Mizuno Pro (ミズノ プロ) 518 アイアン を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(32°)
【シャフト】
・MODUS3 SYSTEM3 TOUR 125(S)
・MODUS3 TOUR 120(S)
・MODUS3 TOUR 105(S)
後継モデルの520アイアンの試打&評価はこちら
MIZUNO GFC SHOP
「Mizuno Pro」はカスタム専用モデル。「MIZUNO GCF SHOP(ミズノゴルフカスタムフィッティングショップ)」では、一人ひとりのスイングの特徴(SWING DNA)から、最適なクラブを見つけ出してくれます。
ミズノのアイアンをカスタムで注文することは、格別の喜びや満足度がある。
構えてみると
構えてみると、「MP-15」よりも少し小顔。それでもその他のMPアイアンと比較すると大きめなヘッドサイズでやさしさを感じる。フェースプログレションは各番手 0.3〜0.4mmほど大きくなった。ほぼストレートネックといった感じ。
ハーフキャビティ・アイアンと聞くとかなり手強そうな感じがするが、シャープさとやさしさが同居した顔つきです。
ソール側を見ると、タングステンが埋め込まれたトゥ部分が、つや消し仕上げになっている。
チタンマッスル
チタンが内蔵されたバックフェースは、MP-59、MP-15 からの進化版です。キャビティ部に比重の小さなチタンを内蔵することでスイートエリアが広くなる。さらにトウ側に比重の大きなタングステンを配置(No.4~7)することにより、スイートエリアが拡大された。
直線基調のデザインが、カッコイイ!
打ってみると
打ってみると、衝撃の打ちやすさに感動!めっちゃ気持ちいい!スイートエリアが広くて、よく拾い、よくつかまる。センターでヒットすると、トロけるような柔らかい打感になり、その飛距離はハーフキャビティと思えないぐらいよく飛ぶ。
フェースの下部で打っても打感が柔らかい。オフセンターでも飛距離が落ちない。。。
私の「MP-55 アイアン」よりもやや大顔で構えやすく、こちらの方が安定感がる。
ロフト角は同じだが、オフセンター時の飛距離は全然違います。
特に薄くヒットした時の飛距離は1段階上って感じ。これならコスッてもバンカーには入らないっていう自信が持てる。
操作性も全く問題なし。コントロールすると飛びすぎることもなく、イメージ通りの球筋が打てる。左右に曲げやすいし、低い球も打ちやすい。そして、少々芯を外してもミスヒットの感触にならない。
一生懸命にセンターでつかまえようとしなくても、大体の感じで振ってやればナイスショットの感触になる。
過去の経験では、こういうアイアンはスランプになりにくいです。上級者、中級者、そして、上達したいアベレージゴルファーが、ずっと満足出来るアイアンです。
チタンが内蔵されるには、それなりの理由がある。比重が軽い金属を埋め込む事で、スイートエリアが拡大され、慣性モーメントを高め、ミスに強くなるのだが、見事にその効果が体感できる。
さらにトゥ側のタングステンがやさしさを後押ししています。
その反面やや軽い打感です。同時にリリースされた「118 アイアン」や「MP-5」「MP-66」のように、分厚さがミックスされた感触とは一味違うが、私は大好きな打感です。
ライバルアイアンは
アスリートの2018年はこれに決まり!プロも使うやさしいアイアン7選
シャフトは
カスタムで様々なシャフトが選べる。今回3種類のシャフトを試したが、どのシャフトもヘッドとの相性はいい。
シャフト次第で幅広いゴルファーに適合する。このヘッドの良さを十分に引き出すには、超軽量スチールもカーボンも選択肢に入ってくる。もちろん重量スチールを使うゴルファーにもオススメです。
まとめ
Mizuno Pro (ミズノプロ) 518 アイアンは、やさしい軟鉄鍛造チタンマッスルアイアンです。
柔らかい打感、広いスイートエリア、安定した飛距離には、驚きです。
・柔らかい打感
・ミスに強い
・ワイドなスイートエリア
・操作性がいい
・やさしい
・カッコイイ
トップアスリートはもちろん、中級以上の腕があればこのやさしさが大きな武器になる。
このアイアンに変えるだけでハンディキャップが上がりそう。。。
飛距離 8
やさしさ 9
弾道の高さ 8
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 9
打感 10