TaylorMade(テーラーメイド) STEALTH(ステルス) HD ドライバーを試打しました。
フェース素材がチタンからカーボンに変更され、前作(SIM2 MAX-D ドライバー)と比べるとスイートエリアがかなり広がり、ショットのバラツキが軽減されました。
つかまり具合はレギュラーモデル(STEALTH ドライバー)との差が意外に少ない。
過激につかまる味付けではありません。
「より高く上がってくれる。」
「より右のミスが減ってくれる。」
丁度いいつかまり具合に仕上がっています。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
最新モデルの評価はコチラ
【試打&評価】Qi10 MAX マックス ドライバー/キャリーでぶっ飛ぶ
試打クラブのスペック
TaylorMade(テーラーメイド)
STEALTH(ステルス) HD ドライバー
/2022年2月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10.5°
【シャフト/価格】
・TENSEI RED TM50 (’22) (S)(SR)中調子/¥86,900(税込)
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試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 飛距離と方向の安定感が素晴らしい
- つかまり過ぎるほどのドローバイアスではない
- 高く上がってくれる
気になった点もあります
- 標準シャフトはオリジナルカーボンのみ
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ステルス HD ドライバーの評価【9.5/10】
【構えやすさ】9.5
ヒール側にボリュームがあり、丸型の美しい顔。
引っ掛かりそうなフックフェースでもなく、まっすぐ構えやすい。どっしりして安心感があります。
【飛距離】10.0
よく飛びます。オフセンターのロスが少ない。
ステルス ドライバーとほぼ同じ飛距離性能です。
【弾道の高さ】9.5
同じロフトでもより高く上がってくれます。
【つかまり】9.5
過激につかまる味付けではありません。
積極的にターンする感じではない。
右のミスを遮断しながらつかまり過ぎない程度のつかまり具合です。
【操作性】7.5
操作性よりも安定感を優先にしたいゴルファーにお勧め。
【打感】9.5
よくたわんでインパクト時間が長く感じられます。柔らかくて心地いい感触。
【やさしさ】9.5
カーボンフェースの効果でオフセンターのロスが減ってミスに寛容になってます。
プッシュのミスが出にくくて、高弾道のストレート、もしくはナチュラルドローでぶっ飛んでくれます。
飛距離、スピン量、打ち出し角、などのバラツキがかなり少ない。
本当にやさしくて打ちやすい。
シャフトの挙動とヘッドの動きがピタッと一致してボールに力がしっかりと伝わります。
つかまりが特徴の「HD」ですが、STEALTH ドライバーとの差が思ったほど大きくありません。SIM2 MAX と SIM2 MAX-D の差と比べると半分ぐらいに縮小された印象です。
過激につかまるような粗っぽさは全くない。
インパクトでフェースが自然にスクエアに戻って、フェースが開いてインパクトを迎えるのをカバーしてくれる感じです。
どっちを選ぶのか?
普段のミスの傾向が右なのか左なのかで決まりそうです。また、パワー不足を補いたいなら「HD」かも。
【総合評価】9.5/10
【総合評価 9.5】
構えやすさ 9.5
飛距離 10.0
弾道の高さ 9.5
つかまり 9.5
操作性 7.5
打感 9.5
やさしさ 9.5
STEALTH(ステルス) HD ドライバーの口コミ
下記の意見も参考にしてください。
「こっちの方がヘッドが走る」
私が選ぶなら間違いなくこのHDです。10.5°の(SR)でピッタリでした。こちらの方が振り抜きやすくてヘッドが走る感じがします。
T.Tさん(47) スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系
「一番やさしい」
右のミスは出ませんが、思ったほどドロー回転が掛からず高弾道のストレートボールになりました。やさしさはこれが一番ですね。
KUNIさん(55) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系
「ヘッドスピードが遅めならコレ」
ステルスと比べるとミート率は上がりますが少しスピン量が増えます。ヘッドスピードが遅めの人にはこっちのほうが飛ぶんじゃないかな。
RYOJIさん(54) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系
シャフトは1種類
【オリジナルカーボン・45.75インチ】
・TENSEI RED TM50 (’22) (S)(SR)(R)中調子
よくしなります。しなった分だけちゃんと戻ってくれる。タイミングが合わせやすくてよくつかまります。
(S)で41〜44m/s、(SR)で39〜42m/sぐらい。
豊富なシャフトバリエーションから選べます。
Stealthドライバー をカスタムするならUSモデルが意外に早い。
オススメしたいゴルファーは
- 操作性よりも安定感を優先にする
- ヘッドスピードは極端に遅いほうではない
- 右のミスを減らしたい
商品情報
最新技術
- 60層のカーボンフェース
新たに開発された「60層のカーボンフェース」はチタンフェースと比べて40% の軽量化。その一方で、SIMドライバーよりもフェース面積を20% 拡大させ、寛容性を強化した。
- ナノテクスチャーPUカバー
フェース全面にナノレベルの精巧なポリマーコーティング(PU)を施すことで、どうような状況下においても最適なスピン量を可能にし、飛距離を生み出す。
- ハイドローバイアス設計
カーボンフェースによりヘッドの軽量化に成功。その余剰重量を活かして、重量設計をヒール側に設置するドローバイアス設計を採用。それにより、フェースをスクエアに戻してインパクトしやすく、よりつかまった球を打ちやすくする。
- イナーシャ ジェネレーター
ヘッド後方に重いウェイトを設置した「イナーシャ ジェネレーター」が寛容性アップに貢献。さらに、フェース面の拡大により、寛容性を高めながらも空気抵抗を減少させ、ダウンスイングのスピードアップを実現する。
メーカー | TaylorMade (テーラーメイド) |
商品名 | STEALTH(ステルス) HD ドライバー |
ロフト | ・9° ・10.5° ・12° |
ライ角 | 56° |
体積 | 460cm3 |
ヘッド素材 / フェース素材 | チタン [9-1-1 ti] + カーボンクラウン / 60層カーボンツイストフェース |
グリップ | Lamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60/42g) |
シャフト/長さ/価格 | TENSEI RED TM50 (’22) (S)(SR)(R)中調子/45.75″/¥86,900(税込) |
付属品 | ・専用ヘッドカバー ・専用トルクレンチ |
まとめ
テーラーメイド ステルス HD ドライバーは、フェース素材がチタンからカーボンに変更され、前作(SIM2 MAX-D ドライバー)と比べるとスイートエリアがかなり広がりました。
つかまり具合はレギュラーモデル(STEALTH ドライバー)との差が意外に少なくて過激につかまる味付けではありません。
インパクトでフェースが自然にスクエアに戻って、フェースが開いてインパクトを迎えるのをカバーしてくれる感じです。
「より高く上がってくれる。」
「より右のミスが減ってくれる。」
丁度いいつかまり具合に仕上がっています。
【期間限定】 大幅ポイント還元中!
ステルスHD ドライバー が早くも値下げ!価格と在庫をチェック!