スリクソン Z585 アイアン を試打しました。
気持ち良く抜けて、サラッと払うだけで高弾道になり、大きなキャリーを生む。
よくつかまるからコスリやスライスが最小限に収まってくれるし、引っかかりも少ない。
やさしく狙えるアイアンです。
センターから上下左右に打点がブレてもグリーンに乗ってくれます。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
Z585 アイアン
/2018年9月発売モデル
【番手(ロフト)】
・7番(31度)
・5番(24度)
【シャフト】
・MODUS³ TOUR105 DST (S)
・Miyazaki Mahana カーボンシャフト (S)
↓こちらも参考にして下さい。
2019やさしいアイアン・ランキング/全ゴルファーにおすすめ7選
番手バリエーションは9種類。(4番〜9番、PW、AW、SW)
Z785アイアンの試打&評価はこちら
Z585アイアンの評価
【構えやすさ】
やや厚めのトップライン、セミグースネック、セミラージフェース でオーソドックスなセミアスリートアイアン。
クセのない万人ウケする構えやすい顔。
フェース面のスコアライン(溝)が、ヒールギリギリまで刻まれているように見えるから、スイートエリアが広く感じる。
【飛距離】
よく飛びます。他社のライバルのアイアンと比較しても、かなり飛距離性能が高い。間違いなく前モデル(Z565アイアン)よりも飛びますよ。ミスヒットしてもそこそこ飛んでくれるのがありがたい。
↑7番アイアンでかなり飛んでます。スピン量が少ないので吹け上がらず良く飛ぶ。
【弾道】
よく拾って高弾道になる。スピン量が少なめで吹け上がらない。サイドスピンも少ないから素直なストレートボールです。全球が同じような球筋にそろってくれます。
【つかまり】
自然にフェースがターンして、しっかりとフェースでつかまえてくれる。打ち込まなくてもレベルスイングで十分につかまります。
前モデルの、つかまらない不安要素は無くなった。
【打感】
フェース全体がよく弾いて、オフセンターでも柔らかく感じる。芯を喰った時の分厚さは物足らないが、心地よい打感です。
【操作性】
操作性は普通レベル。特別いい方じゃない。
【やさしさ】
V字のソールが気持ち良く抜けて、サラッと払うだけで高弾道になり、大きなキャリーを生む。よくつかまるからコスリやスライスが最小限に収まってくれるし、引っかかりも少ない。やさしく狙えるアイアンです。
スイートエリアが広い。センターから上下左右に打点がブレても、飛距離の安定感があって、やさしくグリーンに乗ってくれます。
直進性が素晴らしいので、ゴッテリした造形の飛び系アイアンのような重心の深さを感じるが、実際はすっきりとした外観です。
シャフトは
2種類のカーボンシャフトと2種類のスチールシャフトが標準で用意されています。
Miyazaki Mahana カーボンシャフト
Miyazaki For IRON カーボンシャフト
MODUS³ TOUR105 DST
NS PRO 950 GH DST
MODUS³ TOUR105 の DSTバージョンは、通常モデルよりもソフトで振り抜きやすく感じる。Miyazaki Mahana カーボンシャフト は、軽くて先が良く走り、合わせやすいシャフトです。
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おすすめしたいゴルファーは
・アイアンの飛距離が欲しい。
・払い打ちするタイプ。
・ある程度フォームが固まっている。
・操作性は重視しない。
まとめ
スリクソン Z585アイアン (2018) は、よく拾って、よくつかまって、高弾道でまっすぐに飛ぶ。飛距離もなかなかです。
・よくつかまる
・よく拾う
・よく飛ぶ
・ミスに強い
・振り抜きやすい
・打ちやすい
スリクソンのイメージ一新。メッチャやさしくなった。パーオン率が上がるアイアンです。
飛距離 9
やさしさ 10
弾道の高さ 9
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 8
打感 9