YONEX EZONE CB 701 フォージド アイアン を試打しました。
やさしく飛ばせるアイアンです。
打感から伝わってくる距離感よりも、遥かに遠くまで飛んでくれます。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
CB 701 FORGED アイアン
/2018年9月発売モデル
【番手(ロフト)】
・7番(26度)
【シャフト】
・NST400 (R) オリジナルカーボン
番手バリエーションは9種類。(5番〜9番、PW、AW、AS、SW)
CB701 フォージド アイアンの評価
【構えやすさ】
長めのフェース長、厚めのトップブレード、ガッツリつかまりそうなグースネック、そしてユーティリティのような分厚いソール。ぶっ飛び系のアイアンの特徴的な顔です。
アスリートの満足度が高いCB301、CB501 とはキャラもターゲット層も違う。全く別のジャンルですね。
【飛距離】
ぶっ飛びです。飛距離性能は他メーカー飛び系アイアンと比較しても一級品。
7番アイアンの刻印が入っているが、ロフト角とシャフト長が CB 301 フォージド アイアン の 5番アイアンと同じ設定。それでも7番アイアンのやさしさがあるから、楽に飛ばせます。
↑7番アイアンの平均値がこれぐらい。ぶっ飛んでます。ノーマルロフトの5番アイアンで、この飛距離をコンスタントに出せません。びっくり!
【弾道】
超ストロングロフトなのによく上がります。球筋は低スピンの高弾道。ユーティリティによく似た”ねじれ”がない素直な弾道です。
【つかまり】
振り抜きやすくて、ナチュラルにフェースがターンしてよく捕まってくれる。すっぽ抜けるミスになりにくく、安定した動きをしてくれます。振り遅れてもしっかりとフェースに乗ってくれますよ。
【打感】
フェースが弾きながらヘッド全体が衝撃を吸収して、柔らかい感触のみが手に伝わってきます。トップ気味でも柔らかい感触になる。飛び系アイアンの中では打感も一級品です。
【操作性】
操作性は、意外に悪くなかった。でも安定感を求めるゴルファーに向いている。
【やさしさ】
振り抜きやすく、優しく飛ばせるアイアン。打感から伝わってくる距離感よりも、遥かに遠くまで飛んでくれるから、驚きです。
払い打ちで良くつかまり、高弾道でぶっ飛びます。かなり低重心化さた構造のおかげで、少々トップしてもボールをしっかりキャッチしてビッグキャリーになる。また、打点がブレても方向性がいいし、プッシュも引っ掛けも出にくい動きをしています。飛距離性能はライバルメーカーの鋳造アイアンと比較しても最高レベル。
シャフトは
標準仕様は1種類のオリジナルカーボンシャフトのみ。
・NST400 (SR),(R)
中から先が俊敏にしなり、よくつかまりながらも、引っかからず方向性が良い。Rシャフトでもシャキッとしている。グニャグニャせずに合わせやすい。(R)で〜40m/sぐらい。
おすすめしたいゴルファーは
- アイアンの飛距離が欲しい。
- 払い打ちするタイプ。
- 打感もこだわりたい。
- 操作性は重視しない。
まとめ
ヨネックス EZONE CB-701 フォージド アイアン は、トップ気味でもぶっ飛ぶ低重心設計。振りやすい鍛造アイアンです。
・プラス2番手以上のぶっ飛び
・よく拾う
・高弾道
・よくつかまる
・振り抜きやすい
・ミスに強い
楽に飛ばせる軟鉄鍛造アイアンです。気持ちよく飛んでくれますよ。
飛距離 10
やさしさ 10
弾道の高さ 9
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 7.5
打感 8.5