【試打＆評価】キャロウェイ JAWS RAW ウェッジ／噛みついて止めるノーメッキ

2024年5月23日
Callaway, ウエッジ

Callaway JAWS RAW (キャロウェイジョーズロウ) ウエッジを試打しました。

フェースの溝がボールの表面に噛みついて激スピン。
ボールがグリーンに噛んでピタッと止まる。
今までに経験がありません。ビックリです。
前作(JAWSウェッジ)よりも、もっと止まります。

ハーフショットやグリーン周りでもキュキュッと。
どこからでもスピンで止められる安心感。
いつでもスピンが掛かるから、距離感が合わせやすい。

ノンメッキによるダイレクトな打感が繊細なショットを可能にします。

どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。

posted with カエレバ

1 試打クラブのスペック
2 試打を終えた率直な感想は
3 JAWS RAW(ロウ) ウエッジの評価【9.5/10】
4 JAWS RAW ウエッジの口コミ
5 シャフトは３種類
6 オススメしたいゴルファーは
7 商品情報
8 まとめ

試打クラブのスペック

Callaway JAWS RAW WEDGE
(キャロウェイジョーズロウウェッジ)
/2022年7月発売モデル
【ロフト/バンス】
・52S/10
・58Z/8
・58S/10
・58W/12
・58X/12
【シャフト/価格】
・Dynamic Gold (S200) /¥29,700(税込)
・Modus3 Tour 115 (S) /¥29,700(税込)

試打を終えた率直な感想は

この３項目が最大のお勧めポイント

スピンがスゴイ！
ダイレクトな打感
開いた時にやさしさを感じる

このスピンにビックリ。硬いグリーンでもピタピタ止まります。

気になった点もあります

モーダス105が標準で選べない

前作(JAWSウェッジ)やJAWS FORGEDにはありました。新規に採用されたModus 115も人気ですが、ターゲット層を考えると、まだまだアイアンのシャフトはモーダス105のユーザーが多いのでは。アイアンのシャフトと揃えたい派にはちょっと残念です。

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JAWS RAW(ロウ) ウエッジの評価【9.5/10】

【構えやすさ】9.5

リーディングエッジが一直線に見えて、スクエアに構えやすい。ネックが細く見えるのも好印象。
ターゲットラインに合わせやすく集中しやすいから、チップインを狙いたくなります。

【スピン】10.0

溝のエッジを鋭くした37Vグルーブが、ノーメッキ仕上げのフェースに刻まれています。
さらに溝と溝の間に小さな凸部を構成している。
強烈なスピンです。

【操作性】10.0

素晴らしい操作性です。フェースと手のひらに一体感があります。

前作(JAWS ウェッジ)やJAWS FULL TOE ウェッジとダイナミックゴールド装着同士で比較すると、バランスが１ポイント軽い。取り回しが良くなり、ヘッドの制御がしやすくなっている。

【打感】9.5

ノンメッキによるダイレクトな打感。インパクトの細かい情報が伝わってきます。

【バリエーション】9.0

4種のソールグラインドと7種のロフトの組み合わせで、合計17種類のバリエーション。

【Z GRIND(バンス角8°)】
ツアープレーヤーのフィードバックから生まれた。「人気の旧Cグラインド」の要素もありながら、芝に刺さりにくく、かつ芝を滑って抜けやすい、開きやすくてやさしいソール。58°, 60°に設定。

【S GRIND(バンス角10°)】
様々なコンディションに対応するスタンダードタイプ。フェースをスクエアにしてショットするゴルファー向け。全ロフトに設定。

【X GRIND(バンス角12°)】
フェースを開いたショットの自由度を高めたグラインド。面取りされたリーディングエッジがダフリを軽減。ダウンブローに打ち込むタイプに最適。58°, 60°に設定。

【W GRIND(バンス角12°)】
ワイドなソールで、やさしさを実感できる最もやさしいタイプ。ダフリを軽減。ウェッジが苦手なゴルファー向け。48°以外のロフトに設定。

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【やさしさ】9.0

前作(JAWSウェッジ)よりも寄せやすくなりました。

フェースの溝がボールの表面に噛みついて激スピン。
ボールがグリーンに噛んでピタッと止まる。１打で２回噛みつきます。

フルショットだけじゃなく、ハーフショットやグリーン周りでもキュキュッと止まり、
どこからでもスピンで寄せられる。

このスピンはライバルモデルから１歩以上リードしています。
「止まり過ぎて寄らない」なんて声もありますが、これに慣れれば、転がりを計算しなくていいから寄せやすいです。

溝の構造やスピンの凄さばかりに目を奪われますが、私が欲しくなった理由は開いた時の打ちやすさです。

バックフェースのウェイトポートに、タングステンを装着した効果なのか、開いた時にトウ側でヒットしても弱弱しい球になりません。インパクトが分厚くて当たり負けしません。ロブ気味に打っても距離が合わせやすいのです。

特別な技術は必要ありません。普通に打てばスピンで寄ります。
でも、練習を重ねて、いろんな打ち方を試すと、いろんな引き出しが出来るでしょう。
アプローチショットをレベルアップさせたいゴルファーにもおススメです。

【総合評価】9.5/10

【総合評価　9.5】
構えやすさ 9.5
スピン 10.0
操作性 10.0
打感 9.5
バリエーション　9.0
やさしさ 9.0

スピン系のボールを使わなくてもよく止まります。このウェッジを使えば安価なぶっ飛び系ボールの弱点を補えますね。

JAWS RAW ウエッジの口コミ

下記の意見も参考にしてください。

「Wグラインドがやさしい」

いつもよりも断然スピンが掛かります。スクエアに普通に打つだけで止まりますね。Wグラインドが一番やさしくて打ちやすかったです。

T.Tさん(47) スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系

「バランスがいい」

バランスがいいのでしょうか。振り抜きやすくて、操作しやすいです。ブラックはノーメッキなので全体が錆びるとカッコいいでしょうね。

KUNIさん(55) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系

「Zグラインドがいい」

歴代のJAWSを使っていますがスピンが凄いですね。Zグラインドはバンスが邪魔にならないので打ちやすいです。フェースを開いて滑らせるとキュッとスピンで止まります。気に入りました。

RYOJIさん(54) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系

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シャフトは３種類

標準仕様は３種類のスチールから選ぶことが出来ます。

Dynamic Gold (S200)
Modus3 Tour 115 (S)
N.S.PRO 950GH neo (S)

ライ角ロフト変更、50種以上のシャフト、豊富なグリップ、
JAWS RAW ウェッジのカスタムはコチラがオススメです。

「ペイント」や「スタンプ」で自分だけのデザインが作れます。

オススメしたいゴルファーは

スピンで止めたい
操作性を重視する
アプローチショットをレベルアップしたい

商品情報

メーカー	Callaway (キャロウェイ)
商品名	JAWS RAW WEDGE (ジョーズロゥウエッジ)
ロフト/バンス	[48] S10 [50] S10, W12 [52] S10, W12 [54] S10, W12 [56] S10, W12 [58] S10, W12, X12, Z8 [60] S10, W12, X12, Z8
ライ角	64°
ヘッド素材/製法	軟鉄鋳造
仕上げ	クロム（フェース:ノーメッキ）ブラック（ノーメッキ）
グリップ	LAMKIN UTX ダークグレイ/ブラック約52g,口径60 (5720104)
シャフト	Dynamic Gold (S200) Modus3 Tour 115 (S) N.S.PRO 950GH neo (S)
長さ	[48] 35.75″ [50] 35.5″ [52] 35.5″ [54] 35.25″ [56] 35.25″ [58] 35″ [60] 35″
価格	¥29,700(税込)