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Mizuno Pro(ミズノ プロ) Ti18 アイアンの試打&評価/若さを取り戻せますよ!

Mizuno Pro (ミズノ プロ) Ti18 アイアン を試打しました。

このアイアンは広いスイートエリア が特徴です。

ミスヒットにも強く、慣性モーメントがかなり高い。打点がフェースの前後、上下、どちらにブレてもナイスショット。
その打感は、軟鉄のようなソフト感があり、チタン特有の金属音も無い。
熟練アスリートがこのアイアンで若さを取り戻せます。

どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。

試打クラブ

【番手】
7番(28°)
【シャフト】
・MODUS3 TOUR 105(S)
・Zelos 7(S)
・MFUSION i(SR) カーボンシャフト


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復活した『Mizuno Pro』 のラインナップは

2017年の秋に「Mizuno Pro」(ミズノ プロ) を商品名としたアイアンが復活して、最初に3タイプのアイアンがリリースされました。

Mizuno Pro 118 アイアン (マッスルバック)
Mizuno Pro 518 アイアン (ハーフキャビティ)
Mizuno Pro 918 アイアン (キャビティ)

その他に、アイアン型ユーティリティの「Mizuno Pro FLI-HI」と、ウエッジの「Mizuno Pro S18 ウエッジ」があります。まだウッド系はラインナップされていません。

そこに、4番目のアイアンとして追加されたのが「Mizuno Pro Ti18 アイアン」です。番手バリエーションは5番〜PWのみとなっています。

カスタム専用モデル

「Mizuno Pro」はカスタムオーダー専用モデルです。「MIZUNO GCF SHOP(ミズノゴルフカスタムフィッティングショップ)」では、一人ひとりのスイングの特徴(SWING DNA)から、最適なクラブを見つけ出してくれます。

『Mizuno Pro』は、アスリート専用じゃない

「Mizuno Pro」は、アスリート専用モデルじゃないのです。なんだか、”ミズノプロ”って聞くと、若き日の中嶋常幸さんのイメージが強くて、「TN-87」や「TN-91」を復刻したような位置付けに思えるけど、それは大きな間違いですよ。

Mizuno Pro 918 アイアン なんて、JPX900 フォージドアイアン そっくりで、よりやさしいし、今日レビューする「Mizuno Pro Ti18 アイアン」はチタンフェースの超ストロングロフトで、ヘッドスピードが遅めのアベレージゴルファー向けとなっています。

復活した「Mizuno Pro」は、全てのゴルファーに適合するモデルがラインナップされています。MPシリーズとは全然違いますね。。

構えてみると

構えてみると、セミグースネックの大型フェースで、トップラインも分厚くて、「ガッツリ捕まえます!」っていう顔。実際の寸法以上に大きく見えて、安心感があります。

アイアンのヘッドを大きくすると重たくなってしまうので、比重が軽いチタンフェースのおかげで大きい顔が実現した。リラックスして構えられます。

バックフェースは、ワイドなポケットキャビティ構造で、重心が深そうな設計です。

ソール幅が広くて、リーディングエッジとバックフェースに丸みがあり、ダフリに強い形状になっている。

顔が大きくてもターゲットに集中しやすいすっきりしたデザイン。

Ti18 アイアン の試打の評価は

打ってみると、構えた時に想像した通りの打ちやすさです。7番で28度というストロングロフトなのに、かなりの高弾道でよく飛んでくれます。よく拾うし直進性も高い。スリークォーターぐらいの振り幅で軽く払うと、狙った方向に力強く飛んでくれる。

軽く振ってもイメージよりも5〜10ヤードぐらい先に着弾します。

フェースの動きは、実に上手く仕上がっています。ラージフェースの深重心のアイアンって、概ねフェースがターンせず、ガチガチに固定されているけど、このアイアンは緩やかにターンしてくれます。そのおかげでつかまり感も味わえるし、プッシュにならない。

サイドスピンがかからないし、高弾道が打ちやすいから、操作性は良くありません。まぁ、ミスに寛容なアイアンの宿命ですね。

このアイアンの第一印象は、めっちゃスイートエリアが広い!! でした。

ミスヒットにも強く、慣性モーメントがかなり高い。打点がフェースの前後、上下、どちらにブレてもナイスショットの感触です。フェースのどこに当たったかは、打点を確認するシールでも貼らなきゃ確認できないですよ。

その打感は、軟鉄のようなソフト感がありチタン特有の金属音も無いから、「本当にチタンなの?」って感じがする。。。

ちょっと気になったのが、シャフトとの相性です。重めのスチールシャフトでダウンブローに打ち込むと、それほど飛んでくれません。軽量シャフトで払い打ちをするのがベターかも。

nao1
Nao
だいたいフェースに中央あたりで打てばいいっていうアバウトでOKですよ。

お勧めゴルファーは

飛び系アイアンが欲しいけど、顔も打感もフィーリングも妥協したくない。そんなゴルファーにお勧めしたいアイアンです。アベレージゴルファーのみならず、体力が衰え始めた中上級者にも満足できる味付けになっています。

シャフトは

カスタム・オーダーで様々なシャフトが選べます。今回3種類のシャフトを試したが、やはり軽量スチールか軽量カーボンでコンパクトに払い打ちするゴルファーに使って欲しいアイアンです。

超軽量スチールや超軽量カーボンも相性が良さそう。

まとめ

Mizuno Pro(ミズノプロ) Ti18 アイアン は、超ワイドスイートエリアで、安定感のある飛距離と方向性を取り戻せます。打感も音もチタンっぽくありません。

・高弾道
・よく飛ぶ
・よく拾う
・広い広いスイートエリア
・払い打ちでOK
・ミスに強い

ミズノプロからチタンアイアンがリリースされると、こんな見事なアイアンになりました。っていうアイアンです。


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飛距離 5
構えやすさ 5
デザイン 4
打ちやすさ 5+
操作性  3.5
打感 4.5