Titleist (タイトリスト)
VOKEY FORGED(ボーケイフォージド)ウェッジ
/2023年4月発売モデル
【ロフト/バンス)】
・50/10M
・54/10M
・58/12K
【シャフト/価格】
・Dynamic Gold (S200) /¥36,300(税込)
・BV105 (S)/¥36,300(税込)

ボーケイフォージドウェッジ 2023

試打を終えた率直な感想は

この３項目が最大のお勧めポイント

日本の芝に適した日本人好みの設計
柔らかい打感
構えやすい顔

前作は「タイトリストセレクトストア限定」でしたが、新作は手軽に購入できるようになりました。

気になった点もあります

バランスが軽い

SM9と比べるとかなりヘッドが軽く感じます。同じシャフト同士で比べると全体重量も軽いです。ヘッドの重みでガツンと打ちたい人には慣れが必要かもしれません。

タイトリスト VOKEY FORGED ウェッジの価格をチェック

ボーケイFORGEDウェッジ(2023)の評価【9.5/10】

【構えやすさ】10.0

リーディングエッジの丸みが拡大されて、出っ歯のように飛び出していない丁度いいネック形状。
前作よりも一段と構えやすくなった。
「グースだから構えにくい」という声がありますが、まったく気になりません。

スクエアに構えやすくて安心感もあります。

ボーケイフォージドウェッジ 2023を構えると

「開きにくい」という声もありますが、問題ありません。開きやすいです。

ボーケイフォージドウェッジ 2023を開くと

【スピン】9.5

スピンでよく止まります。フェースの広範囲でスピンが掛かる。安定感があり、距離が合わせやすいスピンです。

【操作性】9.5

フェースの動きをコントロールしやすい。手のひらの上で操ってるような操作感があります。ソールの抜けもいい。

【打感】10.0

柔らかくてソリッドな感触。めっちゃ気持ちいい感触です。
フェースに乗ってる時間が長く感じる。インパクトの情報量が多い。

【バリエーション】9.0

ロフトは８種。
56°と58°は複数のソール形状が用意され、全部で11種類の組み合わせ。

ボーケイフォージドウェッジ 2023のＫグラインド

↑バンカーから打ちやすい「Ｋ」

ボーケイフォージドウェッジ 2023のMグラインド

↑開いたり閉じたり万能な「M」は払い打ちでもよく拾ってくれます。

【やさしさ】9.0

50°はフルショットが打ちやすい。距離と球の高さの安定感があります。グリーン周りからもやさしい。
54°は万能選手。開けば高く上がるしスピンが掛かる。スクエアに打てばやさしく寄ってくれる。バンカーも打ちやすい。一般アマチュアがプレーするグリーンコンディションならこれがあれば56°や58°は要らないんじゃないかなと思うぐらいにどんな場面でも寄せられます。
ところが58°を打つと、これも欲しくなる。スピンでキュキュッと止まるし、バンスが滑ってやさしく寄せられます。バンカーはダフリに強い。

重量設計がロフトごとに最適化されて、番手を持ち替えても打ち方を変えなくていい。芯に当たりやすいから、ショットの安定感が違います。
前作も素晴らしかったが、全方位で熟成され、洗練されている。

日本人好みという事でしょうが、バランスが軽いです。
BV105 (S)シャフトの46°~52°はD0、54°~60°はD1。ダイナミックゴールド(S200)はそれぞれD2とD3。SM9と比べるとかなりヘッドが軽く感じます。全体重量も軽い。ヘッドの重みでガツンと打ち込みたい人にはちょっと物足らないかもしれません。
国内メーカーのウェッジも軽いモデルが多いので日本人には軽い方が打ちやすいのでしょう。

ウェッジ選びはパターと同じぐらい大事です。
妥協を許さない日本人のために設計された、日本専用モデルです。

【総合評価】9.5/10

【総合評価　9.5】
構えやすさ 10.0
スピン 9.5
操作性 9.5
打感 10.0
バリエーション　9.0
やさしさ 9.0

打感がいいので、ずっと打ち続けたくなりますよ。気が付けばあっという間に100球以上です。

VOKEY FORGED ウエッジ(2023) の口コミ

下記の意見も参考にしてください。

「BV105が打ちやすい」

打ちやすいです。普段は950GH neoですが、BV105はなかなか打ちやすいですね。非力な私でも丁度いいです。打感は最高ですね。めっちゃ柔らかいです。

T.Tさん(40代) スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系

「軽さに慣れると打ちやすい」

よくスピンが掛かって、ピタッと止まります。ヘッドが少し軽く感じますが、5球ぐらい打ったら慣れました。この軽さに慣れると、こっちの方が打ちやすいです。

KUNIさん(50代) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系

「バランスが、、、」

打感は最高です。ちょっと大きめのヘッドが安心して構えられます。やはりバランスが軽いのは苦手です。SM9の方が打ち込みやすくタイミングが合います。

RYOJIさん(50代) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系

タイトリスト VOKEY FORGED ウエッジ

created by Rinker

シャフトは２種類

標準仕様は２種類のスチールから選ぶことになります。

Dynamic Gold (S200/元調子/129g)
BV105 (S/中調子/110g)

オススメしたいゴルファーは

軟鉄鍛造の打感にこだわる
出っ歯は構えづらい
シャローに振るタイプ

商品情報

メーカー	Titleist (タイトリスト)
商品名	VOKEY DESIGN FORGED WEDGE 2023 (ボーケイデザインフォージドウエッジ 2023年モデル)
ロフト(°)/バンス(°)/シャフト長(インチ)	46/10F/35.75 48/10F/35.75 50/10M/35.5 52/10M/35.5 54/10M/35.25 56/10M/35 56/12K/35 58/6B/35 58/10M/35 58/12K/35 60/6B/35
ライ角	64°
素材/製法	軟鉄/CO-FORGING(コーフォージング／複合素材同時鍛造)
仕上げ	ツアークローム
グリップ	BVウィングスツアーベルベット・ラバーブラックアウト（M60）
シャフト	Dynamic Gold (S200/元調子/129g) BV105 (S/中調子/110g)
価格	¥36,300(税込)