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maruman シャトル NX-1 アイアン の試打&評価

マルマン SHUTTLE NX-1 アイアン を試打しました。どんなクラブなのか、評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【番手】
7番(27°)
【シャフト】
IMPACTFIT MV504 (SR)
オリジナルカーボンシャフト

マルマンの「SHUTTLE(シャトル)」シリーズが、ドライバーからFW、UT、アイアンまでのフルラインアップ展開で一新されました。
メーカーの説明書きの冒頭にこんな問いかけがある。
「果たして、その悩みを解消してくれるのか、、、」


最近、悩んでいませんか?

○ ミスした時に、全然飛ばない・・・
○ 今まで7番アイアンで届いていた距離がショートする・・・
○ クラブが少し重く感じる・・・

構えてみると

構えてみると、かなりのストロングロフトで、7番アイアンのロフト角が27度です。アスリート系の5番アイアンのロフトと同じ。グースも意外に少なめ、トップブレードは分厚くなくて、ぶっ飛び系の独特の「つかまりアイアン」の顔に見えない。

ゴルフ歴が長い熟練プレーヤーがアスリート系アイアンから持ち替えても違和感がない顔です。ぶっ飛び系のアイアンなのに、スッキリデザインで、構えやすくて好感が持てます。

打ってみると

ワッグルすると、中から先端にかけてよくしなり、素振りをすると、軽いのにヘッドの重さを感じながら振り抜けるから、安定したスイングができる。

打ってみると、インパクトゾーンでフェースを返さなくても、真っ直ぐに保たれたまま、勝手にボールをつかまえてくれる感じです。高弾道の凄まじい飛距離で、左右のブレが少ない。7番アイアンで5番アイアン以上の距離が飛んだら楽ですね。

ヘッドの重さを感じながら、軽くゆっくりと振るだけで高弾道でぶっ飛ぶ。クラブと体を一緒に回して正面でインパクトを迎えるように気を付けると、力は要りません。

センターでヒットしても、フェースの下部でヒットしても、どちらでもいい。

って、、「どちらでもいい」っていうのは何か変ですが、、

ゴルフスイングの理論が変わってしまうほどよく拾ってくれる。驚きです。設計段階で、おそらくダウンブローに打つのを想定されていないと思うけど、「軽く払い打ちして下さい」と、ささやきが聞こえてくる。。

打ち込んでセンターでヒットすると球が上がりすぎるから、フラットにスイングして払い打つ方がよく飛びます。トップしても真っ直ぐに高弾道でぶっ飛びます。もはや低重心という言葉では足りないほどの寛容さ。

打感がアイアン型ユーティリティのような軽い感じで、フェース面がたわむのがよくわかる。トップしても、たわむ感じが手に伝わってくる。

究極のぶっ飛びアイアンですね。このカテゴリーのアイアンの技術競争は凄まじいです。アスリート向けのノーマルロフトの軟鉄鍛造アイアンは、進化が止まった感があるけど、肉薄フェースのポケットキャビティは、ぶっ飛びが進化し続けています。

「ヤマハ インプレス UD+2 アイアン」や、「キャロウェイ BIG BERTHA BETA アイアン」などの、ぶっ飛び系のアイアンの実力に驚かされてきましたが、このアイアンもかなり凄いです。

ライバルはこちらのランキングでチェック→これは飛ぶ!2018年に飛距離を求めるならこのアイアン7選

シャフトは

オリジナルカーボン シャフトの「IMPACTFIT MV504」は、先がよく走り、スピード感がある軽量シャフトです。ヘッドの重さを感じながら、ゆっくりと軽く振るだけでよくつかまります。

その他に、超軽量のスチールシャフト「N.S.PRO ZELOS7」も用意される。

まとめ

「マルマン SHUTTLE NX-1 アイアン」は、トップしてもぶっ飛びだから、やさしく飛ばせるアイアンです。

・よく拾う
・トップしても高弾道
・軽くて振りやすい
・ミスに強い
・2番手ぐらいぶっ飛ぶ



少し飛ばなくなったシニアゴルファーも、「あの頃のゴルフ」が取り戻せる!
150ヤードを若い頃よりも短い番手で打てるかもしれない。

飛距離 5+
構えやすさ 4
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性 3
打感 4