PRGR(プロギア) 01アイアン 2023年モデル を2日間じっくりと練習場で試打した後に、ゴルフ場で2ラウンドしました。
実際にゴルフ場で打ってみると、ナイスショットが連発。打ち込んだ時の抜けの良さも実感できました。
決して芯が広い訳じゃないけど、芯でとらえやすい印象を強く感じました。
打感と打音は、とにかく気持ちよかったです。
計測データを検証すると、オフセンターでは失速しますが、芯に当たる確率が他の軟鉄鍛造一枚モノよりも高いことが確認出来ました。
前作(01アイアン2020)のチタンが内蔵された複合アイアンから一転。正統派の軟鉄鍛造アイアンの美しい造形美。
所有する満足度は最高です。軟鉄鍛造一枚モノの良さが存分に味わえました。
どんなクラブなのか、トラックマンで計測したデータと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、その評価と感想を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
PRGR(プロギア)
01 アイアン
/2023年3月発売モデル
【番手 /ロフト】
・5番 /25°
・7番 /32°
・PW /46°
・5番~PW
【シャフト/価格(5本セット:6~PW)】
・Modus3 Tour 105 (S)/¥126,500(税込)
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試打を体験した率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- ミートしやすい打点構造
- 操作性がいい
- 素晴らしい打感
気になった点もあります
- シャフトバリエーション
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プロギア 01アイアン 2023 の評価【9.1/10】
【構えやすさ】9.5
ストレートネックに薄いトップブレード。フェアウェイから170ヤード先のピンに対して、シャキッと構えられました。
実に構えやすい顔をしてます。
【飛距離】8.5
試打1日目に、Modus3 Tour 105(S)を挿入したモデルでドライバーのヘッドスピードが45m/s前後をイメージして振った測定値です。
ダウンブローに打ちやすいので意外によく飛んでくれました。一枚モノの中ではまずまずの飛距離性能です。
下記の表は、試打の2日目に、Modus3 Tour 105 (S)装着モデルを トラックマンで20球測定した平均値です。(レンジボール使用)
PRGR01アイアン2023 | 7番(32°)×Modus3 Tour 105 (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 38.4m/s |
ボール初速 | 50.1m/s |
キャリー | 158.6y |
トータル | 164.1y |
打ち出し角 | 18.3° |
バックスピン | 6,170rpm |
落下角度 | 48.2° |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.30 |
①ノーマルロフトとしては平均以上の飛距離性能
②芯でヒットする確率が高い
③スピンはかなり多い
④打ち出し角と落下角度はそれほど高くない
⑤オフセンターの失速はある
【弾道の高さ】8.5
フェアウェイからダウンブローに打つと、中高弾道のちょうどいい高さになりました。
【つかまり】8.5
重心がセンターにあるから、ターンは控えめです。基本はストレート軌道。フェードが打ちやすい味付けでした。
【操作性】10.0
打ち込んだ時の抜けがいいからストレートとフェードの細かい出し入れが出来ます。入射角を多めに打ちこんで低いライン出しもできる。もちろんドローも問題ありません。
この素晴らしい操作性が最も気に入った点です。
【打感】10.0
ダウンブローに打ち込むと、柔らかさの中に重厚感があります。フェースのたわみの中にインパクトの情報が詰め込まれている。耳に残る素晴らしい打音。とにかく気持ちよかった。最高ですね。
バックフェースの下部が肉厚化された「パワーインパクトキャビティ設計」が分厚い打感を実現。
【やさしさ】8.0
打てば芯に当たる。ミスショットが出にくい。
決して芯が広い訳じゃないけど、スイートスポットでとらえやすい軟鉄鍛造アイアンです。
新構造のおかげでしょう。
重心点がフェースのセンターに配置された「高精度重心ヒット設計」がアイアンショットの精度を上げてくれのが実感できました。
芯でとらえやすいから、なんだか、上級者向けのアイアンのハードルの高さは感じませんでした。
軟鉄鍛造アイアンを好むゴルファーに、一枚モノならではの良さを存分に楽しませてくれます。
打感、音、操作性、抜けの良さ、そして外観の美しさ。
所有することの満足度は最高でした。
【総合評価 9.1/10】
【総合評価 9.1】
構えやすさ 9.5
飛距離 8.5
弾道の高さ 8.5
つかまり 8.5
操作性 10.0
打感 10.0
やさしさ 8.0
PRGR 01アイアン 2023 の口コミ
私と一緒に試打を体験したゴルファーの意見や感想も参考にして下さい。
「やっぱり難しい」
私のような払い打ちではこのアイアンの良さは分かりませんね。やっぱり難しかったです。
《T.Tさん(40代) ゴルフ歴10年,スコア90〜99,39m/s,フェード系 サラリーマン・月2ゴルファー》
「つかまりは控えめ」
本当に芯でとらえやすく感じますが、ドローを打った時にそのまま真っすぐに飛ぶケースがありました。つかまりは控えめですね。
《KUNIさん(50代) ゴルフ歴27年,HDCP12,44m/s,ドロー系 夢はシングルのメタボ・ゴルファー》
「結構やさしい」
構えやすい顔が気に入りました。深く打ち込んでフェースの少し上でヒットしても失速しません。結構やさしいです。打感は最高です。
《RYOJIさん(50代) ゴルフ歴40年,HDCP3,48m/s,フェード系 学生時代はキャプテン。クラチャンは2位が最高。》
シャフトは3種類・レフティは
標準仕様は3種類のスチールが用意されています。
レフティモデル(左利き用)は設定がありません。
- スペックスチールⅢ Ver.2 M-43(S) 元調子
- Modus3 Tour 115 (S) 元調子
- Modus3 Tour 105 (S) 元調子
大幅なポイント還元中
オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- 軟鉄鍛造アイアンの1枚モノを好む
- 打感と操作性にこだわる
- 平均以上のヘッドスピードがある
- 中・上級者
デメリットもあります
- 操作性はいいが大きく曲げたい人には向かない
- 芯に当てやすいが初級者が使えるようなやさしさではない
比較対象となるモデルは
競合するアスリートモデルが多いですが、この2モデルがよく似た性能です。
性能面は、大きな差がありません。
顔の印象が違うので、構えやすさが重要になります。好みに合わせて選択した方がいいでしょう。
前作との違い・進化した点
- 前作(01アイアン2020)はチタンが内蔵された複合アイアンだったが軟鉄鍛造一枚モノになった
- 打感が改善された
- 操作性がアップした
- 外観がカッコよくなった
商品情報 (スペック)
メーカー | PRGR (プロギア) |
商品名 | 01 アイアン 2023年モデル |
番手(ロフト/ライ角/シャフト長) |
※Modus3のシャフト長は-0.25″ |
素材 | 軟鉄(S20C) |
製法 | 鍛造 |
グリップ | 重量:50、径:59、コード:無、バックライン:無 |
シャフト |
|
価格 | 【5本セット】 (5-PW) ¥126,500(税込) 【単品】 (4,5) ¥25,300(税込) |
まとめ
PRGR 01 アイアン(2023)試打した計測データと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、その評価をレビューしました。
実際にゴルフ場で打ってみると、抜けの良さと、芯でとらえやすい印象を強く感じました。
計測データを検証すると、芯に当たる確率が他の軟鉄鍛造一枚モノよりも高いことが確認出来ました。
精度を増した、打感、音、操作性、そして外観の美しさ。「高精度重心ヒット設計」がアイアンショットの精度を上げてくれます。
こだわりのあるゴルファーに、軟鉄鍛造の素晴らしさを存分に楽しませてくれます。
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