Mizuno Pro 719アイアンを試打しました。
払い打ちでも高弾道になり直進性が高い。高反発エリアが広いから、飛距離の安定感は抜群にいいです。
つかまり過ぎない控えめなフェースローテーションのおかげで、やさしく仕上がっています。
どんなクラブなのか、評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
719 アイアン/2018年9月発売モデル
【番手(ロフト)】
・7番(31度)
【シャフト】
・MODUS3 TOUR105 (S)
・MODUS³ TOUR120 (S)
番手バリエーションは3〜PWの8種類
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ミズノプロ のアイアンは6種類に
319 と 719 が 2018年秋に追加され、カスタム専用の「Mizuno Pro アイアン」のラインナップが、これで合計6モデルになった。
・118 アイアン
・319 アイアン
・518 アイアン
・719 アイアン
・918 アイアン
・Ti18 アイアン
上から下の順にフェースが長くなり、やさしくなっていきます。
719アイアンの評価
【構えやすさ】
すっきりしたセミラージフェースで、美しい顔。ほんのわずかセミグースで、ターゲットに対してスクエアに構えやすい。
どっしり感もあって、グースネックを嫌うゴルファー向けのやさしい顔です。
【飛距離】
フェースの中央あたりでヒットすると、とにかくよく弾く。センターを外しても初速が落ちないし、払い打ちでも平均的によく飛んでくれます。
↑トップ気味でもよく弾いて、飛んでくれますよ。
【弾道】
よく拾って高弾道のストレート系のボールになる。スピン量が少なめで吹け上がりません。
【つかまり】
インパクト時に一瞬つかまるが、そこからフォロースルーにかけてフェースのターンが控えめ。つかまえながらまっすぐに抜けて、引っかからない。方向性を重視したつかまり感です。長めの重心距離がフェースの動きをおとなしくしている。
【打感】
重心が深くて、インパクトの瞬間に後ろからグッと押し込んでくれる感触になる。フェース全体がよく弾いて心地いい。
【操作性】
高弾道で真っ直ぐに打ちやすいし、サイドスピンがかかりづらい。直進性を優先にするゴルファーに使って欲しい。
【やさしさ】
払い打ちでも高弾道になり、トップしてもよく飛ぶし、直進性が高い。高反発エリアが広いから、飛距離の安定感は抜群にいい。ライが悪くてもグリーンに乗ってくれそう。つかまり過ぎない控えめなフェースローテーションのおかげで、打ちやすくてやさしく仕上がっています。
振り遅れやスライスのミスが出やすいタイプには「918アイアン」の方がいい。
シャフトは
カスタムで様々なシャフトが選べる。少しスペックを落として軽めのシャフトで振り抜くと、より安定感が増すかもしれません。
おすすめしたいゴルファーは
- アイアンの飛距離が欲しい。
- 払い打ちするタイプ。
- ある程度フォームが固まっている。
- 左のミスを減らしたい。
スリクソン Z585アイアン、ブリヂストン TOUR B X-CBPアイアン が、ライバルかな。
まとめ
オフセンターでもよく弾いて、よく拾ってくれる。高弾道でまっすぐに飛んでくれます。
・よく拾う
・よく弾く
・ワイド・スイートエリア
・引っかかりにくい
・打ちやすい
トップしてもミスにならない。つかまり過ぎない。安全でやさしいミズノプロです。
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飛距離 8.5
やさしさ 9
弾道の高さ 9
つかまり 8
構えやすさ 9
操作性 8
打感 9