TaylorMade(テーラーメイド) P790 アイアン (2023) を練習場でじっくりと試打検証した後に、購入しました。
実際にゴルフ場で打ってみると、芝の上からよく拾い、フェースの広範囲でよく弾いてくれる印象が強いです。
アイアンショットが2ランクぐらい上達したような、いい気分に。
計測データからは、中空マッスルアイアンのライバルモデルよりも飛距離性能が相変わらずリードしていることが確認出来ました。
弾道のバラツキが軽減されて全体的に打ちやすさが底上げされています。
前作からまた進化した4代目は、打感もアップ。外観もさらにカッコ良くなった。
どんなクラブなのか、トラックマンで計測したデータと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、試打評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
TaylorMade (テーラーメイド)
P790 (’23) アイアン
/2023年9月発売モデル
【番手】
5番~PW
【シャフト/価格 5本セット(6-P)】
・Modus3 Tour 105(S) 元調子/¥159,500(税込)
・MCI 80 for TaylorMade (S) 中元調子/¥165,000(税込)
・RAUNE IRON i90(S) 中調子(※購入したクラブ)
P790アイアン2023 の試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- よくつかまり、高く上がり、ぶっ飛ぶ
- 最高に打ちやすい
- 5本セットになった
気になった点もあります
- AW(50°)が国内で販売されない
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P790アイアン2023 の試打評価【9.6/10】
【構えやすさ】9.5
スクエアに構えやすい顔です。
セミグース&少し分厚いトップブレード。コンパクト感と安心感が共存する構えやすさです。
【飛距離性能】9.5
試打一日目に、MCI 80 for TaylorMade (S)の仕様で、ドライバーのヘッドスピードが43m/s前後をイメージして振った測定値です。
7番で30°前後のアイアンの中ではトップレベルの飛び。オフセンターの距離がこれまたスゴイ。
下記の表は、試打2日目にModus3 Tour 105(S)の仕様で、トラックマンで測定した平均値です。
P790アイアン 2023モデル | 7番(30.5°)×Modus3 Tour 105(S) |
---|---|
ヘッドスピード | 37.9m/s |
ボール初速 | 53.1m/s |
キャリー | 165.8y |
トータル | 174.5y |
打ち出し角 | 18.9° |
バックスピン | 5,580rpm |
落下角度 | 48.5° |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.40 |
試打データから解った事は
①ミート率が高くて飛距離性能がスゴイ
②よく飛ぶけどある一定の距離以上は飛ばない。想定外の飛び過ぎが出ない。
③スピン量は平均レベル
④高弾道
⑤オフセンターのロスが少ない
【弾道の高さ】9.5
トップ気味でも、よく拾ってくれて高弾道です。
ゴルフ場で打つと、フェアウェイから5番アイアンが楽に上がってくれる印象が強いです。
ソールの「貫通型スピードポケット」と内部の「タングステンウェイト」が楽に球を拾い上げてくれます。
【つかまり】9.0
少しローテーションしやすくなった。つかまえようと意識する必要はありません。気持ちいいターンです。
普通に打つと、スムーズにフェースがターンしてナチュラルドローになりました。
【操作性】8.5
コース上でも小幅の範囲で安全に操作できました。
【打感】9.0
衝撃吸収材「SPEEDFORM™ AIR充填剤」の効果なのか、弾き感が抑えられ、大人しい感触になった。心地よさが1段階アップしました。オフセンターも悪くありません。
【やさしさ】9.5
前作 の性能を考えると、もうこれ以上の伸びシロはないだろうと試打に臨んだら、、衝撃でした。
とにかくメッチャ打ちやすい。よくつかまって気持ちいいショットが連発しました。
つかまえやすい。
上がりやすい。
ミートしやすい。
よく飛ぶけど飛び過ぎのミスが出ない。
ダフっても飛んだし、トップしても高く上がった。振り遅れてもつかまって、引っ掛けのミスも出にくかった。
モーダス105がいつもよりも柔らかく感じます。ヘッドが打ちやすいからでしょう。
前作 とどこが変わったのか? と聞かれれば、
「全項目で長所が底上げされた」という印象が強いです。
自分がこんなにアイアンが上手だったかな??といい気分になる。期待以上でした。
【P790アイアン(2023)の総合評価】9.6/10
【総合評価 9.6】
構えやすさ 9.5
飛距離 9.5
弾道の高さ 9.5
つかまり 9.5
操作性 9.0
打感 9.0
やさしさ 9.5
P790アイアン(2023) の口コミ
私と一緒に試打を体験したゴルファーの意見や感想も参考にしてください。
「よく飛んで打ちやすい」
よくつかまって、よく飛びます。打ちやすいですね。特にカーボンがメッチャ打ちやすいです。
《T.Tさん(40代) ゴルフ歴10年,スコア90〜99,39m/s,フェード系 サラリーマン・月2ゴルファー》
「スコアメイクが楽」
P770も素晴らしいと思ってたけど、これを打っちゃうと迷う余地がありませんね。これだけ飛んでミスの寛容ならスコアメイクが楽になりそうです。
《KUNIさん(50代) ゴルフ歴27年,HDCP12,44m/s,ドロー系 夢はシングルのメタボ・ゴルファー》
「そろそろ飛ぶアイアンにしたいなら第一候補」
そろそろ飛ぶアイアンにしたいと思うアスリートには第一候補になりますね。ダイナミックゴールドが標準になったので、私も欲しくなってしまいました。
《RYOJIさん(50代) ゴルフ歴40年,HDCP3,48m/s,フェード系 学生時代はキャプテン。クラチャンは2位が最高。》
シャフトは・レフティは、
標準仕様のシャフトは3種類のスチールと1種類のカーボン。
レフティ(左利き用)はカスタムになります。
- Dynamic Gold EX Tour Issue (S200) 元調子
- MODUS3 TOUR 105 (S) 元調子
- N.S.PRO 950GH neo (S) 中調子
- MCI 80 for TaylorMade (S) 中元調子
※SELECTFIT STORE限定
オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- ミスに寛容なアイアンでピンを狙いたい
- 極端なストロングロフトは使いたくないが距離が欲しい
- 操作性よりも安定感を重視したい
- スイングスピードは特別遅い方ではない
- カッコいいアイアンが欲しい
デメリットもあります
- 番手間のビトイーンの距離が合わせにくい
- スイングスピードが極端に遅い人には飛距離性能が十分に発揮できない
- マット仕上げの外観に傷が付きやすい
比較対象となるモデルは
競合するモデルが多いですが、これらがよく似た性能です。
前作との違い・進化した点
- 前作(P790アイアン 2021)よりもスイートエリアが広がった
- 7番アイアンと8番アイアンの距離の差が大きかった点が改善された
- 全体的に性能が上がっている
- 外観がより精悍になりアスリートっぽくなった
- シャフトバリエーションが増えた
P790アイアン2023の商品情報(スペック)
メーカー | TaylorMade (テーラーメイド) |
商品名 | New P790 (’23) アイアン |
番手(ロフト/ライ角/シャフト長) |
|
ヘッド素材 / フェース素材(製法) | 【3-7】 軟鉄[8620] (鋳造) + 内蔵タングステンウェイト + SPEEDFOAM™ AIR / クロモリ鋼[4140] (鍛造) 【8-PW】 軟鉄 [8620] (鋳造) + SPEEDFOAM AIR™ / クロモリ鋼 [4140] (鍛造) |
グリップ | TM Tour Velvet 360 Black (径60/50g) |
シャフト |
|
価格 | 【5本セット(6-PW)】 スチール:¥159,500(税込) カーボン:¥165,000(税込) 【単品(3,4)】 スチール:¥31,900 (税込) カーボン:¥33,000 (税込) |
まとめ
テーラーメイド New P790 アイアン (2023年モデル) を試打した計測データと実際にゴルフ場で使用した体験をもとに、その評価をレビューしました。
実際にコースで打ったら、実に気持ちいいショットが連発。芝の上から打つと、やさしさがより実感できました。
計測データを検証すると、オフセンターでもよく飛んで高弾道になることが確認出来ました。
前作よりもミスに強くなり、全体的に打ちやすさが底上げされた印象を強く感じました。
打感が向上して、外観もカッコよくなった。4代目でまたさらに魅力度が上がっています。
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