TaylorMade(テーラーメイド) STEALTH PLUS(ステルス プラス) ドライバーを試打しました。
叩いたら叩いただけぶっ飛んでくれる飛距離性能。叩いても曲がらない信頼感。
フェース素材がカーボンに変更されても、振り心地の良さはそのまま継承され、前作(SIM2ドライバー)とは明らかに違うスイートエリアの広さのおかげで、さらに叩きやすくなった。
復活した可変ウエイトは、つかまり具合がリアルに調節可能。効果が絶大です。
振り心地が変わらず、中身が大きく進化。
買い替えやすい味付けになってます。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
最新モデルの評価はコチラ
【試打&評価】ステルス2 +プラス ドライバー/振った分だけボールにパワーが伝わる
試打クラブのスペック
TaylorMade(テーラーメイド)
STEALTH PLUS +
(ステルス プラス) ドライバー
/2021年2月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10.5°
【シャフト/価格】
・TENSEI SILVER TM50 (’22) (S)(SR)中調子/¥90,200(税込)
・Tour AD UB-6 (S)中調子/¥110,000(税込)
・SPEEDER NX 60 (S)中調子/¥110,000(税込)
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試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- スイートエリアがワイドになった
- 低スピンの強弾道でぶっ飛び
- 弾道調節機能が復活
気になった点もあります
- 価格が少し上がった
Stealth Plus ドライバー のUSモデルの価格をチェック!30日間返品可能
ステルス プラス ドライバー の評価【9.4/10】
【構えやすさ】9.5
トゥ側にボリュームがある洋梨系の美しい顔。
少しディープフェースですが、兄弟のSTEALTH ドライバーとクラウンの形状はそっくり。
【飛距離】10.0
めっちゃ飛びます。
芯を外しても初速が速くてブッ飛んでくれる。叩きやすいし弾道が強い。
オフセンターの飛距離性能が進化してます。
【弾道の高さ】8.0
超低スピンの中高弾道。叩いても吹けません。
10.5°は持ち上がりやすくてキャリーが出ます。結構高い弾道。
9°はライナー性の強弾道。意外に上がってくれますがヘッドスピードが必要。
【つかまり】8.5
つかまえやすくなったと言うより、右のミスが出にくくなった。
インパクトでヘッドが自然にスクエアに戻ってくれるので頑張らなくていいです。
可変ウエイトの効果が大きいから、つかまり具合は自由に調節できます。
【操作性】9.5
ドローもフェードも曲がり過ぎないから安心して操作できます。
【打感】9.5
爽快な打感。気持ちいい音。
ステルスドライバーやステルスHDドライバーは「ポコッ」と感じるカーボンっぽさが少しあるけど、このステルス プラス ドライバーにはカーボンっぽさがありません。お見事です。
【やさしさ】8.5
前作(SIM2 ドライバー)を一段階やさしくしてカラーリングを一新したぐらいのイメージで振れます。打感も振り心地もヘッドの挙動も、まさかフェース素材が変わったなんて、予備知識が無かったら気付きません。
カーボンフェースに変更されて、最大飛距離も若干飛びますが、「オフセンターのロス」が明らかに違います。
フェースの有効打点の面積がずいぶん広くなった。つまり、めっちゃミスに強くなってます。
「つかまえやすさ」も向上しているが決して自然にドローが打てるような味付けではありません。
フェードヒッターはつかまったパワーフェードが打てる、ドローヒッターは左のミスを気にせず強いストレートボールが打てる。
何しろ低スピンなので叩けば叩いた分だけ飛んでくれる。この迫力がスゴイ!
SIM ドライバー以来2年ぶりに復活した可変ウエイトは、フェースの軽量化によって効果が絶大になった。
もっともヒール寄りのドローポジションにセットすると、右のミスは遮断できます。
これが「欲しいなー」って思った最大のポイントかもしれません。
スリーブやウエイトをカチャカチャ調節するとビックリするような強い球が連発しました。
いろんなドライバーを試打して思うのですが、、、
弾道調節機能が充実していると、買ってからの失敗がありません。
本当にいいドライバーです。
【総合評価】9.4/10
【総合評価 9.4】
構えやすさ 9.5
飛距離 10.0
弾道の高さ 8.0
つかまり 8.5
操作性 9.5
打感 9.5
やさしさ 8.5
国内モデルはお早めに!
STEALTH PLUS ドライバーの口コミ
下記の意見も参考にしてください。
「重たいです」
重たく感じるので力が入ってしまったのか、上手く打てません。球が上がりにくいです。
T.Tさん(47) スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系
「SIM2よりも飛ぶ」
これは気持ちいい。標準シャフト(S)でいい感じのストレートボール。SIM2よりも飛びますね。
KUNIさん(55) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系
「すぐに欲しい」
フェースに食い付いて、当たりが分厚くて、強い弾道になります。しっかり目のシャフトのほうが打ちやすい。すぐに欲しいです。
RYOJIさん(54) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系
シャフトは4種類
【オリジナルカーボン・45.75インチ】
・TENSEI SILVER TM50 (’22) (S)(SR)(R)中調子
そこそこしなるのに暴れないから、コンタクトしやすくてよく飛んでくれます。前モデルよりも少しつかまえやすくなった印象。
(S)で42〜46m/s、(SR)で40〜43m/sぐらい。
【アフターマーケット・45.25インチ】
・Tour AD UB-6 (S)中調子
・SPEEDER NX 60 (S)中調子
・Diamana PD 60 (S)中元調子
豊富なシャフトバリエーションから選べます。
Stealth Plus ドライバー をカスタムするならUSモデルが意外に早い
オススメしたいゴルファーは
- 低スピンで飛ばしたい。
- ある程度スイングが安定している。
- 平均レベル,またはそれ以上のスイングスピードがある
商品情報
最新技術
- 60層のカーボンフェース
新たに開発された「60層のカーボンフェース」はチタンフェースと比べて40% の軽量化。その一方で、SIMドライバーよりもフェース面積を20% 拡大させ、寛容性を強化した。
- ナノテクスチャーPUカバー
フェース全面にナノレベルの精巧なポリマーコーティング(PU)を施すことで、どうような状況下においても最適なスピン量を可能にし、飛距離を生み出す。
- スライディングウエイト
ヘッドの軽量化により、左右方向の重心位置を変更できる10gの「スライディングウェイト」の搭載が可能に。個々のプレーヤーに応じた弾道調整が可能となる。
- イナーシャ ジェネレーター
ヘッド後方に重いウェイトを設置した「イナーシャ ジェネレーター」が寛容性アップに貢献。さらに、フェース面の拡大により、寛容性を高めながらも空気抵抗を減少させ、ダウンスイングのスピードアップを実現する。
メーカー | TaylorMade (テーラーメイド) |
商品名 | STEALTH PLUS + (ステルス プラス) ドライバー |
ロフト | ・9° ・10.5° |
ライ角 | 56° |
体積 | 460cm3 |
ヘッド素材 / フェース素材 | チタン [9-1-1 ti] + カーボンクラウン + スライディングウェイト / 60層カーボンツイストフェース + PUカバー |
グリップ | Lamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60/47.5g) |
シャフト/長さ/価格 |
|
付属品 | ・専用ヘッドカバー ・専用トルクレンチ |
まとめ
テーラーメイド ステルス プラス ドライバーは、叩いたら叩いただけ低スピンの強弾道でぶっ飛んでくれます。迫力がスゴイ。
前作(SIM2ドライバー)とは明らかに違うスイートエリアの広さのおかげで、叩いても吹けない曲がらない信頼感があります。
振り心地は相変わらず素晴らしい。
復活した可変ウエイトは、つかまり具合がリアルに調節可能。効果が絶大です。
調節したら自分でもビックリするようなパワーフェードが連発しました。
期待をはるかに超えるモデルチェンジです。