【試打＆評価】XXIO X ゼクシオ エックス フェアウェイウッド 2024／ミスしても高弾道でロスが少ない

試打を終えた率直な感想は

この３項目が最大のお勧めポイント

• 芯で捉えやすくて平均的によく飛ぶ
• 方向と高さのブレが少ない
• 芝の上から高く上がりやすい

よく拾ってくれます。左右のブレが少ないから5Wでも十分にグリーンが狙えますよ。

気になった点もあります

• アフターマーケットシャフトが吊るしで買えたら言う事なし

シャフト次第でトップアスリートも満足できるでしょう。もう少しハードなシャフトも標準で選べると、かなり多くのゴルファーに適合しそうです。

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ゼクシオ エックス フェアウェイウッド の評価【9.5/10】

【構えやすさ】9.5

前々作から少しシェイプされた前作と同じサイズ。
奇抜なデザインだった前モデルは顔が気に入らない人が多かったと聞いているが、カラーリングはやっぱり見直されスッキリした顔立ちに。
この構えやすい顔は、もう誰からも文句は出ないでしょう。どっしりと構えられ、球が上がりそうな安心感があります。

【飛距離性能】9.5

試打１日目に ゼクシオX FW×Miyazaki AX-3(SR)シャフト の仕様で、ドライバーのヘッドスピードが40m/sぐらいをイメージして振った時の平均的な測定値です。

よく飛びますが、一発の飛びよりも、ずーっと同じ飛距離になる安定感がスゴイ。
ダフってもトップしてもよく飛んで、ミスになりません。
スイートエリアが広くなったのが実感できました。

試打データから解った事

下記の表は、試打の2日目に ゼクシオX FW×Miyazaki AX-3(S)シャフト の仕様で、ドライバーのヘッドスピードがヘッドスピード43m/sぐらいをイメージしてトラックマンで20球測定した平均値です。(レンジボール使用)

【弾道の高さ】9.5

ロフト角がもう少しあるんじゃないかなと思わせる高弾道です。
地面からすぐに持ち上がって、そのままグイグイ上がります。
何発打っても同じ高さに揃ってくれる印象が強かったです。

【つかまり】9.0

積極的なターンではないが、「右にも左にも行かせないぞ」って感じの直進性の高いつかまり具合。
コスリやプッシュは一発も出ませんでした。

【操作性】8.5

小幅な範囲なら安全に操作できますが、どちらかと言えば安定感優先です。

【打感】9.0

フェースが軽快に弾き返す中に、たわみが感じられる。柔らかくて心地いい感触です。

【やさしさ】10.0

高反発エリアが広く、ミートしやすい。
オフセンターでもロスが少ない。
地べたから、薄目にヒットしても高く上がり、キャリーが出てくれます。

全番手打ちやすかったが、7Wのやさしさはかなりの魅力。
5Wの飛距離もスゴイ。
平均以上のヘッドスピードがあれば3Wで230ヤード先のグリーンが狙えるかも。
4Wはマットの上から高く上がるし、3W並みに飛んでくれる。

久しぶりに全番手が欲しいと思いました。

前作と比較すると、シャフトが1番手分長く、グリップが7g重たくなったが、バランスは変わっていない。
通常、グリップの7gはかなり大胆な変更だが、シャフトを長くしてバランスを調整しているのでしょう。
何故かこの長さが気にならない。むしろ、コンタクトしやすくなった印象が強い。
ゼクシオシリーズは、こういった細かい設定変更の積み上げがアマチュアゴルファーのツボにはまっている。

「全部芯に当たる感じ。」そんな印象です。
「芯に当てやすく、芯を外した時もミスにならない。」
ゴチャゴチャ理屈を並べるよりも、このシンプルな感想こそが今回のX(エックス)フェアウェイウッドです。