ONOFF AKA (オノフ アカ)ドライバー 2024年モデル をじっくりと試打しました。
ヘッドスピードが速くなくても低スピンの強弾道でぶっ飛びます。
球が左右に捻じれず、直進性が高い。
ミスに寛容なヘッドは、オフセンターのロスが少なくて、飛距離と方向の安定感があります。
新たに「スライド式ウエイト」が装備され、弾道調節機能が充実している。
前作(2022年モデル)と比べると、より球が強くて、よりミスに寛容。
アスリートにもおすすめ出来る味付けに進化しました。
どんなクラブなのか、トラックマンで計測したデータと実際に使用した体験をもとに、その評価と感想を項目別に解りやすくレビューします。
後継モデルの評価
【試打評価】オノフ AKA(赤)フェアウェイウッド 2024/「全芯ヘッド」でやさしく飛ばせる
試打クラブのスペック
ONOFF AKA DRIVER
(オノフ アカ ドライバー)
/2024年3月発売モデル
【ロフト】
・10.5°
【シャフト/価格】
・SMOOTH KICK MP-524D (S)(SR)先中調子 45.5″/¥85,800(税込)
試打を体験した率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- サイドスピンが少なくて球が捻じれない
- 高初速の強弾道でよく飛ぶ
- オフセンターのロスが少ない
気になった点もあります
- 少しAKAっぽくない感じ
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AKA ドライバー 2024 の評価【9.4/10】
【構えやすさ】9.5
奇麗な丸形のマット調のクラウンに「パワートレンチ」という溝が刻まれ、一見「KUROドライバー2024」と同じ顔に見える。前作と比べると、随分印象が違います。
やさしさとスッキリ感が共存した、アスリートにも構えやすい顔。
【飛距離】9.5
試打1日目にSMOOTH KICK MP-524D (SR)を使用して、41m/sぐらいで振った時の測定値です。
弾道が強くて、グイグイ伸びる。高ミート率でぶっ飛びます。
ヘッドスピードを平均よりも少し遅めぐらいで打つと、なかなかのぶっ飛びに。
ずばり、このあたりがターゲット層でしょう。
下記の表は、試打の2日目に SMOOTH KICK MP-524D (S)シャフトを装着して、トラックマンで10球測定した平均値です。
AKAドライバー2024 | 10.5°×SMOOTH KICK MP-524D (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 43.5m/s |
ボール初速 | 65.3m/s |
キャリー | 242.9y |
トータル | 262.8y |
打ち出し角 | 14.5° |
バックスピン | 2,549rpm |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.50 |
試打データから解った事は
①オフセンターのロスが少ない
②打ち出し角は高過ぎず、ちょうどいい高さ
③スピンは少なめ。
④ミート率が最高レベル
⑤ヘッドスピードが遅くても高初速になる
スピンが少なめで吹け上がらない。非力な人に特化した感じではない。
高初速の強弾道。最高クラスの飛距離性能。
【弾道の高さ】9.0
他メーカーのアベレージゴルファー向けと比べると、やや低めの弾道。10.5°で、9.5°ぐらいの感じ。
【つかまり】9.0
スライディング・ウエイトが装備された。
ノーマルポジションで打つと、ややスライス回転がかかる。プッシュが出るような気持ち悪さはないが、自然にターンする味付けではない。
ドローポジションで、ストレート弾道に。
つかまらなくはないが、ドローバイアスではない。
【操作性】8.5
意外に操作性がいい。
曲がり過ぎない範囲で操作できます。
【打感】9.0
フェースのたわみが感じられ、心地いい手ごたえがあります。
オフセンターでも心地よさが変わらない。
【やさしさ】9.5
サイドスピンが少なくて、球が曲がらない。
引っかけのミスが出ないし、プッシュは「スライド式ウエイト」で調節できる。
芯を外した時の計測値が、芯を食った時とほとんど変わらない。
オフセンターの反発力はかなり高い。
ヘッドスピードを40m/s前後で振っても、43m/sぐらいで振ってるような強い球になります。
ヘッドスピードが速くなくても低スピンの強弾道でぶっ飛ぶから、体力の衰えをカバーしてくれるようないい気分になるでしょう。
ただし、極端に非力なゴルファーにはキャリーが出にくい印象があります。
ゼクシオのユーザーよりも、ゼクシオXのユーザーぐらいが丁度いい感じです。
【総合評価】9.4/10
【総合評価 9.4】
構えやすさ 9.5
飛距離 9.5
弾道の高さ 9.0
つかまり 9.0
操作性 8.5
打感 9.0
やさしさ 9.5
AKA(アカ) ドライバー 2024 の口コミ
私と一緒に試打を体験したゴルファーの意見や感想も参考にしてください。
「コスリは出ません」
10.5°(SR)でウエイトをドローポジションに調節したら、中弾道でよく飛びました。コスリは出ません。
《T.Tさん(40代) ゴルフ歴10年,スコア90〜99,39m/s,フェード系 月2ゴルファー》
「上手くミートできません。」
私のようなヘッドをターンさせる打ち方をすると、プッシュになります。上手くミートできません。かなり重心距離が長く感じます。
《KUNIさん(50代) ゴルフ歴27年,HDCP12,44m/s,ドロー系 夢はシングル》
「なかなか飛ぶ」
これ、なかなか飛びますよ。シャフトもいい動きです。10.5°でも吹け上がりはありません。
《RYOJIさん(50代) ゴルフ歴40年,HDCP3,48m/s,フェード系 クラチャンは2位が最高》
標準シャフトは・レフティは
標準シャフトは1種類。
レフティモデル(左利き用)の設定はありません。
・SMOOTH KICK MP-524D (S)(SR)(R)(R2) 中調子
カスタム対応で定評のある「LABOSPEC(ラボスペック)・シャフト」が選択できます。
【ラボスペック・シャフト】
・HASHIRI(先調子)
・SHINARI(中調子)
・TATAKI(手元調子)
30g台〜60g台のバリエーションがあります。
オリジナルカーボンシャフトの印象は、
中の少し下あたりを中心に広範囲でしなります。粘りがあり、暴れない。ミートしやすいシャフト。(S)で41〜44m/s、(SR)で38〜41m/sぐらい。
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オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- ドライバーショットを安定させたい
- 可変ウエイトはあった方がいい
- やさしいクラブで低スピンの弾道が打ちたい
- ヘッドスピードは平均レベル、又はやや遅め
デメリットもあります
- 10.5°でも弾道が高くないからロフト選びは慎重にした方がいい
- ドローバイアスではない
比較対象となるモデルは
競合するモデルが多いですが、これらモデルがよく似た性能です。
前作との違い・進化した点
- 前作(AKAドライバー 2022)と比較すると、弾道が強くなった
- スライドできる可変ウエイトが装備された
- 打感が向上した
- オフセンターのロスが改善された
商品情報 (スペック)
メーカー | ONOFF (オノフ) |
商品名 | AKA (赤 アカ) ドライバー 2024年モデル |
ロフト/フェースアングル |
|
ライ角 | 61° |
体積 | 460cm3 |
ヘッド素材 | HST160Cチタンフェース一体ボディ、カーボンクラウン、ウエイト(ウエイトスクリュー2gチタン、スライドウエイト8g=ステンレス) |
ヘッド製法 | [ボディ] 鋳造 [フェース] 精密鋳造 |
シャフト/価格 | SMOOTH KICK MP-524D (S)(SR)(R)(R2)先中調子/¥85,800(税込) |
長さ(インチ) | 45.5インチ ※(R2)は44.5インチ |
グリップ | ONOFF CBTラバーII(本体45g+ウエイト3gステンレス/バックライン無し) |
まとめ
ONOFF AKA ドライバー(2024) を試打した体験と計測データをもとに、その評価をレビューしました。
ヘッドスピードが速くなくても低スピンの強弾道が打てます。
球が左右に捻じれないミスに寛容なヘッドは、オフセンターのロスが少なくて、飛距離と方向の安定感があります。
アスリートにもおすすめ出来る味付けに進化しました。
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