プロギア RS ユーティリティ(2016) を試打しました。大人気のRSシリーズ。中でも評価が高いユーティリティですが、どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
3UT (19°)
【シャフト】
オリジナルカーボン M-43CB(S)
スペックスチールⅢ Ver.2 M-43ST(S)
「iD nabla RS 」シリーズの後継となる「RS」シリーズのドライバーは「飛びすぎて、困ったのは、初めてでした。」っていうキャッチコピーが話題になりました。
「RSドライバー」と「RSドライバーF」の2種類は本当によく飛びますが、「RSユーティリティ」も飛ぶのかな?
プロギア PRGR RS ドライバー の試打&評価
プロギア PRGR RS ドライバーF の試打&評価
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構えてみると
構えると、RSシリーズの特徴がユーティリティにもはっきりと確認できます。クラウン部分のフェース寄りに傾斜がある。これが飛びの秘密らしいが、違和感なく構えられて、問題ない。すっきりして構えやすい。
打ってみると
打ってみると、初速が早く、よく飛びます。フェアーウエイウッドのような弾道で飛距離も3UTが5Wぐらい飛ぶ。その球筋が強くて曲がらない。軽く打ってもインパクトで自然にフェースが返るから、実に打ちやすい。ダウンブローに打ってもソールがスーッと滑るから抜けがいい。
ところが、つかまり過ぎたかなっと思っても、そんなに左に行かない。安定した中高弾道のストレートボールです。
ヒール気味でも、トップ気味でも曲がらずに、よく飛ぶ。ミスに強く飛距離は安定してる。オフセンターでヒットしても、クラウン部分のたわみが飛ばしてくれるのかな。RSドライバー も初速が早いけど、これも同じく高反発でよく飛びます。打感は硬め。芯を外しても、打感も球筋も距離もそれほど変わらない。210yを安心して打てます。
OBや池やバンカーを避けたい時に安心して打てる信頼感がないとユーティリティは使えません。ティーショットをミスして、困った時の助っ人にもなります。ミドルアイアンで打てないようなライが悪い時でも、なんとかして欲しいクラブ。
その点、この RSユーティリティ は満点をあげたくなる程の信頼感がある。
Wクラウン設計
クラウンとフェースの境界部分にフランジという傾斜が付いている。その部分をたわませることでフェースのたわみも拡大し反発係数を大幅に高める「Wクラウン設計」を採用してる。これの効果なのか「RSシリーズ」のドライバーは初速が早くてぶっ飛びます。試打の評価では、フェアーウエイウッドもユーティリティもその効果が十分にありますね。
シャフトは
スペックスチールⅢ Ver.2はよく考えられたシャフトです。スペックが違うと、硬さだけじゃなく重さも大幅に変わるから、幅広い層が選べるバリエーションです。
スペックスチールⅢ Ver.2の重量の比較(3UT用のシャフト)
M-40ST (SR) 86g
M-43ST (S) 94g
M-46ST (SX) 104g
オリジナルカーボンは手元がしっかりめで先がしなる振り抜きやすいシャフトです。軽量シャフトが好みのゴルファーには使いやすいと思う。でも、このヘッドを使うゴルファー層を考えると、もう少し重いカーボンシャフトも選べるとありがたいけど、、
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まとめ
プロギア RS ユーティリティは、困った時になんとかしてくれる信頼できるクラブです。
構えやすさ 4
デザイン 4
打ちやすさ 5
打感 3.5
ユーティリティの歴史があるプロギアだから、こんなに素晴らしい仕上がりになったのかな。いいクラブです。