PRGR(プロギア)「RSドライバー」と「RS F ドライバー」の2018年モデルを試打しました。
結論はどちらもぶっ飛びです! どっちを選ぶのか、悩ましい。
「RSドライバー」は無理につかまえに行ってもフックボールにならないから、思い切って振り切ることができる。
オフセンターの飛距離性能がいいので、飛距離にバラツキがない。安定感抜群です。
「RS F ドライバー」はある程度のパワーがあればオフセンターでもぶっ飛んでくれるからミスに強いクラブです。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
のちに、「RS E ドライバー」が加わって計3種類になりました。
試打クラブ
【ロフト角】
・10.5°
【シャフト】(オリジナルカーボンシャフト45.5インチ)
・Diamana for PRGR S(M-43)、SR(M-40)
(2) PRGR RS F ドライバー
【ロフト角】
・10.5°
【シャフト】(オリジナルカーボンシャフト45.5インチ)
・Diamana for PRGR S(M-43)、SR(M-40)
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弾道調節機能
2モデルともに、ロフト調節機能は−1°が可能だが、プラスにはできない。迷ったら大きめのロフトを購入する方が無難な選択です。
2モデルともソール後方に8gのウエイトが装備されている。別売りのウエイトで重心を調節することができます。
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(1) RS ドライバー(2018)の評価
【構えやすさ】
左[RS ドライバー] 右[RS F ドライバー]
ドローが打ちやすい「RS ドライバー」を構えてみると、少しフックフェースに見える。これでもフェースアングルが −2°なので引っかかる設定ではないが、スライサーが安心して構えられるように上手く設計されています。
クラウン後方の、特にヒール側が大きく張り出して、つかまりそうな重心設計を感じさせてくれる。
投影面積が大きくて、球が上がりそうな安心感もあります。
【飛距離】
「ちょっと上がりすぎたかな?」と思ったボールがグイグイ伸びて、想定よりもずいぶん先に着弾する。ぶっ飛びです。しかも同じような弾道が連発。
「RS ドライバー」は、 44m/sぐらいで軽く、大きく、ゆったりと振り抜いたら、強烈なビッグドライブが連発する。軽く振っても初速が速い。
【弾道】
高弾道でスピン量は少し多め。右に出た球が緩やかにドローがかかって、フェアウェイセンターに戻ってくる。憧れのハイドローが打ちやすい。
【つかまり】
手首を意識しなくても、インパクトでフェースがボールを包み込んで、しっかりとつかまえて自然にドロー回転がかかってくれる。
大型ヘッドの高慣性モーメントヘッドは、つかまらなくてコスりやすいモデルが多いが、これは気持ちいい。
【打感】
インパクトで、フェースに吸い付くような柔らかさが感じられるし、オフセンターでの打感も悪くない。
こちらのモデルは、クラウンがカーボンじゃないので、手応えがあって好感触です。
【操作性】
不向きです。フェースがターンしやすいから、ドローになりやすい。
【安定感】
無理につかまえに行ってもフックボールにならないから、思い切って振り切ることができる。
オフセンターの飛距離性能がいいので、飛距離にバラツキがない。安定感抜群です。
コスらない、ドロップしない、しっかりとつかまる。最近の大型ヘッドの欠点を取り除いたドライバーです。芯を外してもヘッドスピード以上の初速が出るし、キャリーで運ぶことができます。
シャフトは
シャフトは1種類のオリジナルカーボンの「Diamana for PRGR(S),(SR),(R)」が標準仕様です。このシャフトが目玉かも。ぶっ飛ぶ要因はこのシャフトにもある。
しなりを感じながらゆったりと振ると、しっかりつかまえてくれる。暴れないから方向が定まるし、タイミングがブレにくい。軽くて振り抜きやすい高性能シャフトです。(S)で42〜44m/s、(SR)で39〜41m/s ぐらい。
オススメしたいゴルファーは
・高弾道のドローで飛ばしたい。
・オフセンターでも飛んで欲しい。
・ある程度フォームが固まっている。
・右のミスだけは避けたい。
こちらの記事も参考になります。
2018年にやさしく飛ばせる おすすめドライバー7選(全てのゴルファー編)
「RS ドライバー」のまとめ
ドローで飛ばす「プロギア RS ドライバー」(2018) は、よくつかまってぶっ飛びます。芯を外しても想定以上の地点までキャリーで運ぶことができます。
・高弾道のドローボール
・よくつかまる
・コスらない
・オフセンターでもぶっ飛び
・打感が柔らい
・やさしい
・オリジナルシャフトが素晴らしい
しっかりとつかまえたいならコレです。
ハードヒッター以外はこちらをお勧めしたい。
飛距離 9.5
やさしさ 9
弾道の高さ 9
つかまり 10
構えやすさ 8.5
操作性 8
打感 9
RS F ドライバー(2018)の評価
【構えやすさ】
クラウンがカーボンになった。ディープフェースでクラウンが小ぶりに見える。フェース面はスクエアに構えやすいが、これでもアングルが−3.5°とのこと。ライ角も「RS ドライバー」よりも3度もフラットになっているので、引っかかりそうな気持ち悪さは全くない。
【飛距離】
吹け上がらず、強い弾道でよく飛びます。
速く振ったら振っただけ飛距離が伸びるようなパフォーマンスを持っています。
このドライバーにはせめて60g台のシャフトが欲しい。
【弾道】
低スピンの中弾道でロケットのようにビューンとまっすぐにぶっ飛びます。普通に振ればナチュラルなフェードボールになる。
吹け上がらずアゲンストにも強そうな球です。
【つかまり】
引っかかりのミスは出ないが、よくつかまるので右にプッシュするようなミスは出ません。
【打感】
打感は、やや乾いた感じがする。カーボン特有の弾き感を感じます。
【操作性】
つかまったフェードが打ちやすいが、意外によくつかまるので、ドローも打てる。これは、操作性が良くて球を操りやすい。
【安定感】
ちょっとヘッドスピードを落とすとドロップ気味になるので、ある程度のパワーがないと失速するかも。オフセンターでもぶっ飛んでくれるからミスに強いクラブです。
こちらの フェードで飛ばす「RS F ドライバー」は、キャッチフレーズから ”つかまらない”、”ハードヒッター仕様”と連想されてしまいがちだが、結構やさしいドライバーです。ミスに強いし、吹け上がらない。
ピン G400 LS TEC ドライバー に対抗できる、いや、それ以上かもしれません。
シャフトは
シャフトは1種類のオリジナルカーボンの「Diamana for PRGR(S),(SR),(R)」が標準仕様です。
「RS ドライバー」と同じシャフトが標準なので、もう少しハードなシャフトが欲しいが、カスタムで対応してくれます。
オススメしたいゴルファーは
・強弾道のナチュラルフェードで飛ばしたい。
・低スピンの風に負けない球が打ちたい。
・ある程度フォームが固まっている。
・左のミスだけは避けたい。
「RS F ドライバー」のまとめ
「プロギア RS F ドライバー」 は、オフセンターでも強烈なパワーフェードでぶっ飛びます。アスリートが安心して戦える武器になる。
・力強い弾道
・ぶっ飛ぶ
・振ったら振っただけ飛んでくれる
・オフセンターでも飛ぶ
・ミスに強い
・操作性が良い
ナチュラルなフェードボールでぶっ飛ばせるドライバー。
競技で戦うならこれは強い味方になります
飛距離 10
やさしさ 8
弾道の高さ 8
つかまり 8
構えやすさ 9
操作性 9
打感 8.5