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ゼクシオ9 ユーティリティ Miyazaki Model の試打&評価

DUNLOP  XXIO9 (ダンロップ ゼクシオ ナイン) ユーティリティ ミヤザキモデル を試打しました。どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【番手】
U5番(23°)
【シャフト】
・Miyazaki Melas カーボンシャフト(S)
・Miyazaki Melas カーボンシャフト (SR)

ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ にはアベレージゴルファー向けの「レギュラーモデル」と、セミアスリート仕様の「Miyazaki モデル」の2種類ある。

フェアウェイウッドとユーティリティには5種類もの番手バリエーションがある
(U3+ 17°、U3 19°、U4 21°、U5 23°、U6 25°)


構えてみると

ミヤザキモデルの黒色ヘッド

レギュラーモデルのヘッドは紺色だが、この ミヤザキモデル はブラックにカラーリングされ、こちらの方が引き締まって見え、しっかりと目標にフォーカスしやすい。

フェース面もレギュラーモデルと全く同じで、トゥ側とヒール側にややバルジがあり、引っ掛けやプッシュのミスに強そうな顔で構えやすい。ユーティリティは、構えた時の顔が大事になるが、ゼクシオシリーズの中でも特にユーティリティの人気が高いのも、うなずける。

レギュラーモデルの紺色ヘッド

打ってみると

打ってみると、適度な重量感で振りやすい。気持ちよくつかまって、よくキャリーが出る。コンパクトに振った時に適度な重量感がヘッドを加速させながら自然にフェースをターンさせてくれるので、とても良くつかまる。

レギュラーモデルの打ちやすさがそのままで、芯を外してもカップフェースの鋭い弾き感が手に伝わり、距離も方向性もロスが少ない。

打点がブレても、飛距離と方向に差が生じない。さらに方向の幅が狭くなった。ユーティリティは引っかかると大怪我の元だが、これは安心できる。

アイアン感覚で打てると言うより、アイアンよりも楽に打てるから、U6番 を入れてみたくなる。

ダンロップのこの重量設定が絶妙

同じ U5番のSシャフト で比較すると、
「スリクソンZ H65 ハイブリッド  Miyazaki Kaula 7 シャフト装着モデル」が369g
「ゼクシオナイン ユーティリティ Miyazaki Model」が349g
ゼクシオナイン ユーティリティ レギュラーモデル」が329g
というようにピッタリ20gずつ全体重量が違う

すべてのゴルファーをカバーするダンロップのラインナップはお見事です。

このミヤザキモデルは、普通のシニアの体力があれば、問題なく振り抜ける。
シャフトとグリップがいいバランスで重くなって見事に振り抜きやすい。
ユーティリティが苦手なゴルファーは、案外クラブが軽すぎることが多いです。

シャフトは

シャフトは「Miyazaki Melas カーボンシャフト」の3種類のフレックス(S)(SR)(R)から選ぶことになる。

このシャフトは全体がしなって、ヘッドスピードが上がる感じで先の動きは抑えめ。
レギュラーモデルの「ゼクシオ MP900 カーボンシャフト」を重くして、トルクを減らした感じ。キックポイントの違いは感じない。
とても振りやすく合わせやすい。

(S)シャフトで、ヘッドスピードが41〜45m/sぐらい。
(SR)シャフトで、ヘッドスピードが39〜43m/sぐらい。


ゼクシオ ユーティリティが安く購入できる。


まとめ

DUNLOP ゼクシオ ナイン ユーティリティ Miyazaki Model は、適度な重量感がボールをつかまえてくれる。アイアンからの流れで打ちやすい。

・丁度いい重量感
・自然にフェースがターンする
・やさしい
・よく拾う
・ミスに強い
・よく弾き、強い弾道

やさしいヘッドの長所を引き出してくれる仕様です。アイアンより打ちやすいから、U6番から欲しくなる。



アイアンは7番からの時代がやってきた。

飛距離 5
構えやすさ 4.5
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性   4
打感 4