ブリヂストン ツアーB XD-F フェアウェイウッド(2018)を試打しました。
小さめのヘッドでラフから振り抜きやすい。
打点がブレても飛距離のロスが少ないし、スピン量がほとんど変わらない。
スピンコントロールをしなくても前へ前へ飛んでくれるので、楽に距離を稼ぐことができます。
どんなクラブなのか、評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
TOUR B XD-F FW
/2018年9月発売モデル
【番手 (ロフト)】
・5W (18°)
【シャフト】
・TOUR AD TX2-6 (S)
番手バリエーションは3種類 3W、5W、7W(特注)
TOUR B XD-Fフェアウェイウッドの評価<
【構えやすさ】
構えてみると、同シリーズのドライバーと同様に、クラウンのブルーの縦ストライプが印象的な外観で、好き嫌いが分かれるかも。
ほとんどバルジがなく、ターゲットにスクエアに構えやすい。
最近のFWとしては小さめのヘッドです。前モデルと比べると5Wは約16%も縮小された。かなり大胆な変更ですね。
シャープに振り抜きたいアスリートには構えやすくなった。
【飛距離】
よく飛びます。XD-3ドライバーも同じ印象だったが、ぶっ飛ばしてるような感触じゃないのに落下点を見ると、かなり飛んでます。
軽く振ったけど、初速も速くてしっかりと飛んでくれます。
このオリジナルカーボンシャフトがヘッドの動きにピッタリとハマっている。
【弾道】
低スピンの力強い中高弾道。打ち込んでも吹け上がらずに飛んでくれる。左右のスピン量も少ない。
【つかまり】
小ぶりのヘッドなのに、ターンが消極的で、つかまり過ぎるミスが出ません。フェースローテーションが少なめだが、インパクトで自然にフェースがつかまえてくれる。振り遅れてもプッシュせずにつかまってくれますよ。
【打感】
打感は少し硬め。フェースの”たわみ”があまり感じられない。それでも、情報はしっかりと入ってくれるので、フェースの開閉具合や打点が分析できます。
【操作性】
ローテーションが控えめなので、インテンショナルなボールは打ちにくいが、安全な範囲での操作は可能。低い球も打ちやすい。
【やさしさ】
このXDFフェアウェイウッドはアスリート向けの中では、かなりやさしさを感じる。小さめのヘッドでラフから振り抜きやすいし、よく拾って、方向性がいい。打点がブレても飛距離のロスが少ないし、スピン量がほとんど変わらない。このスピン量がが重要です。
コスっても吹け上がりのスライスが出ないし、チーピンも出ない。ティーアップしても上がり過ぎない。スピンコントロールをしなくても前へ前へ飛んでくれるので、楽に距離を稼ぐことができます。
シャフトは
シャフトは5種類ある。
・TOUR AD TX2-6(オリジナルカーボン)
・TOUR AD VR-6
・Speeder 661 EVOLUTION Ⅴ
・Diamana DF60(特注)
・The ATTAS 6(特注)
オリジナルの「TOUR AD TX2-6」は軽くて振り抜きやすく、タイミングを合わせやすいシャフトです。程よいトルクとヘッドの動きとの組み合わせが、よくボールを拾ってくれる。適応のヘッドスピードは(SR)で39〜42m/s、(S)で42〜45m/sぐらい。
おすすめしたいゴルファーは
- スピン量が多め。
- 小ぶりのヘッドが好き。
- ある程度フォームが固まっている。
- 安定感を求める
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まとめ
ブリヂストン ツアーB XD-F フェアウェイウッド(2018年モデル)は、よく拾い、強い弾道で曲がらない。オフセンターでも飛距離がロスしない安定感がある。
・強い弾道
・小さめのヘッド
・よく拾う
・振りやすい
・飛距離の安定感
・ミスに強い
アスリートがやさしく結果を残せるFWです。
飛距離 9
やさしさ 9.0
弾道の高さ 8.5
つかまり 9
構えやすさ 8.5
操作性 8.5
打感 8