PRGR RS RED(レッド) ユーティリティを試打しました。
振り抜きやすくて、タイミングが合わせやすい。
軽く払い打って薄めにヒットしてもちゃんと球が上がります。方向性は抜群にいい。
本当にやさしいUTです。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
RS RED(レッド) ユーティリティ
/2019年4月発売モデル
【番手(ロフト)】
・4ut(20度)
【シャフト】
・RS RED 専用 Speeder Evolution for PRGR (SR)M-40
番手バリエーションは3種類[4ut(20°)、5ut(23°)、6ut(26°)]
RS REDユーティリティの評価
【構えやすさ】
構えると投影面積が大きくてショートウッドのようなどっしり感があり、とっても構えやすい。ややアップライトなライ角設定なので、すっぽ抜けるようなイメージは湧かない。
【飛距離】
よく飛びます。RS RED シリーズ共通の寛容性をこのユーティリティにも感じる。トップ気味でもよく飛ぶし、センターとオフセンターの飛距離のブレが小さい。
【弾道】
低スピンの中高弾道で吹け上がらない。オフセンターでも左右の回転がかかりにくい。
【つかまり】
同シリーズの「RS REDドライバー」、「RS RED フェアウェイウッド」とよく似たつかまり感でコスリにくい動きをしてくれます。フェースローテーションは控えめで、ヘッド全体でつかまえる感じ。
【打感】
よく弾くが、その感触が軽い。分厚さはないが、不快な振動が小さい。
【操作性】
球筋を操るのは難しいが、ラインが出しやすかった。
【やさしさ】
振り抜きやすくて、タイミングが合わせやすい。軽く払い打って薄めにヒットしてもちゃんと球が上がり、まずまずの飛距離になってくれる。方向性は抜群にいい。本当にやさしいUTです。
シャフトとのコンビネーションがいいのも「RS RED シリーズ」共通の印象。プッシュが出にくいし、引っ掛かりも気にならない。
後方にウエイトがあり、慣性モーメントが高く設計され、フェアウェイウッドのシャフトを短くしたような楽チンなクラブ。
6ut から欲しくなる。アイアンは7番からの時代が来たのは間違いないですね。ストロングロフトなので、同シリーズの RS RED アイアン とのロフトの流れが組み合わせやすいが、他のアイアンと組み合わせるなら番手じゃなくロフト角を優先にチョイスしたほうがいい。
シャフトは
シャフトは1種類のオリジナルカーボンの「RS RED 専用 Speeder Evolution for PRGR(S),(SR),(R),(R2)」が標準仕様。
中から先が暴れずに素直に走ってくれる。ボールにコンタクトしやすくて、パワーを逃さずにボールに伝わりやすい。軽くて振り抜きやすいシャフトです。
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おすすめしたいゴルファーは
- 払い打ちするタイプ
- 方向性を安定させたい
- 操作性より直進性を重視する。
- ヘッドスピードは速い方じゃない
まとめ・総合点
PRGR RS RED(レッド) ユーティリティ は、ミートしやすくて、よく拾い、ミスに寛容です。
・振り抜きやすい
・よく拾う
・ミートしやすい
・ミスに強い
・平均的によく飛ぶ
・やさしい
池越えのグリーンがやさしく狙えるやさしいUTです。
飛距離 9
やさしさ 10
弾道の高さ 9
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 7
打感 8.5