RYOMAアイアン を試打しました。
アベレージゴルファーがミスに強いアイアンを求めるなら、これは最高の選択肢。
アスリートが、シニアになって楽なアイアンに変えるならこれがオススメ。
一生モノとして使いたいアイアンです。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
試打クラブ
/2018年10月発売モデル
【番手(ロフト)】
・7番(29度)
【シャフト】
・Tour AD RYOMA IRON (R),(SR)
↓こちらも参考にして下さい。
2019やさしいアイアン・ランキング/全ゴルファーにおすすめ7選
番手バリエーションは8種類。(5番〜9番、PW、AW、SW)
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RYOMAアイアンの評価
【構えやすさ】
厚めのトップライン、セミグースネック、ラージフェース、やさしさを予感させる設計。アベレージゴルファー向けのスタンダードな顔といった印象。安心して構えられる。
ロフトはセミストロング、シャフト長は標準的な長さ。飛び系アイアンの仕様ではないですね。
【飛距離】
飛ばないわけじゃないけど、ぶっ飛びアイアンとはちょっとキャラが違う。飛びすぎてグリーンオーバーするようなミスにはならないかも。
オフセンターでの飛距離のロスが小さい。平均的によく飛ぶので飛距離の絶対的な安定感があります。
【弾道】
スピン量は少なめだが、打ち出し角が高くて、高さで止めることができる。薄めにヒットしてもよく上がってくれます。サイドスピンが極端に少なかった。アゲンストで流されない球が打ちやすい。
【つかまり】
フェースローテーションは控えめだが、インパクトでフェースがたわんでパクッと喰いついてくれる感じ。その動きがブレないから、開いたり閉じたりのバラツキがない。引っかからないし、柔らかめのシャフトを選べばコスリもない。ちょっと不思議な安定感があります。
【打感】
一般的なチタンフェースの打感とは全然違います。”たわみ”が感じられ、ホールド感もあり、好感触。フェースのどこでヒットしたか、ちゃんと情報が伝わってきます。よくぞここまでの打感に仕上げたものだと感心しました。
【操作性】
直進性がめっちゃいいのでドローとフェードの出し入れが難しかった。ただし、距離のコントロールはやりやすいので、アスリートにも使えそうな印象。
【やさしさ】
スイートエリアが広い。打点がブレてもミスになりません。その広さがハンパない感じがする。ほぼ、同じエリアに着弾します。低重心という表現では物足らないくらいによく拾うし、方向がのブレがほとんどない。グリーンに乗る確率が格段に上がるでしょう。
アベレージゴルファーがミスに強いアイアンを求めるなら、これは最高の選択肢になる。また、バリバリのアスリートが、シニアになって楽なアイアンに変えるならこれがオススメ。価格は高いが一生モノとして使いたくなるアイアンです。
普段より少し軽くて柔らかめのシャフトで、楽に打ってください。
シャフトは
カスタムで様々なシャフトに対応しているが、専用のカーボンシャフトが素晴らしい。
・Tour AD RYOMA IRON
このシャフトはグニャグニャせず、よく捕まって振り抜きやすい。ヘッドの挙動が感じられて合わせやすい。これならスチールシャフトからカーボンに違和感なく切り替えられます。
N.S.PRO 950GH(S)のユーザーなら、(R)シャフトでちょうどいい感じがした。かなりしっかりしたシャフトです。
おすすめしたいゴルファーは
- 安定した飛距離が欲しい。
- 払い打ちするタイプ。
- 打感は妥協したくない。
- ミスに強いアイアンが欲しい。
まとめ
リョーマ アイアン は、あらゆるゴルファーを満足させる究極のやさしさがある。一生モノとして使いたくなるアイアンです。
・打ちやすい
・高弾道
・よくつかまる
・よく拾う
・平均的によく飛ぶ
・ミスに強い
・やさしい
アベレージゴルファーもアスリートも、終(つい)のアイアンを選ぶならコレかも。素晴らしい。
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飛距離 9
やさしさ 10
弾道の高さ 9.5
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 7.5
打感 9