TaylorMade(テーラーメイド) STEALTH(ステルス) ドライバーを試打しました。
フェース素材がチタンからカーボンに変更され、前作(SIM2 MAX ドライバー)から一回りも二回りもスイートエリアが広がりました。
その結果として、飛距離、スピン量、打ち出し角、などのバラツキが大きく低減されています。
前作の振り心地がちゃんと引き継がれていることには感心しました。
これだけ思い切った改造をしたのに、前作から買い替えても違和感なく打てます。
素晴らしい正常進化をしたと言えるでしょう。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
最新モデルの評価はコチラ
【試打&評価】テーラーメイド Qi35 ドライバー/低スピンの高弾道のぶっ飛び、またやさくなった
試打クラブのスペック
TaylorMade(テーラーメイド)
STEALTH(ステルス) ドライバー
/2022年2月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10.5°
【シャフト/価格】
・TENSEI RED TM50 (’22) (S)(SR)中調子/¥86,900(税込)
・Tour AD UB-6 (S)中調子/¥106,700(税込)
・SPEEDER NX 60 (S)中調子/¥106,700(税込)
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試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 飛距離と方向の安定感が素晴らしい
- スイートエリアが広くなった
- サイドスピンが少ないから曲がらない
気になった点もあります
- 価格が少し上がった
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ステルス ドライバー の評価【9.5/10】
【構えやすさ】9.5
トゥ側にボリュームがあり、やや洋梨系のどっしりとした美しい顔。
赤いフェースは問題なし。ロフト角が大きく見える効果があり、安心して構えられます。
【飛距離】10.0
よく飛びます。少しぐらいなら芯を外しても飛距離が変わりません。
軽く打ってもボール初速が速い。
【弾道の高さ】9.0
よく上がります。
超低スピンでグイグイ伸びる高弾道。
【つかまり】8.5
ターンは控えめですが必要十分なつかまり具合。
重心距離が長く感じますが、フェースが大きくたわんで前に押し出してくれます。
【操作性】8.0
正直言って真っすぐしか打てないぐらい直進性がスゴイ。ドローもフェードも小幅の範囲なら打てますが、曲がり過ぎる心配はしなくていい。
【打感】9.5
トランポリンのようによくたわんで柔らかい感触。
ちょっぴりカーボンっぽさを感じるけど、それがとっても心地よく感じます。
オフセンターでも好感触です。
【やさしさ】9.5
カーボンフェースに変更されて、飛距離性能が大きく変わった印象はありませんが、オフセンターのロスが減って、ミスに寛容になった。
大きな改良を施したのに従来モデル(SIM2 MAX ドライバー)の延長線上に進化しています。
最も「変わったなー」と思う点は、再度スピンの少なさです。
出球の方向から左右に曲がりません。引っ掛けのミスが出にくくて、コスリもプッシュも出ません。
重心距離が長いのにプッシュしやすい気持ち悪さがありません。平均気距離は伸びます。
なんだか、二回りぐらい反発エリアが広がった印象です。
これだけ思い切った改造をしたのに、前作の振り心地がちゃんと引き継がれていることには感心しました。
予備知識なしで試打したら、まさかカーボンフェースなんて気付かないでしょうね。
前作から買い替えても違和感なく打てます。
でも、間違いなく、このスイートエリアの広さはカーボン化の成果です。
【総合評価】9.5/10
【総合評価 9.5】
構えやすさ 9.5
飛距離 10.0
弾道の高さ 9.0
つかまり 8.5
操作性 8.0
打感 9.5
やさしさ 9.5
STEALTH(ステルス)ドライバーの口コミ
下記の意見も参考にしてください。
「ヒールでも飛ぶ」
やさしくなったのがよく分かります。ヒール気味でもしよく飛びますね。(SR)でもいい感じですが、時々プッシュするので(R)なら丁度いいかもしれません。
T.Tさん(47) スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系
「初速が速い」
見た目は全然違うけど打ってみると前モデルとよく似た弾道になります。少し初速が速くなった印象です。
KUNIさん(55) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系
「新しさを感じる」
全然曲がりません。安定感が格段に進化してますね。打感も音も気持ちいいです。新しさを感じます。
RYOJIさん(54) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系
シャフトは4種類
【オリジナルカーボン・45.75インチ】
・TENSEI RED TM50 (’22) (S)(SR)(R)中調子
よくしなります。しなった分だけちゃんと戻ってくれる。タイミングが合わせやすくてよくつかまります。
(S)で41〜44m/s、(SR)で39〜42m/sぐらい。
【アフターマーケット・45.25インチ】
・Tour AD UB-6 (S)中調子
・SPEEDER NX 60 (S)中調子
・Diamana PD 60 (S)中元調子
豊富なシャフトバリエーションから選べます。
Stealthドライバー をカスタムするならUSモデルが意外に早い。
オススメしたいゴルファーは
- 操作性よりも安定感を優先にする
- ヘッドスピードは極端に遅いほうではない
- ミスやバラツキを減らしたい
商品情報
最新技術
- 60層のカーボンフェース
新たに開発された「60層のカーボンフェース」はチタンフェースと比べて40% の軽量化。その一方で、SIMドライバーよりもフェース面積を20% 拡大させ、寛容性を強化した。
- ナノテクスチャーPUカバー
フェース全面にナノレベルの精巧なポリマーコーティング(PU)を施すことで、どうような状況下においても最適なスピン量を可能にし、飛距離を生み出す。
- 高慣性モーメント化
カーボンフェースによりヘッドの軽量化に成功。その余剰重量をヘッド後方のバックウェイト周辺を重くすることで低・深重心化を実現し、高慣性モーメント化を実現。
- イナーシャ ジェネレーター
ヘッド後方に重いウェイトを設置した「イナーシャ ジェネレーター」が寛容性アップに貢献。さらに、フェース面の拡大により、寛容性を高めながらも空気抵抗を減少させ、ダウンスイングのスピードアップを実現する。
メーカー | TaylorMade (テーラーメイド) |
商品名 | STEALTH(ステルス) ドライバー |
ロフト | ・9° ・10.5° ・12° |
ライ角 | 56° |
体積 | 460cm3 |
ヘッド素材 / フェース素材 | チタン [9-1-1 ti] + カーボンクラウン / 60層カーボンツイストフェース |
グリップ | Lamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60) |
シャフト/長さ/価格 |
|
付属品 | ・専用ヘッドカバー ・専用トルクレンチ |
まとめ
テーラーメイド ステルス ドライバーは、フェース素材がチタンからカーボンに変更され、前作(SIM2 MAX ドライバー)から一回りも二回りもスイートエリアが広がりました。
前作の振り心地をしっかりと引き継ぎながら、飛距離、スピン量、打ち出し角、などのバラツキが大きく低減されています。
再度スピンの少なさは圧巻です。
構えやすい「赤いフェース」。
打感も音も好印象。
素晴らしい正常進化をしました。期待以上でした。
【期間限定】 大幅ポイント還元中!
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