テーラーメイド M6フェアウェイウッドを試打しました。
球が上がりやすくてトップ気味でも安定したキャリーになってくれる。ヒール気味でも、強い球筋で曲がり幅が少ない。
安定感が一味違います。
どんなクラブなのか、評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
M6 FW(フェアウェイウッド)/2019年2月発売モデル
【番手(ロフト)】
・5W(18°)
【シャフト】
・FUBUKI TM5 2019 (S)
・Tour AD VR-6 (S)
・Diamana DF60 (S)
番手は3種類(3W、5W、7W)
M4FWの購入レビューはこちら
M6 FWの評価
【構えやすさ】
M4フェアウェイウッドと見比べると、クラウンのシルバーの面積が少し減って直線部分が長くなった。黒いカーボンの面積が増えたからなのか、一回り大きく見えてどっしりしている。でも体積はほとんど変わっていません。めっちゃ構えやすい顔です。
M6ドライバーのシルバー部分は大胆に減ったけど、FWは少し減った感じ。
【飛距離】
球が上がりやすくて大きなミスが出にくい。前モデルと打ち比べると1発の最長距離は変わらないが平均距離が一段階上がった感じがする。
トップ気味でもヒール気味でも飛距離の安定感があります。
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【弾道】
中高弾道の低スピンの吹け上がらないストレートボール。サイドスピン量も少ないから左右の曲がりが少ない。少し弾道が強くなった印象。
【つかまり】
ライ角が M4フェアウェイウッド よりも3度もフラットになったがプッシュのミスは出ませんでした。もともとアップライトだったのが標準的なライ角に戻された感じ。フェースが積極的にターンする感じではないが、コスらずにしっかりとつかまってくれます。
【打感】
M5フェアウェイウッド はチタンとカーボンの複合が導入されたが、M6フェアウェイウッドは前モデルと変わらずステンレスとカーボンの複合。よく弾く打感は前モデルとよく似ている。相変わらず衝撃が軽くて心地いい。ややスイートエリアが広くなった。
【操作性】
ストレートとフェードの出し入れはやりやすくなった。私の技量では、M4はごくまれに引っかけのミスが出たが、M6は逆球が出ないので安心してフェードが打てる。ラインも出しやすい。ただし、高低の打ち分けが難しかった。
【やさしさ】
球が上がりやすくてトップ気味でも安定したキャリーになってくれる。ヒール気味でも、強い球筋で曲がり幅が少ない。M6は「ツイストフェース」がフェアウェイウッドにも採用されたが、その効果なのかな。安定感が違います。
また、フワフワした振り心地が改良され、少し重たくなたような印象があり、それがスイングの軌道を安定させてくれる。ボールにコンタクトしやすいからしっかりとつかまってくれます。
飛距離の安定感、ミスの寛容度、振り抜きやすさ、などがレベルアップしています。
この従来と変わらぬシャフト長の設定が実に素晴らしい。5Wは半インチ短いから7Wの長さになっている(3Wは標準の長さ)。この半インチ分の振り抜きやすさがアマチュアゴルファーには大きな味方になってくれます。
シャフトは
標準仕様のシャフトは4種類
・FUBUKI TM5 2019 (オリジナルカーボン)
・Tour AD VR-6
・Speeder 661 EVOLUTION V
・Diamana DF60
オリジナルカーボンの「FUBUKI TM5 2019」は先が暴れないからコンタクトしやすくてよくつかまってくれる。(S)で42〜44m/sぐらい。
オススメしたいゴルファーは
- 低スピンで飛ばしたい。
- オフセンターでも距離を稼ぎたい。
- 左のミスを減らしたい。
- ある程度スイングが安定している。
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まとめ・総合点
テーラーメイド M6フェアウェイウッド は、飛距離の安定感がさらに1ランク上がった。縦も横もバラつかない着弾点が大きな武器になる。
・よく拾う
・コンタクトしやすい
・直進性がいい
・引っかかりにくい
・低スピン
・強弾道
・安定した飛距離
これなら狙ったエリアに運べるし、グリーンも狙える。安定感がハンパない。
飛距離 10
やさしさ 9.5
弾道の高さ 8.5
つかまり 8.5
構えやすさ 9.5
操作性 8.5
打感 9