BRIDGESTONE ブリヂストン TOUR B X-HI ユーティリティ を試打しました。
数量限定商品のアイアン型ユーティリティは、どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
H4(23°)
【シャフト】
N.S.PRO MODUS3 TOUR105 (S)
番手は 2(17°)、3(20°)、4(23°) の3種類ある。2000本の数量限定商品です。
構えてみると
バックフェースは「TOUR B X-CB アイアン」とよく似たデザインで、分厚いブレードが印象的でかっこいい。構えるとトップブレードが厚くて面長な顔だが、ほぼストレートなネック形状がピンを刺すように構えられる。
安心感とシャープさが同居した顔です。
一般的なアイアン型ユーティリティはグースネックが多いが、これはアスリート系アイアンからの流れで構えられ、ロングアイアンの代わりに入れても違和感なく使える。
打ってみると
打ってみると中空構造の恩恵がそのままやさしさに現れ、よく拾ってくれるし弾道が高い。素晴らしい打感で実に打ちやすい。
U4が8番アイアンを打つような感覚で気軽に打ててしまう。
一般的にアイアン型ユーティリティは重心距離が長くなり、若干つかまりにくくプッシュやスライスが出やすいが、これは気持ち良くフェースがターンしてよくつかまってくれる。
スピン量は少なめで、アゲンストに強そうな弾道です。打感はかなり柔らかくトップ気味にヒットしても手が痺れない。オフセンターでも距離のロスが少ないし、曲がり幅が小さい。
操作性もなかなかいい。高低差が打ち分けやすいし、ドローもフェードも打ちやすい。特別に飛距離が出るクラブではないが、少々センターを外したショットでもナイスショットとそれほど変わらぬ飛距離になるから、楽に攻められる。
アイアン型ユーティリティならではの風に強い球筋できっちりと狙った方向へラインが出せるクラブです。
このユーティリティは、悪いところが全くない。
他のモデルはアイアン型ユーティリティよりもロングアイアンの方が扱いやすいと思う点が幾つかあるが、これにはネガティブな部分が全くない。
シャフトは
シャフトは、「N.S.PRO MODUS3 TOUR105(S)」のみの設定となる。
まとめ
「BRIDGESTONE TOUR B X-HI ユーティリティ」は、アイアンとユーティリティの良さを全て詰め込んだクラブです。残り200ヤードから正確なショットが打てる。
・ショートアイアンと同じ感覚で打てる
・良くつかまる
・強弾道
・操作性が良い
・ミスに強い
・打感が柔らかい
・スイートエリアが広い
これを打つと、長いアイアンの難しさがよく分かる。どうやら格好良くてやさしいアイアン型ユーティリティを使う時代になったみたいですね。
構えやすさ 4.5
デザイン 4.5
打ちやすさ 5
操作性 4.5
打感 5
すでに発売前から宮里優作プロを始め、数多くのトッププロがトーナメントで使用して、その優れたパフォーマンスを実証した影響なのか、発売と同時に瞬く間に売れて完売となった。ところが、ネットで検索するとまだ在庫ありのショップがあるようなので、買ってしまいました。