テーラーメイド M5ツアー ドライバーを試打しました。
小顔のヘッドだからってハードルを上げなくていい。それほどハードな感じはしません。
ツイストフェースの効果なのか、直進性も高い。
ジャストミートすると強い弾道でぶっ飛ぶし、よく転がってくれる。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
M5 TOUR(ツアー)ドライバー/2019年3月発売モデル
【ロフト】
・9°
【シャフト】
・Diamana DF60 (S)
・TENSEI CK Pro Orange 60 (S)
ロフトのバリエーションは2種類。(9°、10.5°)
M5ドライバーの試打&評価はこちら
「M5」と「M5ツアー」
435ccの小顔モデル「M5ツアー ドライバー」が追加になりました。「M5」と「M5ツアー」は「M3 460」と「M3 440」のそれぞれ後継モデルとなるのでしょうか。
私は一足先に発売された460ccの「M5ドライバー」を購入してからすでに5ラウンド経過しました。どんな違いがあるのかな。楽しみです。
M5ツアー ドライバーの評価
【構えやすさ】
まるでフェアウェイウッドみたいな小ぶりのヘッド。それでも435ccある。フォーカスしやすい引き締まった顔です。
【飛距離】
つかまりがいいからよく飛んでくれます。とにかく弾道が強い。ランが多いから余分に飛んでくれます。こんなに飛ぶと思ってなかったから、飛距離性能は、ちょっと意外でした。
私のM5ではピタッとハマってる「ディアマナDF60」で打つと、なぜかしっくりこない。それでもぶっ飛びます。「TENSEI CK Pro Orange 60」で打ったらこの数値よりも5ヤードほど飛んでました。シャフトは少しハードな方がいいかも。
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【弾道】
惚れぼれするような強い球筋にびっくり。超低スピンの中弾道でランが多い。フェースのターンがスムーズで、私の持ち球のドローボールが自然に打てます。おそらくフェードヒッターはフェードになるのでは。
【つかまり】
弾道調整ウエイト「リバースTトラック」はノーマルポジションで十分につかまります。私のM5はドローポジションに調節してあるけど、それよりもドロー回転が掛かりやすい。つかまえようと思ったら簡単につかまります。プッシュしてもドロー回転で戻ってくる。”小顔のドライバーあるある”です。これは打ちやすい!
【打感】
素晴らしい打感です。センター付近は振動が少なくて柔らかく分厚さがある。オフセンターは硬く感じる。
【操作性】
実にコントローラブルで操作しやすい。
【安定感】
小顔のヘッドだからってハードルを上げなくていい。それほどハードな感じはしません。むしろ「M5」よりもつかまえやすいから、プッシュ・スライスの心配が少なくて済む。ツイストフェースの効果なのか、直進性も高いし、ヒールでもしっかり飛んでくれる。ジャストミートすると強い弾道でぶっ飛ぶし、よく転がってくれる。
もちろん、それなりにハードなので標準以上のヘッドスピードは必要です。「M5」と比べると、スイートエリアが若干小さい感じがするし、オフセンターの飛距離のロスが大きい。60g以上のハードなシャフトを打ちこなせるヘッドスピードと安定したスイングが必要だが、上級者には、思い切って叩けるから、満足度が一味違います。
シャフトは
標準仕様のシャフトは4種類
・KUROKAGE TM5 2019 (オリジナルカーボン)
・Tour AD VR-6
・Speeder 661 EVOLUTION V
・Diamana DF60
オリジナルカーボンの「KUROKAGE TM5 2019」は、ねじれが少なくて合わせやすい。重量感もあって、しっかりしたシャフトです。(S)で43〜46m/sぐらい。
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おすすめしたいゴルファーは
- 強い弾道が打ちたい。
- 操作性が欲しい。
- 平均以上のヘッドスピードがある。
- スイングが安定している。
まとめ・総合点
テーラーメイド M5TOUR(ツアー) ドライバー は、振り抜きやすいコンパクトヘッドでしっかりつかまる。ツイストフェースの寛容性もあります。
・よく飛ぶ
・初速が速い
・低スピン
・強弾道
・優れた操作性
想像以上にぶっ飛びます。こっちも欲しくなった。。。
飛距離 10
やさしさ 8
弾道の高さ 8
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 10
打感 9.5