、43m/sぐらいで振った時の平均的な測定値です。
自然にターンしてヘッドが走るから、ヘッドスピードが速くなるような印象を受けました。
高初速でぶっ飛びます。
下記の表は、試打の2日目に TENSEI RED TM50 (’22) (S)シャフトを装着して、トラックマンで20球測定した平均値です。(レンジボール使用)
ステルス2HD ドライバー | 10.5°×TENSEI RED TM50 (’22) (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 44.3m/s |
ボール初速 | 66.0m/s |
キャリー | 246.8y |
トータル | 263.9y |
打ち出し角 | 14.9° |
バックスピン | 2,698rpm |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.49 |
①オフセンターのロスが少ない
②フェース下部でも高弾道
③スピン量は平均レベル
④ドロー回転が掛かりやすい
⑤ミート率がかなり高い
⑥ヘッドスピードが遅くても高初速になる
【弾道の高さ】9.5
自然に高く上がる感じがしました。
上がりやすさを追求した結果でしょうか。
ヘッドスピードを遅くしても最低条件のスピン量を確保しながらやさしく球が持ち上がってくれました。
【つかまり】10.0
前作(ステルスHDドライバー)前作と比べて、ライ角が2°アップライトになった。その効果が大きかったです。出球が右に出なくなりました。
インパクト時にボールをキャッチして目標方向にドロー回転を加えながら高初速で飛びます。
【操作性】7.0
操作性よりも安定感重視です。
【打感】9.5
よくたわんでから軽快に弾く心地良さ。音も打感もいい。
オフセンターでも悪くありませんでした。
【やさしさ】9.5
オフセンターでもぶっ飛び。やさしくハイドローが打てました。
低スピンだが必要なスピンがちゃんと入って球が上がりやすかったです。
つかまるけどつかまり過ぎのミスが出るほどでもない。
ある程度の重量感があるから、18ホールずっとスイングプレーンが安定する印象が強いです。
前作(ステルスHDドライバー)と比べて、ライ角が2°アップライトになった効果が大きい。右に押し出す懸念が無くなりました。
右がOBのホールでも安心してインサイドアウトに振り抜けました。
シャフトが0.25インチ短い。おそらくホーゼルを短くして低重心化したのでしょう。
この短さがミートしやすさに貢献しています。
つかまりきらずに右のミスが出やすい人は迷わずコレでしょう。
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【総合評価】9.6/10
【総合評価 9.6】
構えやすさ 9.5
飛距離 10.0
弾道の高さ 9.5
つかまり 10.0
操作性 7.0
打感 9.5
やさしさ 9.5
ステルス2 HDドライバー の口コミ
私と一緒に試打を体験したゴルファーの意見や感想も参考にしてください。
「球の上がりやすさが違う」
ノーマルモデルも打ちやすいですが、私が買うならコレです。球の上がりやすさが全然違います。10.5°の(SR)が欲しいです。
《T.Tさん(40代) ゴルフ歴10年,スコア90〜99,39m/s,フェード系 サラリーマン・月2ゴルファー》
「スライサーにオススメ」
よくつかまって高く上がるから楽に飛ばせますが、私は左のミスが多いのでノーマルモデルの方が安定します。でもスライサーにはお勧めしたいです。
《KUNIさん(50代) ゴルフ歴27年,HDCP12,44m/s,ドロー系 夢はシングルのメタボ・ゴルファー》
「気持ちよくつかまる」
ヘッドスピードが平均レベルで、スライスが多い人にはもちろんハマりますが、私ぐらいのハードヒッターでもしっかりしたシャフトで打つと、意外に打ちやすくて、アリかなって思いました。とにかく気持ちよくつかまります。
《RYOJIさん(50代) ゴルフ歴40年,HDCP3,48m/s,フェード系 学生時代はキャプテン。クラチャンは2位が最高。》
シャフトは1種類・レフティは
標準シャフトは1種類。
レフティモデル(左利き用)カスタム対応で用意されています。
【オリジナルカーボン・シャフト】
・TENSEI RED TM50 (’22) (S)(SR)(R)中調子/45.5インチ
よくしなり暴れずに戻ってくれる。タイミングが合わせやすくてつかまります。
(S)で41〜44m/s、(SR)で39〜42m/sぐらい。
オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- プッシュやスライスなどの右のミスを減らしたい
- ある程度のスピンが掛かって欲しい
- 高い弾道を打ちたい
- 操作性よりも安定感を重視する
- ヘッドスピードは速い方ではない
デメリットもあります
- ヘッドスピードが速いとスピン量が増えて距離が伸びない、高く上がり過ぎる
- ドローヒッターは引っ掛けのミスが出やすい
シャフトもグリップも豊富なバリエーションから選べます。
テーラーメイド ステルス2 HDドライバー のカスタムはUSモデルが絶対オススメ。
比較対象となるモデルは
競合するモデルが多いですが、この3モデルがよく似た性能です。
前作との違い・進化した点
- 前作(ステルス HD ドライバー)よりも2°アップライトになり、楽につかまるようになった
- ホーゼル部分が短くなり、球が上がりやすくなった。
- シャフトが0.25インチ短くなり、ミートしやすくなった
- よりミスに寛容になり、安定感が上がっている
商品情報 (スペック)
メーカー | TaylorMade (テーラーメイド) |
商品名 | STEALTH2(ステルス2) HDドライバー |
ロフト | ・9° ・10.5° ・12° |
ライ角(調節可能範囲) | 58°(STD)-62°(UPRT) |
体積 | 460cm3 |
ヘッド素材 / フェース素材 | チタンフレームボディ [9-1-1 ti] + 6層カーボンクラウン + 9層カーボンソール + 特殊強化カーボンコンポジットリング + フロントTSSウェイト / 新60層カーボンツイストフェース + PUカバー |
グリップ | Lamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60/42g) |
シャフト/長さ/価格 |
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まとめ
テーラーメイド ステルス2HDドライバーを試打した計測データと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、その評価をレビューしました。
実際にゴルフ場では、高弾道のハイドローが打ちやすかったです。
計測データを検証すると、ヘッドスピードが速くなくても高初速の高弾道になることが確認出来ました。
ミスに対する寛容性は前作(から1ランク進化した印象が強いです
つかまり過ぎない範囲でちゃんとつかまり、オフセンターでもキャリーでぶっ飛ぶ「ハイドロー・バイアス」です。
右のミスが出やすい人にオススメです。
今ならクーポンあります!
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