Taylormade (テーラーメイド) P770 アイアン 2023年モデルを試打しました。
飛距離、寛容性、打感、、、全部進化してます。
前作(P770アイアン2020)よりもよく飛んで、直進性がいい。
私は前作を所有してますが、見た目がよく似てるし、「それほど変わってないかな」って思ったら、ビックリです。
でも基本路線は変わりません。
アスリート顔のノーマルロフトなのに、広いスイートエリアと驚きの飛距離性能。
目玉はカーボンシャフトとの組み合わせ。これはいいですよ。
バックフェースのデザインもさらにカッコよくなりました。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
後継モデルの評価
【試打評価】テーラーメイド P770 アイアン 2024/どこを取っても「長所だらけ」の見事な出来栄え
試打クラブのスペック
TaylorMade (テーラーメイド)
P770 アイアン
/2023年1月発売モデル
【番手/ロフト】
・7番/33°
【シャフト/価格(6本セット:5~PW)】
・Dynamic Gold EX Tour Issue (S200) /¥184,800(税込)
・New Diamana Thump 95 (S) /¥191,400(税込)
兄弟モデルの評価はこちら
【試打&評価】P7MB アイアン(2023)/操作性、打感、美しさ
【試打&評価】P7MC アイアン(2023)/完成された美しいマッスルキャビティ
【試打&評価】 P790 アイアン(2023)/飛距離と寛容性の底上げ
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- ノーマルロフトのアイアンの中ではトップレベルの飛距離
- 方向の安定感がスゴイ
- カーボンシャフトとの組み合わせが素晴らしい
気になった点もあります
- モーダス105が標準で選べなくなった
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P770アイアン(2023)の評価【9.2/10】
【構えやすさ】9.5
薄目のトップブレード、ストレートネック、ミドルサイズの顔。スクエアに構えやすい。安心感もあります。
【飛距離】9.0
飛びます。7番で33°のノーマルロフトの距離じゃない。兄弟モデルのP7MC と比べて1°の違いですが、1番手ぐらい飛ぶ。
P790アイアンのロフトを寝かせて飛び過ぎを抑えたような感じ。
【弾道の高さ】9.0
ソールの溝(貫通型スピードポケット)がよく拾って球を持ち上げてくれます。払い打ちでも高弾道。
前作よりも重心が低くなったような感じ。上がりやすくなってます。
【つかまり】9.0
ターンは控えめですが、オートマチックにつかまります。
ターンさせようとすると、少し重心距離の長さを感じる挙動に。強引につかまえに行っても、引っかけのミスが出にくくなってます。
【操作性】9.0
曲がりすぎない範囲で安心して操作できます。
【打感】9.0
フェースが軽快に弾いて、中空構造の内部に搭載された新開発の「SpeedFoam™ Air」が不快な衝撃を吸収。ダイレクトな感触もしっかり伝わります。衝撃がやさしくて心地いい感触です。
【やさしさ】9.0
初代(P770アイアン2017)はキャビティ、二代目(P770アイアン2020)は中空、3代目はどうなるのか楽しみでしたが、やっぱり中空でした。構造は似てますがしっかりと進化してます。
さらに広くなったスイートエリア、オフセンターのロスのさらなる低減、払い打ちでの拾いやすさ、そして飛距離も進化。
私は前作を所有してますが、全方位でまんべんなくアップデートした感じ。余分な脂肪がそぎ落とされてやさしさに磨きがかかっています。
標準で2種類のシャフトが用意されています。
DGと重量カーボン。
どちらもいい。
やさしいヘッドにハードなスチールシャフトを組み合わせると、余計なことを考えなくても上げて下ろすだけでナイスショットになる。そこが前作を購入して最も気に入った点です。この新作もDGとの組み合わせは安定感抜群です。
でも、、、、今回の目玉はカーボンシャフトとの組み合わせ。これはいいですよ。
最新の技術を駆使した最先端のアイアンは、しっかり目のカーボンシャフトを挿入すると、「打ちやすさ」×「打ちやすさ」でハンパない相乗効果になります。久しぶりに目からウロコが落ちました。男子プロにもカーボン使用者が増えてますが、これからますます増えるでしょう。
時流に沿って、そろそろしっかり目のカーボンに変えてみたいと思うなら絶好のチャンスです。
もちろん、DGも打ちやすいし、お気に入りのスチールシャフトにカスタムするのもいい。
本当に魅力的なアイアンです。
【総合評価】9.2/10
【総合評価 9.2】
構えやすさ 9.5
飛距離 9.0
弾道の高さ 9.0
つかまり 9.0
操作性 9.0
打感 9.0
やさしさ 9.0
P770 アイアン 2023 の口コミ
下記の意見も参考にしてください。
「私でも打てます」
私でもカーボンなら意外に打てます。球は上がりやすいし方向もいいです。外観はメッチャカッコいいですね。
T.Tさん(47) スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系
「カーボンは食わず嫌いでした」
カーボンは使ったことがないけど、食わず嫌いでした。打ちやすいし、よく飛びます。これならすぐにでも欲しいです。
KUNIさん(55) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系
「カーボンはつかまり過ぎる」
打感が改善されましたね。確かにカーボンは打ちやすいけど、つかまり過ぎるので、わたしはダイナミックゴールドの方がいいです。
RYOJIさん(54) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系
シャフトは2種類
【スチール シャフト】
- Dynamic Gold EX Tour Issue (S200) 元調子
【カーボン シャフト】
- New Diamana Thump 95 (S) 元調子
張りがあり、走り過ぎず、暴れず、コンタクトしやすいカーボンシャフト。払い打ちでもつかまってよく飛びます。よく拾ってくれるP770アイアンにピッタリハマります。(S)で41〜46m/sぐらい。
国内で未発売のAW(51°)があります。
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圧倒的に豊富なシャフトバリエーション。
オススメしたいゴルファーは
- ノーマルロフトで飛距離が欲しい
- やさしくピンを狙いたい
- 平均レベルのヘッドスピードがある
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商品情報
メーカー | Taylormade (テーラーメイド) |
商品名 | P770 アイアン 2023年モデル |
番手(ロフト) |
|
ライ角 | 61.5°(5I)、62.5°(7I) |
ヘッド素材 / フェース素材(製法) | 【3~7】 軟鉄 [8620] (鋳造) + 内蔵タングステンウェイト + SPEEDFOAM AIR™ / クロモリ鋼 [4140] (鍛造) 【8~PW】 軟鉄 [8620] (鋳造) + SPEEDFOAM AIR™ / クロモリ鋼 [4140] (鍛造) |
グリップ | TM Tour Velvet 360 Black (径60/50g) |
シャフト | 【スチール シャフト】
【カーボン シャフト】
|
長さ (7I) | 37インチ |
価格 | 【Dynamic Gold EX Tour Issue】 6本セット(5~PW):¥184,800(税込) 単品(3,4):¥30,800(税込) 【New Diamana Thump 95】 6本セット(5~PW):¥191,400(税込) 単品(3,4):¥31,900(税込) |
まとめ
テーラーメイド P770 アイアン 2023年モデル は、前作(P770アイアン2020)よりもよく飛んで、直進性が良くて、オフセンターのロスが少ない。飛距離、寛容性、打感、、、全部進化してます。
カーボンシャフトとの組み合わせが素晴らしい。そろそろしっかり目のカーボンに変えてみたいと思うなら絶好のチャンスです。
もちろん、DGも打ちやすいし、お気に入りのスチールシャフトにカスタムするのもいい。
バックフェースのデザインもさらにカッコよくなりました。全方位、魅力的なアイアンです。
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