Callaway PARADYM Ai SMOKE Triple Diamond (キャロウェイ パラダイム Aiスモーク トリプルダイヤモンド)フェアウェイウッド を試打しました。
コンタクトしやすくて、やさしい。意外に難しさは感じません。
平均以上のパワーがあれば、ぶっ飛んでくれる。方向性もいい。つかまり過ぎも出ない。
左のミスを消しながら、低いフェードで攻めることができる。アゲンストでも球が捻じれません。
風に影響されにくい鋭い弾道。ロングホールの攻め方が変わります。
前作(パラダイム♦♦♦フェアウェイウッド)の打ちやすさがさらに進化。飛距離性能もアップしています。
どんなクラブなのか、実際に2日間打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価と感想を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
PARADYM AiSMOKE Triple Diamond FW
(パラダイム Aiスモーク トリプルダイヤモンド フェアウェイウッド)
/2024年2月発売モデル
【番手/ロフト】
・3W/15°
・5W/18°
【シャフト/価格】
・TENSEI 60 for Callaway(S, SR) 中調子 /¥60,500(税込)
・SPEEDER NX BLACK 60 (S) 先中調子/¥80,300(税込)
【試打＆評価】パラダイム Ai スモーク MAX D フェアウェイウッド／ミスがミスにならない
【試打＆評価】パラダイム Ai スモーク MAX FAST フェアウェイウッド／軽量のメリット
試打を体験した率直な感想は
この３項目が最大のお勧めポイント
- 弾道が強くて、風に影響されにくい
- よく飛ぶ
- 7Wが追加になった
気になった点もあります
- 5Wにカチャカチャが付かない
USモデルは、数十種類の豊富なシャフト
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パラダイム Ai スモーク トリプルダイヤモンド フェアウェイウッド の評価【9.3/10】
【構えやすさ】9.5
スタンダードモデル(Ai SMOKE MAX フェアウェイウッド)と比べると、一回り小さく見えるが、実は♦♦♦の方が体積が大きい。それだけディープフェースという事になる。
操作しやすい印象があり、吹け上がらない安心感があります。ハードヒッターには構えやすい顔です。
【飛距離性能】10.0
試打１日目にTENSEI 60 for Callaway(S) を使用して、ドライバーのヘッドスピードを43~45m/sぐらいで振った時の測定値です。
予想以上に初速が速くて強い弾道でぶっ飛びます。
下記の表は、試打の2日目に SPEEDER NX BLACK 60(S)シャフトを装着して、トラックマンで10球測定した平均値です。
| PARADYM Ai SMOKE ♦♦♦ フェアウェイウッド | 5W(18°)×SPEEDER NX BLACK 60 (S) |
|---|---|
| ヘッドスピード | 42.1m/s |
| ボール初速 | 60.9m/s |
| キャリー | 213.2y |
| トータル | 228.5y |
| 打ち出し角 | 13.8° |
| バックスピン | 3,090rpm |
| ミート率(SMASH FAC.) | 1.45 |
試打データから解った事
①よく飛ぶ
②ある程度のオフセンターのロスはある
③初速が速い
④スピン量は少なめ
⑤サイドスピンは少ない
叩いてもスピンが増えない。アゲンストでも失速せず、強い弾道でぶっ飛びます。
【弾道の高さ】8.5
5Wは中弾道。3Wは平均以上のパワーがないと上がりにくい。
【つかまり】8.0
ターンは控えめ。振り遅れるとプッシュになりやすい。引っかけのミスは出ない。
普通に打てばフェードになるが、意図的にターンしやすいからいつでもドローが打てる感じ。
【操作性】10.0
イメージ通りに操作できます。
【打感】9.5
フェースがよくたわんで弾き返す感触。オフセンターの解析がしやすい。芯の分厚さもあります。
【やさしさ】8.0
左のミスを消しながら、低いフェードで攻めることができる。
出球が強くて、そのまま捻じれずにグイグイ伸びてくれる。
ヘッドの挙動に一貫性があるから、コンタクトしやすい。
実にミートしやすくて難しさは感じません。
ただし、平均以下のヘッドスピードでは、飛ばないかも。球が上がりにくくて、つかまりも良くない。
でも、平均以上のパワーがあれば、ぶっ飛んでくれる。方向性もいい。つかまり過ぎも出ない。
ヘッドスピードの違いによって印象が変わります。
逆風で球がめくれたり、吹け上がって距離が稼げなかったり、そんな心配をしなくていいからロングホールの攻め方が変わります。
風に影響されにくいから、ナーバスにならなくていい。これは攻めやすい。
こんな味付けを好む上級者が多いのでは。
【総合評価】9.3/10
【総合評価 9.3】
構えやすさ 9.5
飛距離 10.0
弾道の高さ 8.5
つかまり 8.0
操作性 10.0
打感 9.5
やさしさ 8.0
パラダイム Ai SMOKE トリプルダイヤモンド FW の口コミ
私と一緒に試打を体験したゴルファーの意見や感想も参考にしてください。
「私には難しい」
まったく球が上がりません。私には難しいです。
《T.Tさん(40代) ゴルフ歴10年,スコア90〜99,39m/s,フェード系 月2ゴルファー》
「3Wは難しい」
5Wは結構打ちやすいですが、ちょっとプッシュが出ます。3Wは難しいですね。マットの上からは上がりません。
《KUNIさん(50代) ゴルフ歴27年,HDCP12,44m/s,ドロー系 メタボ・ゴルファー》
「逆球にならない」
フェードが逆球にならないので、思い切って振りきれます。３Wの飛距離は最強です。
《RYOJIさん(50代) ゴルフ歴40年,HDCP3,48m/s,フェード系 クラチャンは2位が最高。》
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Ai SMOKE シリーズのフェアウェイウッドの購入は、
【キャロウェイ 公式サイト】がお得です。
シャフトは・レフティは
標準シャフトは２種類。レフティモデル(左利き用)は受注生産になります。
【標準シャフト】
- TENSEI 60 for Callaway(S, SR, R) 中調子
- SPEEDER NX BLACK 60 (S) 先中調子
オリジナルカーボンシャフトの印象は、
オリジナルカーボンシャフトの TENSEI 60 for Callaway は、先が硬めで合わせやすい。操作性もいい。それほどハードでもない。打ちやすいシャフト。
(S)でドライバーのヘッドスピードが43〜46m/s、(SR)で40〜43m/sぐらい。
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オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- 強い弾道を打ちたい
- 左のミスを減らしたい
- ヘッドスピードは速い方
- 上級者
デメリットもあります
- 右のミスが多い人、球が上がりにくい人には向かない
- 少なくとも中級以上の腕は必要
- 非力なゴルファーには難しい
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キャロウェイのフェアウェイウッドを安く買う。
比較対象となるモデルは
PGAツアーで使用率が高いこの２モデルがよく似た性能です。
前作との違い・進化した点
- 前作(パラダイム ♦♦♦フェアウェイウッド)よりもミートしやすくなった
- より飛距離性能が上がった
- 7Wが追加になった
- 3+W(13.5°)が無くなった
商品情報(スペック)
| メーカー | Callaway Golf (キャロウェイ ゴルフ) |
| 商品名 | PARADYM Ai SMOKE ♦♦♦ FW (パラダイム Aiスモーク トリプル 3ダイヤモンド フェアウェイウッド) |
| [番手] ロフト/ライ角/体積/シャフト長 |
|
| フェース素材 / 構造 | マレージング鋼C300 / Ai スマートフェース / フォージド・フェースカップ |
| ボディ素材 | 17-4 ステンレススチール+トライアクシャル・カーボンクラウン+スクリューウェイト約7g |
| シャフト/価格 | [A] TENSEI 60 for Callaway(S, SR) 中調子 /¥60,500(税込) [B] SPEEDER NX BLACK 60 (S) 先中調子 /¥80,300(税込) |
| グリップ | [A]シャフト装着：LAMIKIN ST +2 HYBRID CALIBRATE バックライン有り 約45g,口径60(5720314) [B]シャフト装着：GOLF PRIDE VDR ブラック/ネイビー バックライン有り 約50g,口径60(5720231) |
まとめ
キャロウェイ パラダイム Aiスモーク♦♦♦フェアウェイウッドの試打データと実際の体験をもとに、その評価をレビューしました。
平均以上のパワーがあれば、ぶっ飛んでくれます。方向性もいい。コンタクトしやすくて意外に難しさは感じません。
風に影響されにくい鋭い弾道。左のミスを消しながら、低いフェードで攻めることができる。
ロングホールの組み立てが変わるかも。
ヘッドスピードが速めの上級者におすすめです。
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