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タイトリスト NEW VG3 アイアンとTYPE-Dの試打&評価(2018)/絶品です!

Titleist(タイトリスト)の新しくなった「VG3 アイアン」と「VG3 アイアン TYPE-D」の2018年モデルを試打しました。

「VG3 アイアン」は軟鉄鍛造ならではの柔らかさが心気持ちいい。
左右に余分なスピンがかからず狙った方向に飛んでくれる。操作性も悪くない。

「VG3 アイアン TYPE-D」はまるでユーティリティの飛びと打感。
インパクトゾーンで緩やかにフェースがターンしてしっかりと捕まえてオフセンターでもぶっ飛ばしてくれる。

この2モデルがどんなクラブなのか評価と感想をレビューします。

試打クラブ

「VG3 アイアン」
【番手】7番(30°)
【シャフト】
・Titleist VGI (オリジナル・カーボン)
・N.S.PRO 950GH(S)
・N.S.PRO MODUS³ TOUR 105(S)

「VG3 アイアン TYPE-D」
【番手】7番(26°)
【シャフト】
・Titleist VGI (オリジナル・カーボン)
・N.S.PRO 950GH(S)
・N.S.PRO ZELOS 8(S)

タイトリストのNEW VG3 シリーズ(2018) には、飛びとフィーリングを両立させた「VG3 アイアン」と、驚きの飛距離性能を持つ「VG3 アイアン タイプD」の2種類あります。


↓こちらも参考にして下さい。
2019やさしいアイアン・ランキング/全ゴルファーにおすすめ7選


前モデルより更にストロング化した「タイプD」

この2モデルのロフト設定を前モデル(2016年モデル)と比較すると、「VG3 アイアン」は全番手同じだが「VG3 アイアン TYPE-D」のロフト角は、かなりストロング化されました。5番アイアンは前モデルと同じロフト角だが、7番が2度、9番は4度もロフトが立っているのです。

その影響からか、「TYPE-D」の番手バリエーションにウェッジが1本増えて「P」「A」「AS」「S」という4本体制になった。「TYPE-D」のロフトのストロング化により、この2つのモデルが明確に差別化されたと言えます。

「飛距離を追求しつつも操作性やフィーリングを大事にするレギュラーモデル」と、「ぶっ飛びのタイプD」と分かりやすくなった。昨今の飛び系アイアンの飛距離争いに、またまた強敵が参入したようですね。

まずは「VG3 アイアン」の評価から

構えてみると

構えてみると、予想に反して小顔です。寸法的には面長のフェースなんだけど、構えるとかなり引き締まって見えて、ゼクシオのようなやさしさを求めるエンジョイゴルファーには、少々不安になる顔かもしれない。

アスリートっぽいが、セミグースネック形状が安心感を与えてくれて、弾道もイメージしやすい。熟練アスリート・ゴルファーがやさしいアイアンに切り替えるなら、これなら違和感がないので最高の選択肢になるかも。

”やさしさ”と”アスリートっぽさ”が、しっかりと調和したシャープな顔立ち。ピンを攻めても良し、グリーンセンターを狙っても良し、ユーザーの技量に合った弾道をイメージしやすい。これは幅広いH.C.(ハンディキャップ)のゴルファーに受け入れられそう。

バックフェースのデザインはシルバー基調になりスッキリしてカッコよくなった。これはイケメン!アスリート系のデザインですよ。

VG3アイアンの試打の評価は

レギュラーモデルの「VG3 アイアン (2018)」を打ってみると、よく拾ってくれて、高弾道で安定感抜群の弾道になる。7番で30°のロフト通りの飛距離がしっかりと稼げる感じです。オフセンターでも同じような弾道で同じような飛距離になってます。フェースの弾き感もミスの寛容性も前モデルよりも1段階ステップ・アップしたような感じがする。

見惚れるようなショットが連発です。。


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バックフェース下部に配備されたタングステンの恩恵なのかなぁ、、重心の低さが効果的に発揮されてるのがよーく分かります。トップ気味でも、ちゃんと高く上がって、楽にキャリーが稼げるから、払い打ちでも問題ありません。

また、フェースのターンを意識しなくても、しっかりとつかまってプッシュする心配がない。この”つかまり感”が、心地いいのです。アベレージゴルファーやセミアスリートをターゲットにしたモデルは、”つかまらないアイアン”が増えてきたけど、なんだか嬉しいなぁ、、

こういうアイアンを『待ってました!』っていうゴルファーが多いと思うなぁ、、もちろん、つかまり過ぎてフックになる心配もいりません。

このアイアンは、直進性が優れているしキャリーが安定するから、とにかく楽にグリーンをキャッチ出来ます。

打感は軟鉄鍛造ならではの柔らかさが心地よく手に伝わってくる。フェース面とボールがピタッとくっ付くような感触が気持ちよくて快感です。。。しかもセンターを外しても柔らかい。

そしてリリースの瞬間に一気に薄いフェースが弾き返してくれるので、左右に余分なスピンがかからず狙った方向に飛んでくれる。センターでヒットすると爽快な感触を味わえる。操作性も悪くない。小幅ながら左右に曲げやすい。でも、よく拾ってくれるので、高い弾道は打ちやすいが、低く出そうとしても上がってしまう。払い打ちでも上がってくれる楽なアイアンの宿命ですが、、、

高い球と低い球を打ち分けたい上級者には物足らないが、大抵のアマチュアには強い味方になってくれるでしょうね。

飛距離も打感も構えやすさも、何も問題点がない絶品です。初級者からアスリートまでフルカバー出来るアイアンだが、やさしくスコアメイクしたいセミアスリートに、特にぴったりな感じがする。

nao2
Nao
アスリートもセミアスリートも、これでハンディキャップが上がるかも。

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シャフトは

オリジナルカーボンの 「タイトリスト VGI」は、軽くてヘッドがよく走る。グリップも軽量なのでヘッドの重みを感じながら振ることができるし、軽くてもグニャグニャせず、しっかりしてるので合わせやすい。

このほかに2種類のスチールシャフトN.S.PRO MODUS³ TOUR 105(S)、NS PRO 950 GH(S)から選ぶことができる。


タイトリストのアイアン が安く購入できる。


タイトリスト VG3 アイアン のまとめ

タイトリスト VG3 アイアン(2018)は、よく拾い、ミスに強い。同じ弾道で同じ距離が打てるからグリーンをキャッチするのがとっても簡単になるアイアンです。

・よく拾う
・打ちやすい
・左右にぶれない
・同じ距離になる
・ミスに強い
・軽くて振り抜きやすい



アイアンの安定感が格段にアップします。セミアスリートがアスリートになったようなパフォーマンスを発揮できそうな、極上物です。シャフト次第で誰もが満足出来ますよ。

【総合評価 9.3】
飛距離  9
やさしさ  10
弾道の高さ  9
つかまり  10
構えやすさ  10
操作性 8
打感 9

次に「VG3 アイアン TYPE-D」の評価は

構えてみると

構えてみると、トップラインが分厚くて面長フェースにグーネックで、どっしり安定感がある顔です。バックフェースが前モデルのポケット形状から中空デザインに変わったが、中にタングステンウエイトが埋め込まれ、まるでアイアン型ユーティリティのような分厚さがある。

ボールを左足寄りで構えた時にバックフェースの出っ張りが視界に入ってくるが、それが「ストロングロフトでもちゃんと球が上がるから安心しろ」と安心感を与えてくれる。

フェース面の印象はオーソドックスで、ぶっ飛び系によくある、ガッツリとしたイビツな造形じゃないから構えやすいです。

VG3アイアン タイプD の試打の評価は

飛び系アイアンの「VG3 アイアン TYPE-D 2018」を打ってみると、まるでユーティリティの飛びと打感。フェースに当たった瞬間に大きく弾き返して低スピンでとてつもない飛距離になります。インパクトゾーンで緩やかにフェースがターンしてしっかりと捕まえてくれる。しかもオフセンターでもお構いなしにぶっ飛ばしてくれるし、サイドスピンがかからないから、ほぼ真っ直ぐな弾道になります。

うーん、、なんだか、バックフェース側から誰かがググッと押してくれるような圧力を感じる。。パワーがいつもの3割増しでボールに伝わってるような感じになります。これは飛ぶぞ、、、

打感もかなりいい。中空内部に衝撃吸収材が注入されているのかな。718 AP3 アイアン と共通する素晴らしい感触です。

7番で26°というロフト角は、タイトリストの718 CB アイアン718 AP2 アイアン の5番と同じロフト角だが、それらよりは遥かに高い弾道で安定したキャリーが打てます。

最近流行りの飛び系アイアンは、シャフトが長いモデルが多いけど、これは標準的な長さ。他メーカーはロフトもシャフトも2番手分の違いがあるアイアンが多いが、そんなのは飛んで当たり前です。

番手の刻印がデタラメなモデルが多い中で、これはシャフトが標準の長さなので扱いやすい当然ながらボールにコンタクトしやすいし平均的によく飛んでくれる。

低重心と深重心の効果が見事に発揮され、センターでヒットしてるのか、オフセンターなのか、なんだかよく分からないけど、しっかりと狙い通りに飛んでくれます。

これはマジで凄いアイアンです。


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飛距離がやさしく手に入るし、打感もいい。振り抜きやすくて打ちやすい。スイングは変えなくてもクラブがカバーしてくれる。

nao1
Nao
いろんなアイアンを試打したけど、これはヤバイです。。。

シャフトは

オリジナルカーボンの 「タイトリスト VGI」は、軽くてヘッドがよく走る。グリップも軽量なのでヘッドの重みを感じながら振ることができるし、軽いのにしっかりしてるので合わせやすい。

このヘッドの潜在能力を最大限に引き出すには、いつもよりも軽めのシャフトを選んだほうがいい。このほかに2種類のスチールシャフト・N.S.PRO ZELOS 8(S)、NS PRO 950 GH(S)から選ぶことができる。


タイトリスト VG3 アイアン タイプD のまとめ

タイトリスト VG3 アイアン タイプD(2018) は、やさしく真っ直ぐにぶっ飛ぶアイアンです。シャフト長が普通なのにマジで飛びます。

・よくつかまりよく拾う
・高反発
・ミスに強い
・軽くて振り抜きやすい
・標準的なシャフト長
・驚きのぶっ飛び

確実に飛距離を伸ばせるアイアンです。難しさは、これっぽっちもありません。凄いアイアンが出たもんだ。。。



【総合評価 9.1】
飛距離  10
やさしさ  10
弾道の高さ  9
つかまり  9
構えやすさ  9
操作性 7
打感 8