プロギア RSユーティリティ(2018)を試打しました。
ミスらしいミスが出ません。スコアメイクが楽になりそうです。
オフセンターでも飛距離がロスしないから、ほとんど同じような弾道になります。
上げて下ろすだけでまっすぐ飛んじゃう感じ。
低重心でよく拾ってくれるし、引っ掛けのミスが出にくい。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
RS ユーティリティ
/2018年発売モデル
【番手 (ロフト) / シャフト】
・4UT (22°) / Diamana for PRGR S(M-43)
・5UT (25°) / スペックスチールⅢ Ver.2 S(M-43)
番手バリエーション
番手バリエーションは、3番(19°)、4番(22°)、5番(25°) の3種類ある。
ロフト角とライ角を調節するカチャカチャは付いていません。
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RSユーティリティ(2018)の評価
【構えやすさ】
構えると、RSシリーズならではの「Wクラウン」がはっきりと確認できる。
クラウン部分のフェース寄りにある「Wクラウン」この傾斜のおかげでターゲットラインにスクエアに合わせやすい。
ユーティリティとしては大きめのヘッドで、少しだけセミグースの顔が、つかまりそうな安心感があり、とっても構えやすい。
【飛距離】
肉薄フェースとWクラウン構造が大きな反発性能を発揮して、オフセンターでもしっかりと距離を保証してくれる。
【弾道】
力強い中弾道で吹け上がらない。フェード系の弾道が打ちやすい。
【つかまり】
ややヘッドが返りにくい。
オリジナルカーボンシャフトがよくつかまる動きをするので、ちょうどいいつかまり感になる。
スチールシャフトで打つと、インパクトでフェースがブロックされてなかなかターンしてくれません。
【打感】
少し硬めの感触。分厚い打感じゃないので、芯を食った満足度は少ない。
【操作性】
フェードやスライスはいつでも打てるし、低い球も打ちやすい。少し右足寄りに置いて、ショートアイアンでライン出しをするようにコンパクトに打ち込んでみると、ピンを刺すように正確なショットが打てる。ただし、ウエイトバランスが軽く感じるので、タメが作りにくいのが気になる。
【やさしさ】
オフセンターでも飛距離がロスしないから、ほとんど同じような弾道になります。
上げて下ろすだけでまっすぐ飛んじゃう感じ。低重心でよく拾ってくれるし、引っ掛けのミスが出にくい。
シャフトは
シャフトはカーボンの「Diamana for PRGR(S),(SR),(R)」と軽量スチールの「スペックスチールⅢ Ver.2(S),(SR)」が標準仕様です。
カーボンシャフトは、よく拾ってくれるし、とにかく振り抜きやすい。
しなりを感じながらゆったりと振ると、しっかりつかまえてくれる。暴れないから方向が定まるし、タイミングがブレにくい。
(S)で42〜44m/s、(SR)で39〜41m/s ぐらい。
このRSシリーズ(2018)専用のディアマナは、素晴らしい。
スチールシャフトは、よくしなって、よく走ってくれる。コンパクトに振り抜きたいならこちらの方が安定する。
(S)で42〜45m/s、(SR)で39〜41m/s ぐらい。パワーヒッターには少し物足らないかも。
オススメしたいゴルファーは
・安定した距離を打ちたい。
・球の高さを抑えたい。
・左のミスを減らしたい。
・ある程度フォームが固まっている。
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まとめ
プロギア RS ユーティリティ(2018)は、よく拾って、大ミスにならない。特にカーボンとの組み合わせがいい。
・強い弾道
・よく拾う
・方向がブレにくい
・ミスに強い
・合わせやすいカーボンシャフト
ユーティリティの歴史があるプロギア。やっぱり安定した物作りを感じる。
飛距離 9
やさしさ 9
弾道の高さ 8
つかまり 8
構えやすさ 9
操作性 8
打感 8