TaylorMade テーラーメイド 「P790 アイアン」と「P770 アイアン」を打ち比べました。
どっちがいいのか、どんな違いがあるのか、比較しながら試打したので、その評価と感想をレビューします。
試打クラブ
最新モデルの評価レビュー
>> 2019年発売のNEW P790 アイアンの試打&評価はこちら
カスタム限定アイアン『P700』シリーズ
テーラーメイドの「P700 シリーズ アイアン」は「カスタムメイド限定モデル」で全4種類ある。
キャビティの「P770 アイアン」と「P750 TOUR PROTO アイアン」、中空構造の「P790 アイアン」、マッスルバックの「P730 アイアン」の計4種類は全て軟鉄鍛造アイアンです。
この中で比較的やさしい2種類を比較しました。
かっこいい外観、、これも大事なポイント
バックフェースのデザインは、マッスルバックの「P790」と、キャビティバックの「P770」は大きく違うが、どちらもアスリートアイアンの雰囲気で上級者っぽいオーラがある。サテンと光沢のマッチングが美しい。
この「P700 シリーズ アイアン」は従来のテーラーメイドらしからぬ外観のこだわりを感じます。ライバルのタイトリストに引けを取らないデザインになった。
アスリート向けのアイアンは、やっぱり外観の格好良さも大事なポイントだと思います。余談ですが、私は自分のキャディバッグを眺めながらボーッとするのが幸せな時間なのです。。。
一日中見てても飽きない、、ほとんど変態ですが(汗)。。。
かっこいいアイアンは見た目だけじゃなく操作性もいい。
だからバッグにマッスルバックアイアンが入っている人を見ると、
「この人は球筋を操りたいからこんな難しいクラブを使っているのかな?」
って想像しちゃいます。
参考記事
X FORGED アイアン、718 MB アイアン、718 CB アイアン、Mizuno Pro 118 アイアン、RMX 018 TOURMODEL アイアンなどが超カッコイイです。
フェースを見ると
上「P770 アイアン」、下「P790 アイアン」
フェース面はどちらもコンパクト。
アスリートが操作しやすそうなサイズ感に仕上げている。
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打ってみたら
打って比較してみると、
【飛距離】
「790」の方が6ヤード以上飛ぶ。ロフト角は2.5°の差でシャフトは同じ長さなので、ロフト角の差以上に飛距離の差を感じる。
やっぱり「790」の飛距離性能は優れている。
どちらもミスに強く、オフセンターでもロスが少ないが「790」の方がさらに寛容な感じがする。5番アイアンの平均飛距離の差が大きかった。「790」は長い番手が打ちやすい。
【打感】
少し味付けが違うが両者とも打感は素晴らしい。
「770」の打感はかなり柔らかい。
フェースに長く接地してるような感触で、軟鉄鍛造の心地よさが味わえる。「790」は薄いフェースが大きくたわんで弾き返す時のソフトな感触が心地よい。余分な振動が消されている。
「ピン i BLADE」によく似ているが、どちらも悪くない。ただ、軟鉄鍛造らしさがある「770」の打感の方がホッとする。
【弾道】
ロフト角が違うが、球の高さはほとんど変わらない。どちらも高弾道になる。
【つかまり】
どちらも、本当によくつかまる。フェースが良くターンして思い通りにつかまります。「790」の方がちょっと引っかかりやすい。
【操作性】
「790」の方がコントロール性がいい。とっても操りやすい。「770」の方がフェースローテーションが控えめな感じがする。
【安定感】
ミスの寛容度は「790」に軍配があがる。「スイートエリアの広さ」と「広いやすさ」の違いがリアルに結果に出た。「790」の5番アイアンが本当に打ちやすい。
全体的に「790」の方が安定感が1ランク上のような感じがする。
まとめ
TaylorMade「P790 アイアン」と「P770 アイアン」を打ち比べたら、どちらもアスリートのミスを軽減させてくれる武器になる、素晴らしいアイアンです。
「P770 アイアン」を初めて試打した時に感動したけど、「P790 アイアン」は、それを遥かに凌ぐ評価です。
でも、どちらを購入しても不満はないと思う。バリバリのアスリートアイアンよりも、この辺りの方が楽にピンを責められるし、スランプになりにくいと思う。
こちらの記事も参考にして下さい
(2018年に全ゴルファーがやさしく狙えるお勧めアイアン7選)
(アスリートの2018年はこれに決まり!プロも使うやさしいアイアン7選)
マジで「TaylorMade 790 アイアン」欲しくなってしまった。。。