ONOFF LABOSPEC RD-390D ドライバー を試打しました。どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
(オノフ ラボスペック)
RD-390D ドライバー
【ロフト】
・10.5°
【シャフト】
・LABOSPEC TATAKI : 50 (S)
・LABOSPEC TATAKI : 60 (S)
ロフトバリエーションは1種類のみ(10.5°)
メーカーから推奨されるシャフト長は45インチです。
LABO SPEC・ラボスペック
オノフ・ラボスペックのヘッドは、好きなシャフトやグリップと組み合わせて、オリジナルのクラブを作る数量限定のヘッドパーツ。限定生産の為、在庫がなくなり次第販売が終了になります。
2つの小顔モデルがラインナップさています。スインガーでも高弾道がやさしく打てる超小顔のRD−330Sと、こちらのハードヒッター向けの2モデルです。
ラボスペックRD-390Dドライバーの評価
【構えやすさ】
ディープフェース&ハイバックの390ccなので、投影面積がかなり小さい。でも、これぐらいの大きさの方が集中して構えられます。私は嫌いじゃない。
各メーカーからハードヒッター向けの小ヘッドがリリースされているけど、この小顔は別次元のサイズ。 タイトリスト TS4 ドライバー は430CC、テーラーメイド M5 TOUR ドライバー は435ccです。
【飛距離】
弾道が強くて、ライナー性の球筋で飛び出して、ランも多い。ぶっ飛ぶ感じではない。
なかなかミート率が上がらなかった。ミスヒットすると大きなロスになります。
【弾道】
低スピンの中弾道。ロフトは10.5度だが9度以下の感覚です。球筋が強い。私のヘッドスピードでは、目一杯ぶっ叩いても一切吹け上がらなかった。
【つかまり】
つかまりません。インサイドアウトにドローボールを打とうとすると、プッシュ連発。一般的にこのような小顔はよくターンするものだが、ターンは控えめ。
【打感】
ちょっと硬め。大きく弾く感じでもないし、ホールド感もない。
【操作性】
フェードボールは打ちやすい。左に行かないのでフェードの出し入れがやりやすい。ドローは打ちにくい。
【安定感】
私のようなドローヒッターには逆球が懸念されるから、あえてこのモデルを選択するメリットを感じないが、フェードで攻めたいハードヒッターがピタッとハマればエースドライバーになるかも。ハードヒッターは吹け上がりのロスがないからしっかり叩いていけるでしょう。
クルクルとフェースをローテーションしながら操作するようなクラブではないです。引っかかりを遮断したいハードヒッターに安定感が得られるかも。これは左殺しのドライバーです。
ミスが出やすいし、寛容度は低い。ターゲットは上級者に絞られると思います。
シャフトは
カスタムオーダーで様々な種類のシャフトが選べます。
手元調子の「LABOSPEC TATAKI」は先が硬くてしっかり叩いていける。
おすすめしたいゴルファーは
- 強い弾道が打ちたい。
- 吹き上がりを抑えたい
- ヘッドスピードが速い。
- 上級者
まとめ・総合点
オノフ LABOSPEC RD-390D ドライバー は、低スピンの強い弾道が打てる超コンパクトヘッド。ハードヒッターが左を気にせずに叩けるドライバーです。
・中弾道
・強い弾道
・低スピン
・つかまり過ぎないコンパクトヘッド
・吹け上がらない
大型ヘッドにイライラするハードヒッターにおすすめ。ハマる人にはハマります。
飛距離 8.5
やさしさ 7
弾道の高さ 7.5
つかまり 7.5
構えやすさ 9
操作性 9
打感 8.5