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テーラーメイド M2 レスキュー (2017) の試打&評価

TaylorMade M2 レスキュー(2017年モデル)を試打しました。どんなクラブなのか、評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【番手】
4番(22°)
【シャフト】
TM5-217 (S) カーボン
REAX90 JP (S) スチール

テーラーメイド・Mシリーズのドライバーと同時にリリースされた ウッド型ユーティリティには『M1 レスキュー』と『M2 レスキュー』の2種類あります。前モデルの『M2 レスキュー』は、多くのツアープロが愛用してますが、どんな進化をしたのか楽しみ。

番手は4種(3番19°、4番22°、5番25°、6番28°)あります。
テーラーメイド M1 レスキュー (2017) の試打&評価


構えてみると

構えると、ショートウッドのように投影面積が大きくて、どっしりと構えられる。シャローフェースが打ち込まなくてもつかまりそうな安心感を与えてくれる。新採用となったクラウンの白と黒のコントラストが鮮やかでフェース面をスクエアに合わせやすい。

前モデルのレスキューは黒1色だったが、ニューモデルは「M2ドライバー」「M2フェアウェイウッド」同様に、白い部分がボールにフォーカスしやすくて、より構えやすくなった。

「M1レスキュー」と違って、ロフト調整機能や、ウエイトをスライドさせる重心移動機能は付いていない。

M2レスキュー の特徴は

M2レスキューには2つの大きな特徴がある

「新フルーテッドホーゼル」によって前モデルよりさらにホーゼルの余分な重量を削ぎ落として、徹底した低重心化設計により高弾道を実現


②「スピードポケット」というソールのフェース寄りに刻まれた溝の効果が大きい。前作から、さらに改良され、反発力が上がった。

打ってみると

打ってみると、予想以上の高弾道でよく飛ぶ。自然にフェースがターンして、よくつかまり軽いドローボールになる。前モデルよりもさらにやさしい感じがする。軽くて振り抜きやすく、打ち込まなくても拾ってくれる。

また、フェースとヘッド全体がたわんで弾く感じがして、打感が軽く柔らかい。左足寄りにボールを置いて払い打ちでも楽に拾ってくれる。方向性もいいし、約1番手余分に飛びます。

ボールをスタンスの中央に置いてライン出しをすると、フェースの動きに安定感があるから左右にぶれない。中弾道のストレートボールでピンを刺してくれます。8番アイアンを打つような感覚で打てるからホント楽です。

トップ気味でもミスにならないからフェアウェイバンカーから十分に使えそう。操作性もまずまず。ユーティリティはいろんな場面で小細工がしやすい方が便利です。レスキューは、お助けクラブなので操作性が重要。その点、このクラブは許容範囲と言える。

4番がこんなにも打ちやすいのなら、5番、6番は、キャリーでピンを狙えるクラブに違いない。

アマチュアにとって5番アイアンは結構繊細なクラブなので、フラットなライ以外からバーディーチャンスに乗せるのは難しいが、これなら十分に狙えると思う。左足下がりからでも高弾道が打てそうな感じがします。

近年、ツアープロの14本の構成はアイアンの本数が減る傾向にあります。ハイブリッドの本数が増えてくるのは自然の流れだと思う。着実に「アイアンは7番から」の時代がやって来た。

「M2レスキュー」を試打するとアイアンの本数を減らしたくなる。本当に打ちやすいです。

シャフトは

シャフトは「TM5-217(カーボン) 」と「REAX90 JP(スチール)」の2種類ある。「TM5-217(カーボン)」は中から先がしなり、ヘッドがよく走るシャフトです。ユーティリティを打ち込みたいタイプのゴルファーはねじれが少し気になるかもしれないが、払い打つと楽に球が上がってよく飛びます。

よく拾うヘッドなので「REAX90 JP(スチール)」で上からぶつけると、よくつかまって強い球筋が打ちやすかった。

スイングの特徴やアイアンのシャフト重量の流れを考慮して選ぶのが重要です。

テーラーメイドのユーティリティが安く購入できる。

まとめ

「テーラーメイド M2 レスキュー (2017) 」は、前モデルよりもさらによく飛び、高弾道でまっすぐに飛ぶ。ピンを狙えるユーティリティです。

・よく拾う
・高弾道
・アイアン感覚で打てる
・ミスに強く曲がらない
・打感がいい
・やさしい

『M2レスキュー』も見事に進化しました。ミドルアイアンが苦手なら、使わなきゃ損です。



アイアンの本数を減らしたくなる、、そんなユーティリティです。

飛距離 5
構えやすさ 4
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性  4
打感 4