ヤマハ inpres UD+2 アイアン(2019)を試打しました。
フェースの動きがおとなしくて、プッシュも引っ掛けも出にくい動きをしてくれます。
飛距離性能はライバルメーカーよりも1枚上。飛んだり飛ばなかったりがないのが特長です。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
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試打クラブ
UD+2(プラス ツー) アイアン
/2018年10月発売
【番手(ロフト)】
・7番(26度)
【シャフト】
・N.S.PRO ZELOS7 (S)
・MX-519i (SR) オリジナルカーボン
番手バリエーションは9種類。(5番〜9番、PW、AW、AS、SW)
UD+2アイアンの評価
【構えやすさ】
厚めのトップライン、グースネック、ラージフェース、そしてフェースの裏側に分厚いソールがチラリと覗いてます。これぞぶっ飛び系のアイアンの設計。安心材料を集結させた顔に仕上がっています。
激売れした前モデルもすっきりしたデザインで構えやすかったが、さらにすっきりした印象。飛び系アイアン特有のガチャガチャ感がなくて好感が持てますね。
【飛距離】
相変わらずのぶっ飛びです。飛距離性能は前モデルと互角。
7番アイアンの刻印が入っているが、ロフト角、シャフト長、ともにアスリート・アイアンの5番アイアンとほぼ同じ設定。プラス2番手の飛距離でも当たり前かもしれないが、、、これはそれ以上に飛ぶ。プラス2.5〜3番手ぐらいかな。
↑7番アイアンの平均値がこれぐらい。かなり飛んでます。叩けば190ヤードは軽々クリアできる。恐ろしい飛距離です。
【弾道】
よく拾って低スピンの高弾道になる。アイアン型ユーティリティのU5あたりの弾道。サイドスピンが少なくて素直なストレートボールです。
【つかまり】
フェースのターンが控えめになった。重心の低さでつかまえてくれる感覚です。
【打感】
フェース全体がよく弾いて、乾いた軽快な感触。芯を喰った時の分厚さは物足らない。
【操作性】
このアイアンのターゲット層は操作性を求めないと思うが「高弾道&真っ直ぐ」オンリーって感じ。
【やさしさ】
払い打ちで高弾道になるし、少々ダフってもワイドソールがよく滑ってミスになりません。また、慣性モーメントが高いから方向性はかなりいい。フェースの動きがおとなしくて、プッシュも引っ掛けも出にくい動きをしています。
飛距離性能はライバルメーカーよりも1枚上。ぶっ飛びの距離が安定しているので、飛んだり飛ばなかったりがないのが特長です。フォームが安定しなくてもクラブが仕事をしてくれます。
シャフトは
1種類の超軽量スチールシャフトと1種類のオリジナルカーボンシャフトが標準で用意されています。
・N.S.PRO ZELOS7 (S)
・MX-519i (SR),(R) オリジナルカーボン
ZELOS7は軽くて先が良く走り、合わせやすいシャフトです。スチールにこだわりたいゴルファーに。
オリジナルカーボンは軽さとしなりがマッチして振りやすい。シャキッとしているので、グニャグニャせずに合わせやすい。(SR)で38〜42m/sぐらい。
おすすめしたいゴルファーは
- アイアンの飛距離が欲しい。
- 払い打ちするタイプ。
- 軽いクラブが好み。
- 操作性は重視しない。
まとめ
ヤマハ インプレス UD+2アイアン(2019年モデル) は、プラス2番手以上の飛距離。安定感が抜群にいい。
・+2以上の飛び
・払い打ちでいい
・高弾道
・直進性
・振り抜きやすい
・飛距離の安定感がある
・ミスに強い
爆発的に人気商品になった前モデルを上手くリニューアルさせています。正常進化バージョン。
飛距離 10
やさしさ 10
弾道の高さ 9
つかまり 8
構えやすさ 9
操作性 6
打感 7.5