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【試打&評価】XXIO ゼクシオ 13 フェアウェイウッド/芝の上から簡単に高弾道

DUNLOP XXIO ダンロップ ゼクシオ13 フェアウェイウッド 2024年モデル を2日間かけてじっくりと試打しました。

球筋を見ると、こんなに上がるの?っと不思議な気分に。芝の上から簡単に高弾道が打てました。
計測データを検証すると、フェース下部の飛距離性能がトップレベル。キャリーに安定感があります。

5Wは、7Wぐらいのやさしさ。→3W並みに飛ぶ。
7Wは、9Wぐらいのやさしさ。→5W並みに飛ぶ。

振り抜きやすくてヘッドがよく走り、芯で捉えやすい。
「地べたからの球が上がりやすさ」が前作(ゼクシオ12フェアウェイウッド)を上回った印象です。

どんなクラブなのか、実際に2日間打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価と感想を項目別に解りやすくレビューします。



試打クラブのスペック

DUNLOP XXIO 13 FW 2024
(ダンロップ ゼクシオ13 フェアウェイウッド 2024)
/2023年12月発売モデル
【番手/ロフト】
・3W/15°
・4W/16.5°
・5W/18°
・7W/20°
・9W/23°
【シャフト/価格】
・ゼクシオ MP 1300 カーボンシャフト (S)(SR) /¥60,500(税込)

【弾道測定の環境】 東京都内インドアスタジオ&ゴルフ練習場 くもり/晴れ 最高気温 16℃
ゼクシオ13フェアウェイウッド の外観

兄弟モデルの評価はコチラ

【試打&評価】ゼクシオ エックス フェアウェイウッド 2024/ミスしても高弾道でロスが少ない

試打を終えた率直な感想は

この3項目が最大のお勧めポイント

  • 芯で捉えやすくてよく飛ぶ
  • フェース下部のロスが極めて少ない
  • 芝の上からよく拾ってくれる
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Nao
フェース下部の反発力が大きいので、地べたから軽々と球を持ち上げてくれますよ。

気になった点もあります

  • シャフトが長くなった
nao1
Nao
5Wから下は、前作(ゼクシオ12FW)よりもシャフトが1番手分長くなりました。
長さが気になります。そのせいもあって7Wの飛びと打ちやすさが印象的でした。

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ゼクシオ13 フェアウェイウッド の評価【9.5/10】

【構えやすさ】9.5

前モデルと同じサイズだが、スッキリした印象。スクエアに構えやすくなった。どっしりと安心感があり、いかにも球が上がりそうに見えます。

ゼクシオ13フェアウェイウッド のを構えた時のクラウンの見え方

【飛距離性能】9.5

試打1日目に ゼクシオ13FW(5W)×MP1300カーボン(SR)で、ドライバーのヘッドスピードが40m/sぐらいをイメージして振った時の平均的な測定値です。

ゆっくり振っても、飛びます!
驚異的なミート率。
遅めのヘッドスピードを効率よく初速に還元してくれる印象が強いです。

ゼクシオ13フェアウェイウッド の飛距離を測定したデータ

試打データから解った事

下記の表は、試打の2日目に ゼクシオ13FW×MP1300 カーボン(S)シャフトの仕様で、ドライバーのヘッドスピードがヘッドスピード43m/sぐらいをイメージしてトラックマンで20球測定した平均値です。(レンジボール使用)

XXIO13フェアウェイウッド5W(18°)×ゼクシオ MP 1300 カーボンシャフト (S)
ヘッドスピード40.5m/s
ボール初速58.9.m/s
キャリー205.3y
トータル217.2y
打ち出し角14.8°
バックスピン3,656rpm
ミート率(SMASH FAC.)1.45
試打データから解った事は
①オフセンターでも初速が速い
②弾道が高い
③フェース下部でも高く上がってキャリーの距離の安定感がある
④スピン量は標準よりも多い
⑤自然にヘッドが走るからヘッドスピードが遅い人の方が効率よく飛距離アップできる
ゼクシオXフェアウェイウッド との違いは、対象ヘッドスピードです。
ドライバーのヘッドスピードが40m/s以下の人は このレギュラーモデルの方が適しています。
芯を広げて、飛ばす! BiFLEX FACE (バイフレックス フェース)
トウ から ヒール にかけてヘッドの剛性設計を最適化。
高初速エリアがさらに拡大した。

【弾道の高さ】10.0

軽く払っても高弾道です。出球の高さが1番手分ぐらい高い。

ゼクシオ13フェアウェイウッド のソール形状

高弾道で、強く飛ばす!NEW CANNON SOLE (キャノン ソール)
ソール内部のフェース側付近下部をくり抜いて、低重心化とフェース下部のたわみを拡大。
ボールスピードがさらに向上した。

【つかまり】9.5

よくつかまります。
つかまり過ぎないドローバイアス。

振り遅れてもプッシュにならなかった。右のハザードは怖くないです。

【操作性】7.0

安定感優先です。

【打感】9.0

フェースが軽快に弾き返す感触。柔らかさもある。ひじや手首に負担が少なくて心地いい。

【やさしさ】10.0

シャフトが1番手分長くなったがバランスは変わっていない。
振り心地をそのままに、自然にヘッドスピードが上がる。飛距離もアップする。
フェース下部で薄目にヒットした時の球の上がりやすさと飛距離のロスの少なさは、トップレベルです。

芝の上から球が上がりやすくて、方向性が良くて、よく飛ぶ。そして、芯で捉えやすいのも実感できました。

全番手を試打したら、どの番手も打ちやすかったが、中でも、7Wのやさしさと飛距離性能が強く印象に残っています。

芝の上から打つのが苦手なら7Wがオススメです。キャリーの距離の安定感がスゴイです。飛距離は5W並みに飛んでくれます。
まずまず打てる人なら5Wの飛距離性能は魅力です。飛距離は3W並みに飛んでくれます。

2本買うなら、4Wと7Wの組み合わせがいいでしょう。

ヘッドスピードが遅くても、芝の上から簡単に高弾道のキャリーが打てるフェアウェイウッドです。

【総合評価】9.5/10

【総合評価 9.5】
構えやすさ  9.5
飛距離  9.5
弾道の高さ  10.0
つかまり  9.5
操作性 7.0
打感 9.0
やさしさ  10.0

nao2
Nao
球を上げようとしなくても自然に上がるから、フェアウェイウッドが上達したような気分になりますよ。

XXIO13フェアウェイウッド の口コミ

私と一緒に試打を体験したゴルファーの意見や感想も参考にして下さい。

「前作と打ち比べると、、」

打ち比べるとよく分かります。私のゼクシオ12よりも球が上がりやすいです。また欲しくなりました。

《T.Tさん(40代) ゴルフ歴10年,スコア90〜99,39m/s,フェード系 サラリーマン・月2ゴルファー》

「ミスにならない」

軽く打つだけで飛ぶので、余計にミスにならないんですね。力むからミスが出ることが解りました。

《KUNIさん(50代) ゴルフ歴27年,HDCP12,44m/s,ドロー系 夢はシングルのメタボ・ゴルファー》

「ダフリ気味でも問題ない」

ソールの構造のおかげなのか、抜けが良くて払いやすいです。手前からダフリ気味でも問題なく飛びます。

《RYOJIさん(50代) ゴルフ歴40年,HDCP3,48m/s,フェード系  学生時代はキャプテン。クラチャンは2位が最高。》

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標準シャフトの印象は・レフティは

標準シャフトは1種類。
レフティモデル(左利き用)もちゃんと設定されています。

【オリジナルカーボン・シャフト】

ゼクシオ MP 1300 カーボンシャフト (S)(SR)(R)(R2)中調子

標準シャフトの印象は、
全体にしなりながらインパクトゾーンでヘッドが加速して、しっかりつかまえて持ち上げてくれます。よく仕事をしてくれるシャフトです。
(S)でドライバーのヘッドスピードが39〜42m/s、(SR)で37〜40m/sぐらいが丁度いい印象を受けました。

オススメしたいゴルファーは

こんな人にメリットがあります

  • フェアウェイウッドが苦手
  • 芝の上から高い球が打ちたい
  • つかまえたい
  • ヘッドスピードは平均レベル、又はそれ以下

デメリットもあります

  • ヘッドスピードが速い人には向かない(兄弟モデルの エックス フェアウェイウッド の方がいい)
  • シャフトが長めだから、1番手下げた方がさらにやさしい(例.5W→7W)

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比較対象となるモデルは

競合するモデルが多いですが、これらのモデルがよく似た性能です。

  1. ヤマハ インプレス ドライブスター フェアウェイウッド
  2. プロギア LS フェアウェイウッド 2023
  3. テーラーメイド ステルス グローレ フェアウェイウッド

全体重量、シャフトの硬さ、キックポイントなどが選択のポイントになりそうです。
インプレス ドライブスター フェアウェイウッド が一番の競合になるでしょう。
ゼクシオ13フェアウェイウッド の方が球が上がりやすい印象です。

ライバルのフェアウェイウッド

YAMAHA inpres DRIVESTAR(ヤマハ インプレス ドライブスター) フェアウェイウッド を試打しました。前作(UD+2フェアウェイウッド)と商品名が変わり、特徴のある顔がきれいなクセのない顔に生まれ変わりました。つ[…]

inpres DRIVESTAR FirwayWoodのロゴ

前作との違い・進化した点

  • 前作(ゼクシオ12フェアウェイウッド)よりも地べたからの上がりやすさがアップした
  • 初速が速くなった(飛距離性能がアップした)
  • シャフトが1番手分長くなった(3Wは変わっていない)
  • 球の高さが高弾道に揃いやすい

商品情報 (スペック)

メーカーDUNLOP
(ダンロップ)
商品名XXIO 13 FW Fairway Wood
(ゼクシオ13 フェアウェイウッド)
番手(ロフト/体積/ライ角/長さ)
  • 3W(15°/186㎤/58°/43.25″)
  • 4W(16.5°/174㎤/58.5°/43″)
  • 5W(18°/162㎤/59°/42.75″)
  • 7W(20°/147㎤/59.5°/42.25″)
  • 9W(23°/135㎤/60°/41.75″)
ヘッド素材フェース:HT1770M
ボディ:マレージング鋼
ヘッド製法フェース:鍛造
ボディ:ロストワックス精密鋳造
仕上げ高輝度メタリック塗装、ミラー+サテン+レーザー仕上げ
カラーバリエーション
  • ネイビー
  • レッド
グリップ

ゼクシオ 13専用 WEIGHT PLUSフルラバーグリップ (バックラインあり、ロゴ入り)〈31g/口径65〉

シャフト/価格【オリジナルカーボン・シャフト/¥60,500(税込)】

・ゼクシオ MP 1300 カーボンシャフト (S)(SR)(R)(R2) 中調子

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Nao
(R2)の全ロフト、9Wの(S)(SR)は受注生産になります。


まとめ

ダンロップ ゼクシオ13 フェアウェイウッド を試打した体験と計測データをもとに、その評価をレビューしました。

芝の上から球が上がりやすくて、方向性が良くて、よく飛ぶ。
そして、芯で捉えやすい。
測定データを見ても、フェース下部でヒットした時の飛距離性能はトップレベルでした。

やさしさくて、キャリーの距離の安定感が前作(ゼクシオ12フェアウェイウッド)を大幅に上回った印象です。
ヘッドスピードが遅くても、芝の上から簡単に高弾道が打てるフェアウェイウッドです。


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