BRIDGESTONE(ブリヂストン) 233 HF アイアンを2日間じっくり試打しました。
芝の上から打ってみると、トップ気味でも球が持ち上がり、そのままキャリーで狙い通りに飛んでくれました。
まるでユーティリティのような寛容性がある印象が強かったです。
計測データを検証すると、オフセンターのロスが少なくて軽く振っても1番手以上の飛びが確認出来ました。
方向性に関しては素晴らしいデータが出ました。
よく拾い、ミスに強く、打感がいい。スッキリした外観も魅力的です。
どんなクラブなのか、トラックマンで計測したデータと実際の体験をもとに、試打評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
BRIDGESTONE(ブリヂストン)
233HF アイアン
/2023年9月発売モデル
【番手/ロフト】
・7番/28°
・6番~PW
【シャフト/価格(5本セット・6~P)】
・VANQUISH BS50i(S) 中調子 カーボン/¥132,000(税込)
・N.S.PRO 850GH neo(S) 中調子 スチール/¥132,000(税込)

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試打を体験した率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- フェース下部でも高弾道に
- オフセンターのロスが少ない
- 方向性がいい
気になった点もあります
- 番手バリエーションにAWが欲しい
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233HFアイアン の評価【9.3/10】
【構えやすさ】9.0
ちょっと面長のセミラージ。グースネック。分厚めのトップライン。
拾ってくれそうに見えるから、安心して構えられます。
【飛距離】9.5
試打1日目に VANQUISH BS50i(S) で、ドライバーのヘッドスピードが40m/sぐらいをイメージして振った時の平均的な測定値です。
軽く振ってもヘッドが走って、1番手以上の飛び。縦も横もブレが少ない。
下記の表は、N.S.PRO 850GH neo(S)シャフトを挿入したモデルで、トラックマンで20球測定した平均値です。(レンジボール使用)
233HFアイアン | 7番(28°)×N.S.PRO 850GH neo (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 37.7m/s |
ボール初速 | 52.4m/s |
キャリー | 165.0y |
トータル | 173.3y |
打ち出し角 | 18.8° |
バックスピン | 5,010rpm |
落下角度 | 48.0° |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.39 |
試打データから解った事は
①高弾道のキャリーで飛ぶ
②着弾地点に安定感がある
③ミスヒット(特にフェース下部)に強い
④スピンはやや少なめ
⑤飛距離性能が高い
【弾道の高さ】9.5
高く上がって、左右に捻じれません。
フェアウェイから打つと、直線的な高弾道になりました。
スピンはちょっと少なめ。
【つかまり】9.0
重心距離が長くてフェースローテーションは控えめ。ターンさせてもドローは掛からないが、プッシュ、スライスも出ませんでした。
ターゲット方向にピタッと打てる十分なつかまり具合です。
【操作性】8.0
安定感優先です。
【打感】9.0
中空内部に充填されたポリマーが不快な振動を吸収してくれる。
フェースが軽快に弾いて、心地いい感触が手に伝わりました。
【やさしさ】10.0
前モデル とは構造が違うが、やさしさの味付けはよく似ている感じがしました。
コンタクトしやすくて、フェース下部でもよく拾い、軽く打っても1番手以上の飛距離に。
アドレスした時に信頼感があます。手前に大きなバンカーが口を開けてても、安心してフィニッシュまで振り切れました。
中空構造の長所なのか、スイートエリアが一回り大きくなった印象が強かったです。
出球の方向性がアップされ、オフセンターのロスが少なくなった。よりミスに寛容になってます。
前作以上にグリーンが捕らえやすくなったのはラウンドした率直な感想です。
パワーは要りません。ヘッドの重みを感じながら軽く振ると、ユーティリティのようによく飛んでくれます。
安定感と飛距離が手に入るやさしい中空アイアン。今度はカッコよさも手に入ります。
【総合評価】9.3/10
【総合評価 9.3】
構えやすさ 9.0
飛距離 9.5
弾道の高さ 9.5
つかまり 9.0
操作性 8.0
打感 9.0
やさしさ 10.0
233 HF アイアン の口コミ
私と一緒に試打を体験したゴルファーの意見や感想も参考にして下さい。
「払い打ちでも高く上がる」
よく拾ってくれますね。払い打ちでも高く上がります。まっすぐに飛びました。打ちやすいアイアンです。
《T.Tさん(40代) ゴルフ歴10年,スコア90〜99,39m/s,フェード系 サラリーマン・月2ゴルファー》
「ターンさせたい人には向かない」
左のミスが出ません。方向性がかなりいいです。手首を返すとつかまりません。ターンさせたい人には向かないかも。
《KUNIさん(50代) ゴルフ歴27年,HDCP12,44m/s,ドロー系 夢はシングルのメタボ・ゴルファー》
「非力なゴルファーに適合しそう」
直進性がいいですね。全部ストレートの高弾道になります。軽く打つとメッチャよく飛びます。非力なゴルファーに適合しそうですね。
《RYOJIさん(50代) ゴルフ歴40年,HDCP3,48m/s,フェード系 学生時代はキャプテン。クラチャンは2位が最高。》
標準シャフトの印象は・レフティは
標準仕様は2種類のカーボンと1種類のスチール。
レフティモデル(左利き用)の設定はありません。
- VANQUISH BS50i(S)(R)中調子 カーボン
- Speeder NX BS40i(1:R)中調子 カーボン
- N.S.PRO 850GH neo(S)中調子 スチール
標準シャフトの印象
VANQUISH BS50i は、適度なしなりがボールを拾い上げ、キャリーが伸びるシャフト。コンタクトしやすい。(S)でドライバーのヘッドスピードが38〜41m/sぐらい。
N.S.PRO 850GH neo は(S)で39〜43m/sぐらい。
オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- 長尺の飛び系アイアンは使いたくない
- ミスに寛容なアイアンでもっと飛ばしたい
- 操作性は重視しない
- 払い打つタイプ
- ヘッドスピードは速い方ではない
デメリットもあります
- 打感は心地いいが芯の太さが欲しい人には物足らない
- PWがのロフトが43°なので、48°ぐらいのウエッジが必要になる
比較対象となるモデルは
競合が多いカテゴリーですが、この2モデルがよく似た性能です。
標準シャフト・バリエーション、PWのロフト角 などのの違いが選択のポイントになりそうです。
前作との違い・進化した点
- 前作(213HFアイアン)と比べると高反発エリアが拡大した
- 慣性モーメントが上がった
- 初速が上がり飛距離性能がアップした
- 打感が改善された
- スッキリとした外観になった
商品情報(スペック)
メーカー | BRIDGESTONE (ブリヂストン) |
商品名 | 233HF アイアン |
番手(ロフト/ライ角/シャフト長) |
※VANQUISH BS50i は+0.25″、Speeder NX BS40i は+0.5″ |
素材 | ボディ:軟鉄(S25C),ポリマー,発砲ポリマー,タングステンウエイト フェース:Ultimate Strong Metal 2.0 |
製法 | ボディ:鍛造 フェース:鍛造 |
グリップ | オリジナルライトラバーグリップ
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シャフト |
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価格 | [5本セット(6I-PW)]¥132,000(税込) [単品(5I)]¥26,400(税込) |
まとめ
ブリヂストン 233HF アイアン を試打した計測データと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、その評価をレビューしました。
実際にゴルフ場の芝の上から打ってみると、まるでユーティリティのような寛容性がある印象です。
計測データを検証すると、軽く振っても1番手以上の飛びが確認出来ました。
方向性も素晴らしいデータが出ました。
よく拾い、ミスに強く、打感がいい。スッキリした外観も魅力的です。
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