TaylorMade M6レスキューを試打しました。
飛距離の安定感、直進性、弾道の統一感など、慣性モーメントの高さがすごい。
手打ちで軽く合わせてもそこそこの距離が出てくれます。
どんなユーティリティなのか、評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
M6 レスキュー/2019年2月発売モデル
【番手(ロフト)】
・3番(19°)
・4番(22°)
【シャフト】
・FUBUKI TM6 2019 (S)
・REAX85 JP(S) 軽量スチール
番手は4種類(3番/19°、4番/22°、5番/25°、6番/28°)
M6レスキューの評価
【構えやすさ】
シルバーの直線部分が長くなって、さらにスクエアに構えやすくなった。ヘッドの体積はコンパクトな部類に入るが、どっしりとした安心感がある。
【飛距離】
飛距離はまずまず。1発のぶっ飛びはないが、平均的によく飛んでくれます。
↑4番のデータです。ミート率がめっちゃ高い。私にはシャフトがアンダースペックだったので、ゆっくり合わせてみたけど、ヘッドスピードが遅くてもしっかり飛んでくれました。
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【弾道】
低スピンの高弾道。スイートエリアが広いから、弾道の均一性が素晴らしい。ツイストフェースの効果なのかな。
【つかまり】
よく拾ってよくつかまる。本当に打ちやすい。フェースのターンは控えめだが、慣性モーメントの高さで捕まえてくれる感じ。M4レスキューと比べると、ライ角が3度もフラットになった。チーピンになるような気持ち悪さは一切ありません。
【打感】
スイートエリアが広くて、どこでヒットしても軽く弾いて心地いい感触。不快な振動はないが ややぼやけた打感です。センターかオフセンターか判別しにくい。
【操作性】
ミスに強い反面、それほど操作性が良い方じゃない。
【やさしさ】
軽くて振り抜きやすく、よく球が上がってスイートエリアが広い。M6フェアウェイウッドにも「ツイストフェース」が採用されてとってもミスに強い。
飛距離の安定感、直進性、弾道の統一感など、慣性モーメントの高さが優れている。これを使うとアイアン型ユーティリティやキャビティアイアンとは比較にならないやさしさをリアルに感じられる。
手打ちで軽く合わせてもそこそこの距離が出るし、ちゃんと上がってくれる。
シャフトは
標準仕様のシャフトは2種類
・FUBUKI TM6 2019 (S),(R) /カーボン
・REAX85 JP(S) /スチール
オリジナルカーボンの「FUBUKI TM6 2019」は、よくしなって振り抜きやすい。(S)で41〜44m/sぐらい。前モデルよりも軽くなった「REAX85 JP」は「ちょっと重たいカーボン」って感じの打ちやすさがある軽量スチール。ヘッドの挙動とピタリとハマってタイミングが合わせやすい。(S)で42〜45m/sぐらい。
おすすめしたいゴルファーは
- 操作性は重視しない
- 払い打ちするタイプ
- 方向性を安定させたい
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まとめ・総合点
テーラーメイド M6レスキュー は、よく拾って、ミスに強い。安定した距離が打てるやさしいユーティリティです。
・振り抜きやすい
・打ちやすい
・よく拾う
・高弾道
・ミスに強い
・安定した飛距離
これならU3からU6まで全部入れたくなってしまいますよ。アイアンの本数を減らしたくなりました。
飛距離 9
やさしさ 9.5
弾道の高さ 9.5
つかまり 8.5
構えやすさ 9
操作性 8
打感 8.5