Callaway APEX (キャロウェイ エイペックス) UW 2022年発売モデル を試打しました。
ユーティリティよりも球が上がる。
フェアウェイウッドよりも操作性がいい。
この2つが満たされる「ユーティリティ・ウッド」という新しいジャンルです。
200ヤード先のピンを狙いたい。そんなレベルのゴルファーがU3や7Wの代わりに入れたくなる存在です。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
最新モデルの評価はコチラ
【試打＆評価】APEX UW(2023年発売)／つかまりと上がりやすさが改善された
試打クラブのスペック
Callaway APEX UW(Utility Wood)
(キャロウェイ エイペックス UW・ユーティリティウッド)
／2022年1月発売モデル
【ロフト】
・21°
【シャフト】
・Diamana 55 for Callaway(S)(SR)
【価格】
¥41,800(税込)
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試打を終えた率直な感想は
この３項目が最大のお勧めポイント
- UTより高く上がる
- UTより方向性がいい
- FWより操作性がいい
気になった点もあります
- ロフトとシャフトのバリエーションが少ない
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エイペックス UW 2022 の評価【8.9/10】
【構えやすさ】9.5
フェアウェイウッドを縮小したような形。ユーティリティとしては平ぺったく見えますが、違和感なく構えられます。
投影面積が大きく見えますが、実際は APEX UT と同じぐらいの大きさ。
構えやすい顔です。
【飛距離】8.5
飛びます。でも飛距離を前面にアピールするクラブではありません。
「飛び過ぎてグリーンオーバー」なんてミスが出ない安全な飛びです。
【弾道の高さ】8.5
風に強い弾道です。吹け上がりません。
【つかまり】8.0
フェースローテーションは控えめで、引っ掛かりを抑えた動きになる。
プッシュが出そうな気持ち悪さがないので、安心してフェードが打てる味付けです。
【操作性】9.0
曲がり過ぎない範囲でやさしく操作できます。
【打感】9.0
センターでヒットすると軽快に弾いて、かなり心地いい感触になります。オフセンターではそれなりの打感になる。
【やさしさ】8.5
メーカーはフェアウェイウッドとして販売してますが、まさしくこれはハイブリッド(ユーティリティ)ですね。
フェアウェイウッド的な要素はそこまで感じられません。
公式ホームページの商品説明に「ヘッドのサイズが大きい」と書かれていますが、APEX ユーティリティ とほぼ同じサイズ。同時に発売されたEPIC SUPER HYBRID の方が2割ぐらい大きくて断然やさしい。EPIC SUPER HYBRID の方が飛びも１ランク上です。
プロギアのCarrys(キャリーズ)Ｑ みたいな超やさしいモデルかなと予想したけど、全然違いました。
どちらかと言うと APEX PRO ユーティリティ を球を上げやすくした印象です。
「ツアープレーヤーが求めた」とあるが、なるほど、操作性を犠牲にせずに高弾道でピンポイントに狙えるテイストに仕上がってます。遠くから狙えるユーティリティ・ウッドの誕生ですね。
最近のツアープロのセッティングを見ると7Wを積極的に使う傾向にあります。7Wに操作性と取り回しの良さを加えたい。もしくはユーティリティよりも高い弾道でピンを攻めたい。そんな要望に対応できるクラブです。
ピタッとハマるアスリートがたくさんいると思います。
だったらアスリート向けにもう少し重たいシャフトが欲しい、、という不満はありますが、おそらくすぐに在庫切れになりそうな予感がします。
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【総合評価】9.0/10
【総合評価 8.9】
構えやすさ 9.5
飛距離 8.5
弾道の高さ 8.5
つかまり 8.0
操作性 9.0
打感 9.0
やさしさ 8.5
APEX UW の口コミ
下記の意見も参考にしてください。
「ミート出来ません」
簡単そうに見えるけどしっかりとミート出来ません。当たっても右に出やすい感じがします。
T.Tさん(47) スコア 90〜99、39〜42m/s、フェード系
「ヒールに当たる」
どうもヒールばかりに当たってしまいます。しっくりきませんでした。
KUNIさん(55) スコア 80〜89、43〜46m/s、ドロー系
「欲しい」
フェードボールが上がり過ぎず、強弾道でよく飛んでくれます。よく拾うし、打感がいいし、欲しくなりました。
RYOJIさん(54) スコア 70〜79、47〜50m/s、フェード系
シャフトは１種類
・Diamana 55 for Callaway(S)(SR)(R)中調子
重量感があって粘りもある。適度なトルクが球をつかまえてくれます。
(S)で41〜44m/s、(SR)で39〜42m/sぐらい。
私もこのお店で購入してます。
豊富なシャフト、豊富なグリップ、長さの調節も出来ますよ。
APEX UW のUSモデルをカスカムで注文すると意外に納期が早い。
オススメしたいゴルファーは
- ヘッドスピードは遅い方じゃない
- 操作性が欲しい
- 中、上級者
商品情報
| メーカー | Callaway (キャロウェイ) |
| 商品名 | APEX UW 2022 Apex Utility Wood(エイペックス ユーティリティ ウッド) |
| ロフト | 17°, 19°, 21° |
| ライ角・体積・シャフト長 | [17°] 57°・126cm3・41インチ [19°] 57°・126cm3・41インチ [21°] 57.5°・126cm3・40.5インチ |
| フェース素材/構造 | マレージング鋼C300 / FLASHフェースSS21 ＋フォージドフェースカップ |
| ボディ素材 | 17-4 ステンレススチール + MIMタングステンウェイト + スクリューウェイト約7g |
| グリップ | IOMIC Sticky 1.8 プラチナムグレー / ブラック |
| シャフト | ・Diamana 55 for Callaway(S)(SR)(R) 中調子 |
| 価格 | ¥41,800(税込) |
まとめ
キャロウェイ APEX UW 2022 は、ユーティリティよりも球が上がってフェアウェイウッドよりも操作性がいい「ユーティリティ・ウッド」という新しいジャンルです。
200ヤード先のピンを狙いたい。そんなレベルのゴルファーがU3や7Wの代わりに入れたくなる存在。
操作性を犠牲にせずに高弾道でピンポイントに狙えるテイストに仕上がってます。アスリートが遠くからデッドに狙える新しいカテゴリーの誕生です。
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