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【アイアンのシャフト選び】硬すぎる重すぎるでは上手くならない

「どうもアイアンが気持ちよくつかまらない、、」
そんな悩みがあるなら、アイアンのシャフトがハードすぎませんか?

私の周りにも明らかにオーバースペックのアイアン用シャフトを使用するゴルファーがたくさんいます。
なかなかつかまらない。
なかなか芯に当たらない。
トップやシャンクとの奮闘を目にします。

シャフト選びは道具選びの基本中の基本。
一生懸命に球をつかまえるだけの練習は上手くなりません。
上達が遠回りにならないためにも「適正なシャフト選び」は最も重要です。

ゴルフの練習

タイミングを合わせるのが精一杯ではダメ

オーバースペックのシャフトを使うと、タイミングを合わせるのが精一杯になります。

「あっ、今のは振り遅れた」
「あっ、今のはトップした」

何とかナイスショットが出ないだろうかと一生懸命につかまえる練習になっています。

頑張らないとつかまらないなら、シャフトがハードすぎると思います。

この場合の「つかまる」は「引っ掛かる」ではありません。
「飛距離も打感も高さも満足なナイスショットがが打てる」です。

”ゆとり”が必要

ただつかまえたいだけの練習をしてるゴルファーを目にします。
どうやったらつかまるか、どうしたら飛ぶか、一生懸命に打ち込んでいます。

「どうしたら飛び過ぎないか」
そんな練習してますか。

適正シャフトよりも2段階、いや、3段階ぐらいハードな不適正シャフトで一生懸命につかまえようと頑張ってるゴルファーが多い。アスリート志向のゴルファーに多いですが、ちょっと痛々しいです。
10割の力で何とかつかまるシャフトは間違いなく不適合です。

「またこすった。」
「またトップした。」
「またシャンクした。」
の繰り返しでは上手くなりません。

「高く上がり過ぎた。」
「飛び過ぎた。」
って思ったことありますか?
7分ぐらいの力加減で打つ”ゆとり”から安定感が生まれます。

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Nao
私は150yと155yの打ち分けなど距離感を合わせる練習に集中しています。

シャフトがハードだとこんなことに

「アイアンが当たらないからスイングを見て欲しい」と依頼されると、
「正直言ってこのシャフトじゃ無理だな」と思うことが多いです。

でも、
「あなたにはもっと軽いシャフトの方がいいですよ」
なんてアドバイスすると、時にはプライドを傷つけるので難しいんです。

シャフトが硬すぎたり重すぎたりするとスイングづくりが上手くいきません。

  • 飛ばないから無理をして飛ばそうとする
  • つかまらないから無理に手首を返そうとする
  • 筋力に合ってないから軸がブレブレになる

本気でスイングを作りたいなら自らのヘッドスピードや体力を謙虚に受け入れて下さい。
自分の適正シャフトが間違っていたと受け入れるのがスコアアップの近道になります。

思い切って軽くしてみると

思い切ってシャフトを軽くすると、よくつかまるし、よく飛びます。

でも、ヘッドが走り過ぎてトップするとか、ダフリやすくなったとか、引っ掛けが増えたとか、ミスが出ることも。それはスイングが悪いのかもしれません。慣れが必要です。そこを乗り越えてみませんか?

旧知のツアープロ(ハードヒッター)に超軽量シャフトのアイアンを打ってもらうと見事にナイスショットします。

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Nao
妻のグニャグニャなアイアンやドライバーでも私は難なくナイスショットが打てますよ。

思い切って20gぐらい軽くすると、違う世界が見えてくることも。
ドローとフェードを打ち分けたり、5ヤード刻みの打ち分けが出来たり、いわゆるコントロールショットを打つ”ゆとり”が生まれます。それがあなたの適正シャフトです。

スライスとフックを交互に打てるぐらいの余裕があるシャフト選びをしたいものです。

思い切って20g減

せっかくアイアンを買い替えるならシャフトも大きく変えてみませんか。

ちょっとの軽量化でも随分振り心地が変わりますが、つかまらずに悩んでいるなら思い切って軽量化して下さい。
ダイナミックゴールドからダイナミックゴールド120にするだけで振りやすさを感じますが、ここはもう一段階軽くして、ダイナミックゴールド105にしてみると、別世界の振りやすさを感じます。

モーダス120なら950neoに、モーダス105なら850GHに、950GHならカーボンに、大胆に軽量化してみると自分のスイングの欠点が浮き彫りになります。

軽い方が打ちやすいのではなく、あなたの適正シャフトがもっともっと軽かったっていうことなのです。

950neo を使ってみた

半年以上の間、N.S.PRO 950GH neo を徹底的に打ち込んでラウンドも重ね、その出来の良さに驚きました。

最近の軽量シャフトはかなり進化しています。ZELOS8やZELOS7もいいシャフトです。カーボンシャフトも進化してます。軽量で合わせやすいシャフトが増えてきました。


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【950GH neo の5つの魅力】長期間テストの評価レビュー

女子プロを参考にしたい

若手の女子プロやプロテスト合格を目指すトップ女子アマと一緒にラウンドする機会がありますが、みんなめっちゃ飛ばします。
ゆったりしたスイングで250ヤードを軽々とコンスタントにクリアします。
みんなシャフトは軽くて柔らかい。
アイアンはカーボンが多いし、スチールでも一番重くて850GH、ZELOS8あたりを使っています。

女子プロの練習

ちゃんとドローもフェードも打ち分けるし、何しろスイング軸がブレません。頭が動きません。
でも、私の重たいアイアンを使ってみると、トップするし、軸がブレるし、頭が動く。距離が全然飛びません。
トップアスリートはちゃんと適正シャフトを選択しているのがよく解ります。

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Nao
一般アマチュアゴルファーは女子プロのクラブセッティングが参考になりますよ。

まとめ

どうもアイアンが気持ちよくつかまらない、、、
そんな悩みがあるならアイアンのシャフトがハードすぎる可能性が高いです。思い切って軽くしてみると悩みが解決するかもしれませんよ。

シャフト選びは道具選びの基本中の基本。
一生懸命に球をつかまえるだけの練習じゃ上手くなりません。

軽くするのではなくて、適正シャフトにするのです。
上達するために「シャフト選び」が重要です。
せっかくアイアンを買い替えるならシャフトを思い切って軽くしてみませんか。